「満願寺の八講桜」寺跡の斜面に立つ樹齢約300年の美しい枝垂桜

レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

奈良県桜井市の満願寺の西斜面に立つ樹齢約300年のシダレザクラで山里の雰囲気と竹林が美しい。

「満願寺の八講桜」の写真ギャラリー


道路沿いに「八講桜駐車場」の案内板が立っています。この写真の手前(撮影している場所)は砂利の駐車場になっており、10台ほどの駐車スペースがあります。

周囲にトイレはありません。


駐車場に車を置いて、周囲を見回してみましたが、なかなか桜を見つけることができませんでした。駐車場の左右や奥側を見てみましたが、寺らしき建物も桜も見当たらず。

駐車場の案内板があるのですが、桜がどこにあるかの案内が無いので困りました。
ふと、道路の逆側を見ると丘の上に枝垂桜が見えました。

八講桜


レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

道路側から桜を撮影すると桜は南東方向、どちらかというと東向きとなります。午後の方が順光で撮影することができます。
桜の木の下には建物があります。これは寺ではなく、集会場になっています。昔はここに寺があったのでしょう。

斜面から斜めに飛び出している幹ですが、樹形は美しく力強さを感じます。左側と右奥に竹林があり、寺跡の雰囲気がありますね。

八講桜のある高台へ


駐車場の前の道路を渡り少し奥に歩くと桜へと続く道があります。
この写真の奥まで歩き、左上に登って行きます。


結構な急斜面になっています。
一気に高台の上に出ます。


道の途中から八講桜を撮影しました。
左側の建物が集会場になります。


根元近くに来ました。
急斜面にすごい角度で立っています。右側に支柱があります。支柱が無いと倒れてしまうでしょうね。
このような厳しい場所にあった桜だから今まで残っているのか?その生命力に感動します。


今回は満開のタイミングではありませんでした。
この枝垂桜は花が小さくとても繊細な感じがします。

「案内板」

シダレザクラ(市指定文化財)

満願寺西側の斜面の肩にあり、樹高約25m、1.3mのところで幹周りは3.94mあって、地上4mのところで3本の支幹にわかれ、枝は約5mに渡り広がっている。

多武峯談山神社の元に、八講祭を行う寺院にシダレザクラを植えたとの言い伝えがあるので、樹齢は約300年を数えることになる。四月の上旬に満開となる。

(以上、案内板より)


高台から山里を見下ろし、田舎の春を満喫しました。


背景に竹林が入るので、枝先を主役にした写真も撮れます。


満願寺の八講桜 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称満願寺の八講桜
ふりがなまんがんじのはっこうざくら
郵便番号633-0035
住所奈良県桜井市大字今井谷274
駐車場有 / 無料:10台
トイレ

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