「石舞台古墳」蘇我馬子の墓とされる国の特別史跡は桜も美しい

| 撮影:五島 健司

奈良県明日香村にある石舞台古墳は蘇我馬子の墓と言われ、国の特別史跡に指定されている。総重量2,300トンにも達する石室が見事。

「石舞台古墳」の写真ギャラリー

石舞台古墳の概要

奈良県明日香村にある石舞台古墳は古墳時代後期の古墳で、国の特別史跡に指定されています。

埋葬者は蘇我馬子という説が強く、日本最大級の横穴式石室を持つ古墳となっています。この古墳の建造は7世紀はじめと言われており、古くは土で覆われていました。現在は土が無くなり、巨大な石室が露出しています。その形状から「石舞台」という呼び名が付き、現在もその名称で親しまれています。

石室の周囲は芝生になっており、春には桜や桃が咲き競い、秋は彼岸花を見ることができます。

周辺は公園になっており、多目的休憩所「あすか風舞台」、駐車場、トイレなどの設備が充実しています。

石舞台古墳 撮影のポイント

[光の条件]
・北側に石舞台展望台があり、そちらからは日中逆光
・有料で敷地内に入ると西向き・東向きどちらでも撮影可能

[レンズ]
・標準レンズ

石舞台古墳へのアクセス・駐車場・トイレ情報

橿原市の近鉄吉野線「岡寺駅」付近から県道155号で東方向へ。3kmほどで石舞台古墳に到着します。県道155号に隣接しているのでわかりやすい場所になっています。

石舞台古墳駐車場

石舞台古墳手前の左側に駐車場があります。

駐車台数は12台程度です。その少し手前には農村レストラン夢市茶屋・明日香の夢市などの施設があり、そこには100台規模の大駐車場があります。レンタサイクルなどもあり、明日香の観光の拠点となっている場所でもあります。

「案内板」

蘇我馬子の墓との説がある石舞台古墳、その東に設けられた展望台からは、なだらかな棚田地形の中に築造された国内最大級の方墳跡を一望できます。また、隣接する祝戸地区には、大和三山を背景に広がる飛鳥古京を望める展望台や、奥飛鳥の見事な棚田風景を一望できる展望台が設けられ、飛鳥有数の展望スポットとなっています。

石舞台地区から奥飛鳥方面には、馬子の父の墓との説がある都塚古墳、中大兄皇子に縁があると考えられる飛鳥稲淵宮殿跡、また、子孫繁栄や農耕信仰に関係するマラ石などがあり、飛鳥の歴史文化に親しむことができます。
(以上、案内板より)

石舞台展望台

石舞台古墳の北側には展望台があります。

県道155号の横から階段を登ります。


道路を挟んで石舞台古墳を一望することができます。桜の時期は古墳の周囲は桜が咲き誇り、美しい春景色を満喫することができます。

「石舞台古墳」

芝生の広場と石舞台古墳です。展望台から撮影するとこのような感じで写ります。しっかりと撮影するのであれば、有料にはなりますが、中に入って撮影した方が良いでしょう。

入場料は一般300円となっています。

「石舞台古墳の桜」

石舞台古墳の周辺にはソメイヨシノが花を咲かせており、桜撮影も楽しむことができます。

「菜の花と桜」

展望台周辺には菜の花も咲いており、春風景を楽しむことができました。

石舞台古墳の写真


撮影:五島 健司

石舞台古墳の石室を主体に撮影。歴史を感じながらこの巨大な石と向き合って見るのも良いでしょう。

「春の石舞台古墳」

撮影:五島 健司

石舞台古墳を縦向きに撮影すると背後が桜になります。背景が杉林になっており、桜がより美しく見えます。

「桜のライトアップ」

撮影:五島 健司

桜の見頃にはライトアップが開催されています。夜の闇に浮かび上がる美しい桜、その中央で荘厳なオーラーを放つ石舞台。


撮影:五島 健司

こちらは石室を横方向から撮影。

石舞台古墳 雪景色


撮影:五島 健司

雪が降った時は、白い世界に静かに佇む石室の写真を撮ることができます。


撮影:五島 健司

芝生が雪に隠れ銀世界になっていました。

「石舞台古墳入口」

こちらが石舞台古墳の入場口です。営業時間中はここで入場料を支払うと中に入ることができます。


石舞台古墳 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称石舞台古墳
ふりがないしぶたいこふん
住所奈良県明日香村島庄
駐車場有 / 無料 : 100台以上
トイレ

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