「新宮熊野神社 長床」国の重要文化財と樹齢800年の大銀杏のコラボレーション

| 撮影:五島 健司

福島県喜多方市にある神社で熊野三山(本宮・新宮・那智)を祀っている。国の重要文化財「熊野神社長床」が有名で、その前にある高さ30mの大銀杏は喜多方市の天然記念物に指定されている。

「新宮熊野神社 長床」の写真ギャラリー

新宮熊野神社 長床の基本情報

熊野神社長床は修験者の修行に使われた道場と言われています。壁や扉が無く、44本の円柱が約3mほどの距離で並ぶ壮大な建築物です。

神社の神木となっている大イチョウは樹齢約800年と言われる巨木で、秋には長床の前に黄金の絨毯が現れます。
紅葉は例年11月中旬から11月下旬です。11月には期間限定のライトアップが行われます。

拝観時間:午前8時30分〜午後5時
拝観料金:大人300円

新宮熊野神社の大イチョウについて

イチョウは、かつて中国から日本に渡来したとされ、この大イチョウは神社創設の際に植えられたものであると口伝されている。

樹高は約37m、幹周りは約8mで、全国でも最大級のイチョウである。

樹齢は800年以上ともいわれ、当社の神木となっている。

かつては会津若松市からも見ることができたといわれるこの巨木は、熊野神社長床とともに、神社の景観を象徴するものとして、悠久の時を刻み続けている。
(以上、案内板より)

新宮熊野神社は平安時代の後期に創設され、国の重要文化財になっている長床は平安時代末期・鎌倉時代初期に建立されたと推測されています。

1611年に起きた会津地震で、本殿以外の建物は全て倒壊。その後に長床は再建されました。

撮影:五島 健司

イチョウの黄葉の見頃は例年11月中旬となっています。

落葉したイチョウの葉は片付けられることなく、長床の前は黄色い絨毯になります。この絨毯の大きさからも大イチョウの巨大さを感じることができますね。

最盛期には300余りの末社・寺院などが立ち並び、100人を超える神職がいたとされる新宮熊野神社。今は長床とイチョウが静かに時を見つめています。

「縦構図」

撮影:五島 健司

大イチョウは長床を正面に見て左側に立っています。

雨の時はしっとりとした写真になります。

「黄葉絨毯」

撮影:五島 健司

黄色い絨毯が画面の半分を埋めています。

真ん中の通路と長床の前は歩くことができます。大イチョウの下と真ん中の通路の右側には入ることができません。

「長床をフレームに」

撮影:五島 健司

長床の裏側から、長床越しに大イチョウを撮影することができます。

新宮熊野神社 大イチョウ ライトアップ

ライトアップは例年11月中旬から落葉までの期間、17:30〜19:30となっています。

撮影:五島 健司

神聖な雰囲気と歴史を感じる重厚感。

ライトアップされた大イチョウは特に幹の迫力が凄く、昼間より存在感が増したように感じます。

「ライトアップ縦構図」

撮影:五島 健司

大イチョウはあまりに巨大なため、近くからは横構図だと下の方しか写りません。縦構図にするとイチョウの大きさがわかるような写真になります。


新宮熊野神社 長床 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称新宮熊野神社 長床
ふりがなしんぐう くまのじんじゃ ながとこ
郵便番号966-0923
住所福島県喜多方市慶徳町新宮熊野2258
駐車場有 / 約50台
トイレ

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