「山本山」黄金色の田と真っ白なソバ畑のパッチワークが美しい絶景スポット

| 撮影:五島 健司

小千谷市にある標高336mの山で、山頂からは越後の山々・信濃川・越後平野を見渡すことができる。秋には黄金の田と白いソバ畑が創り出すパッチワークのような風景を見ることができる。

「山本山」の写真ギャラリー

山本山の概要

山本山は新潟県小千谷市の信濃川沿いにあります。標高336mほどの小さな山で、山頂は公園になっており蛇行する信濃川や田畑などを俯瞰することができます。

眼下に広がる田園は池ヶ原地区で、ここには「はさ木」と言う人気の被写体があります。

山本山から見る田畑は パッチワークのように見えるのが特徴です。稲穂が実り黄金色に輝く田んぼ、稲が刈り取られた田んぼ、真っ白い花が咲く蕎麦畑が入り乱れ、見事なパッチワーク風景を作り上げています。

まるで北海道・美瑛の広大な畑のような風景を新潟でも見ることができます。

山本山へのアクセス

山本山は国道117号と関越自動車道が交差する付近から山を登っていきます。山頂まで自動車で行くことができます。

国道と高速道路が交わる位置は越後川口ICとなっており、高速道路を使ってのアクセスも便利です。

山本山へは東側・西側のどちらからでもアクセスすることができます。

[西側ルート]
関越自動車道・越後川口ICから西方向へ。新山本山調整池方向に進み、途中で左折し山本山山頂へ。

[東側ルート]
池ケ原の稲架木(はさぎ)のある池ヶ原地区の北側から山本山山頂へ。

どちらのルートとも細い道は1〜1.5kmほどの区間になります。

山本山 俯瞰撮影ポイントの様子

まず、撮影ポイントから紹介します。

山本山山頂の駐車場から少し西側に行くと、道路横に少し広くなったスペースがあります。ここがパッチワーク田畑の撮影ポイントになります。

ベンチが2つ置かれており、ここから眺望を楽しむことができます。


草木が伸びていますが、三脚を立てて望遠レンズで撮影すればそれほど邪魔にはなりません。

山本山 山頂の施設紹介

「山本山・山頂休憩所」

山頂には休憩所、コンクリート製の展望所、大きな駐車場などがあります。

三階建の展望台も設置されており、全方向のパノラマが広がります。奥只見の山々・魚沼三山のビューも楽しめます。

「トイレ」

100台以上駐車できる巨大な駐車場。トイレも併設されています。

パッチワークの俯瞰

水の張られた春

ここの風景の一番人気は秋だと思いますが、田植え前に水が張られる春の風景もオススメです。

撮影:五島 健司

区画によって縦長、横長の田が並んでおり、それぞれの模様を楽しむことができます。


撮影:五島 健司

ここの田んぼの特徴は区画ごとに同じ大きさの田が美しく並んでいるところだと思います。

秋の山本山からの眺望

全体像がわかるようにワイドに撮影しました。

撮影:五島 健司

手前に横長の田畑が並び、その奥、左側が横長の田畑、右側が縦長の田畑になっています。

秋は蕎麦畑と黄金の田が複雑に入り乱れ、パッチワークの絶景が出現します。奥には街も見えます。

池ヶ原の「はさ木」

池ヶ原地区にある稲架木(はさぎ)。
テレビコマーシャルなどでも使われ、このエリアのシンボル的存在にもなっています。

撮影:五島 健司

稲架木(はさぎ)とは稲架を掛けるための支柱や横木のことをいい、昔は稲を乾燥させるのに使われました。木の下側の枝は切りおとされ、独特の形状をしています。

越後平野の風景のシンボルとも言えるこの木。現代ではあまり使われる事が無く、ここのはさ木も歴史の保存的意味合いが強いようです。

写真としては冬が人気となっており、インスタ映えスポットとしても知名度が上がってきています。


山本山 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称山本山
ふりがなやまもとやま
郵便番号947-0012
住所新潟県小千谷市大字山本
駐車場有 / 無料 : 50台以上
トイレ

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