絶景!青森県のおすすめ紅葉撮影スポット10選

Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

本州で最も北に位置する青森県。八甲田・十和田エリアは全国的にも紅葉・観光エリアとして知名度が高くなっています。近年では蔦沼の朝焼けが絶景として多くのメディアに取り上げられ大人気ですね。
青森県の紅葉スポットの中から特にオススメの10選をお届けします。

城ヶ倉大橋

[ 城ヶ倉大橋紅葉 ]  紅葉がピークになった城ヶ倉大橋。上路式アーチ橋としては日本一の規模を誇る、八甲田を代表するビュースポット。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

青森県で最も人気の高い紅葉スポットのひとつである「城ヶ倉大橋」は十和田八幡平国立公園の中にあります。

平成7年10月にオープンしたこの橋は、強酸性の水と険しい断崖で知られる城ヶ倉渓流をの上に架けられており、全長は360m、上路式アーチ橋ではアーチ支間長が255mと日本一の長さで、谷底までは122mの高さとなっています。

その日本一の巨大なアーチ橋も小さく見えてしまうほど周囲は広大な風景で、この橋からは日本百名山の八甲田連峰・岩木山などを見渡すことができます。橋の上からの眺めは圧巻の一言。

ブナ、ダケカンバ、カエデ、ナラなどの広葉樹の植生が豊かで、全山紅葉という言葉がよく似合います。

橋の前後には駐車場・トイレなどが整備されていて、橋の両側には歩道が設けられています。大パノラマの眺望や120m下の峡谷を見下ろすなど絶景とスリルの両方を楽しめる橋になっています。

紅葉は例年10月中旬~下旬です。

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蔦沼

[ 赤の世界 ]  朝陽が当たると対岸のブナ林が真っ赤に。無風状態だったので、地上と水面の区別が無くなるほどのシンメトリーになりました。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

静寂な沼に朝日が差し込むとブナ林が真っ赤に染まり水鏡に映り込む。そんな特別な風景は近年「絶景スポット」としてポスター・雑誌などでも数多く取り上げられ、全国的に紅葉スポットとして知られるようになりました。

奥入瀬エリアに位置する蔦沼(つたぬま)は、「蔦七沼」と呼ばれる湖沼群のひとつで最大規模を誇ります。周辺は一面のブナ林で紅葉時期には黄金色に輝き、そこに朝日が当たると燃えるような赤の世界が現れるのです。

八甲田山と十和田湖の中間ほどに位置する蔦沼の紅葉は、例年10月中旬~下旬。

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十和田湖

[ 紅葉半島 ]  十和田湖に突き出した半島は紅葉の衣装を纏ったように美しく、湖面はどこまでも深いブルー。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

ブルーの湖面を囲む赤・黄・オレンジの紅葉。十和田湖周辺はブナが多く、特に黄色の紅葉が美しいエリアになっています。その中にカエデやナナカマドの赤が映え、緑の松が加わり、絵に書いたような紅葉絶景が広がっています。

十和田湖は面積が日本12位、最大深水は326.8mで第3位と、日本を代表する規模の湖です。十和田湖は火山活動によって造られた二重カルデラ湖になっています。

外輪山には複数の展望台があり、十和田湖を一望できるようになっています。紅葉の眺望でオススメなのは「瞰湖台」と「甲岳台」。こちらからは十和田湖紅葉の美しい写真を撮影することができます。

十和田湖の紅葉は例年10月中旬~下旬です。

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奥入瀬渓流

[ 奥入瀬渓流 紅葉 ]  渓流の中にある盆栽的な紅葉。奥入瀬渓流は流れが緩やかで、このような印象的な岩や島が点在しています。

日本を代表する渓流のひとつ「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」は十和田湖から流れ出ています。

渓流沿いには車道と遊歩道が整備されており、渓流風景を間近に見ることができることから、人気の観光スポットになっています。遊歩道は延長14kmにも及び、一日では見尽くせないほどの規模です。

奥入瀬渓流付近は「瀑布街道」とも呼ばれる滝の宝庫。
奥入瀬渓流の見所「銚子大滝」「阿修羅の流れ」「雲井の滝」など多くの滝が点在しており、渓流と滝を思う存分に楽しむことができます。

紅葉シーズンには交通規制で一般車両が通行止めになるので、渓流のところどころにバス停があるシャトルバスを利用しての散策や写真撮影がオススメです。

奥入瀬は標高が低いので紅葉の見頃は例年10月中旬~11月上旬となっています。

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睡蓮沼

[ 睡蓮沼 ]  八甲田エリアで人気の高い睡蓮沼。紅葉して色付いた木々が沼を囲んでいました。

八甲田エリアを代表する名勝地のひとつ「睡蓮沼」は、八甲田連峰の山々の大パノラマに囲まれた神秘的な沼です。

「睡蓮沼」は奥入瀬渓流から酸ヶ湯温泉に向かう途中、道路の最高地点である「笠松峠」付近に位置しており、標高は約1,000mです。ヤマツツジ・エゾヒツジグサなどでも知られています。

道路の路肩に十台少々駐車できるスペースがあり、徒歩数分で沼に到着します。展望台やトイレが整備されており、このエリアで人気の観光スポットになっています。

睡蓮沼の紅葉は例年10月上旬になっています。

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毛無岱

[ 下毛無岱全景 ]  階段上部から俯瞰する下毛無岱。雄大な風景の中にある天然の庭園。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

毛無岱は写真愛好家や登山者に知られる隠れた超絶景スポット。高台から一望できる湿地の草紅葉と池塘はまるでミニチュアの世界。登山道の途中に突然現れる急階段。そこからの眺めは素晴らしく、歓喜の声に包まれます。

天空の湿原となだらかな八甲田の峰々は開放感があり、時の過ぎるのを忘れてしまいそうになります。

八甲田連峰の中腹にあるので登山撮影になりますが、八甲田ロープウェーを使えば2時間半の下山ルートでこの絶景に出会うことができます。下山口は豪雪の温泉で有名な「酸ヶ湯(すかゆ)温泉」になっており、汗を流すにも良い環境になっています。

八甲田山は標高はそれほど高くありませんが、北に位置しているので寒さが厳しく、気象の変化も激しいです。登山装備・食べ物・雨具・熊よけ鈴などは準備して臨みましょう。

毛無岱の紅葉は例年10月初旬です。

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蔦赤沼

[ 赤沼と赤倉岳 ]  沼の底まで見える圧倒的な透明度。紅葉に囲まれた沼の奥には八甲田連峰の赤倉岳が見えます。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

蔦七沼(つたななぬま)のひとつ「蔦赤沼」は他の六つの沼とは少し離れた場所にある秘境的なスポットです。八甲田連峰の赤倉岳を背景に、透明度の高い水を湛えた神秘的な沼になっています。

ブナ林の中を歩くこと約30分。手つかずの自然が残り、雄大な八甲田の自然を満喫できる場所になっています。

蔦赤沼の紅葉は例年10月中旬です。

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グダリ沼

[ 清流と紅葉 ]  八甲田の豊かな湧水、それが清流のように流れています。沼の周りの木々は紅葉のピークでした。

八甲田連峰の雪解け水が伏流水として湧き出す「グダリ沼」は白い小さな花を咲かせるバイカモの群生でも知られています。新緑や夏の緑の美しさも際立つこの場所は、秋も紅葉が美しいスポットとしてオススメです。

沼という名前になっていますが、実際に現地に行ってみると透明度の高い清流という雰囲気で、癒やされること間違い無しの景観になっています。

このエリアは八甲田の人気エリアから離れているため、とても静かで、八甲田の新しい魅力を発見することができるでしょう。

グダリ沼の紅葉は例年10月初旬~中旬です。
※伏流水で気温が低いので、標高に比べて紅葉が少し早いです。

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津軽白神湖

[ 紅葉と滝 ]  全山紅葉の中、ダム湖に流れ込む滝の白い流れが美しい。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 105mm(APS-C : 70mm)

津軽白神湖は世界遺産白神山地の弘前側入口にある、青森県で一番規模の大きいダム湖です。大自然の中にあるダム湖は紅葉が美しくオススメの撮影スポットです。

紅葉スポットとしてはまだそれほど知られていませんが、立ち枯れや滝があり、趣のある写真を撮ることができます。

紅葉は例年10月中旬~下旬です。

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中野もみじ山

[ 紅葉島 ]  川が急カーブし、その中央が島になっています。中野もみじ山で人気の定番構図です。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 32mm(APS-C : 21mm)

黒石市にある「中野もみじ山」は山一帯が赤や黄色の紅葉に包まれる、青森県を代表する紅葉狩りの名所です。

この山は、弘前9代目藩主「津軽寧親公」が京都から100種類の楓を取り寄せて植えたのが始まりと言われています。
川がカーブしたところにある紅葉島、不動の滝、樹齢200年のもみじなど見どころがたくさんあり、山の中は遊歩道になっています。自然豊かな中で紅葉狩りを楽しむことができます。

紅葉シーズンの夜間にはライトアップが行われ、夜の闇に楓が幻想的に浮かび上がります。

紅葉時期は例年10月下旬~11月の上旬。西麓にある場所なので、午後からが順光になります。

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