「藤原宮跡」春夏秋と菜の花やコスモスが見事な花スポット

| 撮影:五島 健司

奈良県橿原市と明日香村にまたがる飛鳥時代の都城。現在は公園となっており菜の花・コスモスなどスケールの大きな花畑が見事。

「藤原宮跡」の写真ギャラリー

藤原宮跡の概要

藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)は奈良県橿原市と明日香村にまたがる飛鳥時代の都城で、平城京に遷都されるまで日本の首都でした。日本書紀にも藤原京の名前が出てきます。

藤原京は694年から710年まで都城制として初めての都となりました。藤原京の規模は広大で南西・南北方向にそれぞれ約5kmほどになっています。

現在では季節に応じて様々な花が植えられ、花の名所として親しまれています。大和三山の眺めも良く、サンライズ・サンセットスポットとしても知られています。

春ゾーン:25,000平方メートルに菜の花
夏ゾーン:7,000平方メートルにキバナコスモス
秋ゾーン:30,000平方メートルに300万本のコスモス
蓮ゾーン:11種類の蓮

開花状況は下記のサイトで見ることができます。
かしはら探訪ナビ 藤原宮跡5つの花ゾーン開花状況

藤原宮跡の周辺には奈良文化財研究所藤原宮跡資料室、橿原市藤原京資料室など歴史を学べる施設も充実しています。

藤原宮跡 撮影のポイント

[タイミング]
・桜と菜の花の見頃は例年4月上旬
・夏はキバナコスモス、秋はコスモスが咲き乱れる
(開花状況は上記の開花情報サイトを参照)

[光の条件]
・菜の花と桜は醍醐池の北側にあり一日を通して撮影可能
・様々な方向から撮影可能

[レンズ]
・標準レンズ、望遠レンズ

藤原宮跡へのアクセス

近鉄大阪線・近鉄橿原線の交わる「大和八木駅」の400m東を南北に通る国道165号を南下。桜井線(万葉まほろば線)を越え、「縄手町」の交差点を左折。道なりに進むと左側に醍醐池、右側に駐車場があります。

藤原宮跡の駐車場


醍醐池の反対側に大きな駐車場があります。下は土になっているので砂埃が強いです。


駐車場から南方向を見ると広大な土地が広がっています。

「藤原宮跡花園のご案内」

菜の花と桜(春ゾーン)の地図がありました。道路の反対側の醍醐池の奥が春ゾーンになっています。


藤原宮後には古代の建物の柱のようなモニュメントがところどころにありました。

藤原宮跡 春ゾーンへ


醍醐池の東側に通路があります。ガードレールが切れているのでそこから奥へと進んでいきます。

醍醐池


こちらが醍醐池です。人工の池で周囲が桜並木になっています。

春ゾーン(菜の花と桜)


醍醐池の北側には一面菜の花が植えられており、黄色い絨毯が広がっています。青空と黄色、そしてピンクのコントラストがフォトジェニックです。

日中に訪れましたが、家族連れが多く、地域の人々の憩いの場になっていました。

藤原宮跡は大和三山など、周囲の山を良く見渡すことができるので、サンライズ・サンセットの撮影に適しています。夕焼けに染まる菜の花畑も綺麗です。


菜の花畑を囲むように桜並木があります。春ゾーンに入ると左側と奥側に桜があります。
写真のような構図にすると桜に囲まれている菜の花畑になりますよ。


日中は人が多いので、早朝や夕暮れ時などの撮影が良いと思います。


藤原宮跡 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称藤原宮跡
ふりがなふじわらきゅうせき
郵便番号634-0072
住所奈良県橿原市醍醐町
駐車場有 / 無料 : 100台以上
トイレ

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