「銚子の滝」大きな滝つぼと柱状節理が美しい落差20mの滝
秋田県鹿角市のある落差20mの滝。江戸時代に紀行家の菅江真澄が訪れたことで知られています。
「銚子の滝」の写真ギャラリー
銚子の滝の概要
銚子の滝は秋田県鹿角市、十和田湖の南側にある滝です。大湯温泉から大湯川の上流に向かって行くと幾つもの滝があり、このエリアは滝が多いことでも知られています。
銚子の滝は昔、滝の上部が銚子口の形をしていたそうですが、経年の侵食・崩落によって現在では形が変わってしまっているそうです。
滝の高さは20mほどで、その時の水量によって流れの形が変化するのが魅力的な滝です。
銚子滝へのアクセス
鹿角市方面からは国道103号を北上し、十和田湖方面へ向かいます。
大湯温泉から7kmほどのところで、国道103号と国道104号に分かれる二股分岐があります。
そこを右に進み国道104号に入ります。するとすぐに左側に入る細い道があるのでそこを入っていきます。道は小さな川沿いの砂利道になります。途中左側に錦見の滝もありますよ。
銚子の滝(銚子発電所)まで500mほどです。
マップはページ下部に表示してありますので、そちらをご覧ください。
銚子の滝 撮影のアドバイス
[光の条件]
撮影ポイントから滝は南東方向になります。日中は逆光になりやすく、どちらかというと午後遅くの方が撮影に向いています。滝の左右どちらかが影になったり、逆光になったりするので、光が偏らないようにするには早朝・夕暮れ時などの撮影が良いと思います。
[レンズ]
レンズは標準レンズがオススメです。滝に近いところから撮れるので望遠はいらないでしょう。
[その他]
水しぶきが凄いので、タオルなどの水滴を拭くものを持っていきましょう。
日中は光が強いのでND8,ND100などを持っていくと撮影の幅が広がります。
銚子の滝は銚子発電所の横にある
銚子の滝は発電所の横にあり、発電所の横の広場から眺めることができます。
この広場までは車で行くことができるというお気軽滝です。
この発電所は「秋田県の電気発祥地」になっています。
「発電所の様子」
滝はこの右側にあります。
発電所の建物と、山の上に登っていく階段のようなものが見えます。
小さな発電所という感じでした。
銚子の滝
いよいよ銚子の滝とご対面。
広場からはこのように見えます。
右側に案内板と、上部に電線があるので、これを避けて撮影となります。
滝つぼの淵まで行くことができるので、人工物はうまく避けることができますよ。あまり滝の近くに行くと水しぶきが凄いので、ほどほどのところが良いです。
こちらの写真は午後2時45分の撮影です。
太陽は西(写真右側)にあるので、滝が陰ってしまっています。滝の方角的に日中の撮影は難しいところがありますね。
「陰った時がチャンス」
太陽の光が強いと、上記の写真のように影が出てしまうので、少し曇った時がチャンスです。
光が弱い間にシャッターを切りました。これくらいの光の条件だと、撮影後レッタッチするときに暗い部分を明るくする処理をすれば、良い感じの写真に仕上がります。
「滝虹」
水しぶきが凄い滝なので、虹も見ることができます。光が強いときに虹が出るので、滝は影になってしまいました。
午後3時頃だと、滝の左側に虹が出ます。
「秋の銚子の滝」
正面から右側に移動して撮影しました。
滝の前は広いスペースになっているので、かなり右側に行くことができます。
斜めから撮影しても形の良い滝なので、正面・右側の2構図が楽しめます。
岩の上の紅葉が赤とオレンジで美しいです。
銚子の滝 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
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名称 | 銚子の滝 |
ふりがな | ちょうしのたき |
住所 | 秋田県鹿角市中滝 |
駐車場 | 有 / 無料:10台程度 |
トイレ | 無 |