「七滝」道の駅から見える日本の滝百選。7段の美しい流れを満喫
秋田県鹿角郡小坂町にある滝。落差60m。日本の滝百選に選定されている。
「七滝」の写真ギャラリー
七滝の基本情報
この滝は大館十和田湖線(通称:樹海ライン)の「道の駅こさか七滝」の向かい側にあります。
日本の滝百選の滝がお手軽に見れるスポットです。
七段になっていることから、「七滝」の名が付けられました。
七滝とは
「七滝」は秋田県小坂町にある滝で、「日本の滝百選」のひとつに選定されています。
秋田県道2号(大館十和田湖線)沿いの道の駅「こさか七滝」の向かいにあり、道の駅から徒歩0分という、日本の滝百選の中でもアクセスがとても楽な滝です。
滝の周辺は広い公園になっており、滝つぼの前には橋が架けられ、簡単に滝に近づくことができます。
滝壺付近には七滝神社があります。
七滝は十和田湖へ行く途中にあるので、通るときは立ち寄ってみると良いでしょう。
七滝へのアクセス・駐車場
東北自動車道「小坂IC」付近から県道2号を東へ進みます。
小坂は昔「小坂鉱山」として栄えた町で、現在でも「小坂鉱山事務所」「康楽館」「旧聖園マリア園 天使館」「小坂鉄道レールパーク」などの歴史的建造物を見ることができます。
これらは十和田湖の撮影で天候が悪いときなど、建築物撮影を楽しむことができます。
「小坂IC」から東へ7kmほど行ったところの左側に道の駅「こさか七滝」がありますので、そこに車を停めます。
七滝と道の駅
道路から見える七滝
「県道2号から見える七滝」
この写真は「道の駅 こさか七滝」から撮影しています。
道路からも滝が見えてしまいます。
道の駅 こさか七滝
「日本の滝百選 七滝」と書かれた大きな案内板があります。
「道の駅」
「道の駅 こさか七滝」は東北自動車道から十和田湖へ向かう最短ルートである県道2号 大館十和田湖線上にあります。小坂ICから8km、十和田湖の入口の発荷峠(はっかとうげ)までは12kmで、小坂と十和田湖の中間地点になっています。
レストラン『滝の茶屋 孫左衞門』、桃豚加工直売所「まんまランド」、ハートランドマーケットなどの施設があります。
七滝
さて、道の駅から道路を渡って、七滝へ向かってみましょう。
芝生の広場の真ん中に道があり、奥には七滝、その手前には水車小屋と橋があります。
この日は雨模様で十和田湖の撮影ができず、七滝と小坂の建物の撮影をすることにしました。
雨に濡れた紅葉がしっとりとして綺麗でした。
「菅江真澄の道・七滝」
江戸時代の紀行家 すガエ直角(1754-1829)は、文化4年(1807年)に十和田湖などを目的地として鹿角地方を旅し、「十曲湖」という著作にまとめました。
十和田湖へ向かう途中(8月20日)に七滝に立ち寄った真澄は、二首の短歌とスケッチを、この著作の中に残しています。
(以上、案内板より)
「真っ赤な紅葉と七滝」
広場にあった真っ赤な紅葉。
七滝を入れて撮影しました。
オレンジと黄緑の色彩が美しかったので撮影。
枝と枝の間に滝がくるように左右に動きながら構図を決めました。
七滝は7つの滝で構成され、全部で60mの落差があります。
この写真で見えるのはごく一部ですが、滝が大きいので存在感がありますね。
「水車小屋」
橋の入口には水車小屋があります。
紅葉と雨の組み合わせだったので、静かな秋の雰囲気の写真になりました。
見える部分だけでも三段になっていますね。段瀑ならではの美しさがあります。
「広場と滝」
橋の前はこのような感じになっています。
左側に橋、手前には横に小さな川が流れています。
前の写真はこの写真の人が写っている辺りで撮影しました。
「橋と紅葉」
橋の先にも美しい紅葉が。
ここは公園として整備されているので、ポイントとなる木が点在しています。それがとても良い感じです。
「七滝神社」
橋の入口(左側)には鳥居があり、階段を登ると神社になっています。
「滝つぼへ」
橋を渡って右奥に進むと、滝つぼまで行くことができます。
写真の赤いラインを進みます。
今回は雨が強かったので、滝つぼまでは行きませんでした。
「川の様子」
七滝は七滝沢から荒川川(あらかわがわ)へと注いでいます。
「七滝全景」
撮影日は雨天で観光客がたまに来る程度でした。
滝付近に人がいなくなったので、滝と水車を入れて撮影しました。
撮影お役立ち情報
[周辺の観光]
この地域には「十和田湖」「奥入瀬渓谷」「小坂鉱山事務所」などの観光スポットがあります。
関連・おすすめ記事
七滝 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 七滝 |
ふりがな | ななたき |
住所 | 秋田県小坂町藤原 |
駐車場 | 有 / 無料:道の駅こさか七滝を利用 |
トイレ | 有 |