「九品寺のしだれ桜」千体地蔵石仏群で知られる寺院。大きな江戸彼岸枝垂桜が見事

レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

奈良県御所市、葛城古道沿いにある寺院で石仏群で知られている。春には境内で大きなエドヒガン枝垂桜が花を咲かせる。

「九品寺のしだれ桜」の写真ギャラリー

九品寺と枝垂桜の概要

九品寺は奈良県御所市楢原にある浄土宗の寺院で、山号は山号は戒那山。境内と裏山には「千体石仏」と呼ばれる1,600体ほどの石仏が並んでいます。

御本尊である「阿弥陀如来坐像」は重要文化財に登録されています。寺院の創設はわかっていませんが、奈良時代に「行基」が開設したという言い伝えが有ります。

境内には大きな一本桜が立っており、春には見事な花を咲かせます。

秋には九品寺周辺の彼岸花が良く知られており、多くの観光客・写真愛好家が訪れます。
※彼岸花の撮影ポイントは九品寺の境内の中ではありません。

九品寺へのアクセス

九品寺はツツジで有名な「葛城山」の東麓に位置しています。近鉄御所線「近鉄御所駅」及び和歌山線「御所駅」の西側を通る県道30号から西側に少し入った場所にあります。

ページ下部に地図が表示されておりますので、そちらをご覧下さい。

九品寺の枝垂桜 撮影のポイント

[タイミング]
・見頃は3月下旬〜4月上旬

[光の条件]
・本堂側からは東向きに撮影(午後順光)
・北向き構図の撮影(日中順光)

[レンズ]
・標準レンズ、広角レンズ

九品寺の駐車場


道路から九品寺に向かっていくと境内手前の右奥に参拝者用駐車場があります。


駐車場にも大きな桜の木があります。


境内入口から見た本堂。創建は古い寺院ですが、建物などは新しく綺麗な寺院になっていました。

「本堂」

こちらが本堂です。瓦は比較的新しい感じがしますが、本堂の柱は歴史を感じるものになっていました。
今回は撮影しませんでしたが、この寺院は「石仏」が有名です。紅葉や晩秋の時期が人気があります。

九品寺のしだれ桜


本堂の手前を右に曲がると九品寺のしだれ桜があります。広い庭園の真ん中、センターステージに立っているような見事な枝垂桜です。


左側は石垣と白壁になっています。桜の根元は柵で囲ってありますが、桜の周りは一周することができるようになっていました。


桜はかなり巨大なので近くから撮影すると標準レンズでは画角が不足します。九品寺の枝垂桜を撮影に行くときは広角レンズを持っていくことをお勧めします。


この日は青空も見えましたが、雲が多い日でした。撮影を開始した頃は雲が多かったですが、しばらく待っていると青空が広がってきました。


レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

こちらは奥側から撮影した写真です。右側に石垣や塀、本堂の屋根が入り、寺院の枝垂桜の雰囲気が良く出ます。奥側からの構図もオススメです。

一段高い場所から撮影


石垣と壁の間は歩くことができるようになっています。ここからは桜を高い位置から見ることができますよ。


レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

桜に限らず、写真は少し高さを変えただけで雰囲気がかなり変わります。ここから見ると高い脚立に登って撮影したような写真になります。

先程までの桜の写真とは違い、庭園の中に浮かんでいるような感じの写真になりました。

ここから見る九品寺のシダレザクラの樹形は本当に美しくうっとりします。とても上品な感じのする桜ですね。


レンズ焦点距離 : 25mm(APS-C : 17mm)

桜の部分を大きくした構図です。雲が多く、なかなか青空と雲のバランスが良くならず撮影は苦労しました。なんとか良い感じで撮影することができました。

迫ってくるような迫力のある桜写真になりました。


九品寺のしだれ桜 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称九品寺のしだれ桜
ふりがなくほんじのしだれざくら
郵便番号639-2313
住所奈良県御所市大字楢原1188
駐車場有 / 無料 : 参拝者用駐車場有り
トイレ

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