「中野もみじ山」青森県を代表する紅葉の名所。ライトアップも美しい

| 撮影:五島 健司

青森県黒石市にある「中野もみじ山」は青森県有数の紅葉名所として知られています。渓流・滝・杉の巨木と自然に溢れた紅葉名所で紅葉狩りを楽しむことができます。

「中野もみじ山」の写真ギャラリー

「中野もみじ山」の概要

八甲田・十和田・奥入瀬の紅葉は全国区で有名ですが、八甲田の酸ヶ湯温泉から国道394号で弘前に向かう途中にある「中野もみじ山」も青森県屈指の紅葉名所になっています。

ここは標高が低いので、このエリアでは紅葉のピークが遅くなっており、例年10中旬から11月上旬が見頃となっています。

ここは小さな山になっており、中野神社・不動館跡があり、中野神社には樹齢約200年ほどのモミジと、樹齢500年以上の大杉があり、これらは市の天然記念物に指定されています。

中野もみじ山へのアクセス・駐車場・トイレ

[アクセス]
東北自動車道黒石IC(黒石市)から国道394号で八甲田方面へ向かいます。
4kmほど進むと交差点の左にローソンが見えます。ここを左折します。
300mほど進むと左側に「やすらぎの駐車帯」という駐車場がありますので、ここに駐車します。

[トイレ]
駐車場にはトイレがあります。

[駐車場]
駐車場は無料の「やすらぎの駐車帯」、少し離れたところにある臨時駐車場「津軽伝承工芸館」の2ヶ所がメインとなっています。中野神社付近には幾つかの民間駐車場(有料)があります。

中野もみじ山 撮影のアドバイス

[光の条件]
中野もみじ山は西向きの立地になっています。
順光で撮影する場合は午後からの方が良いです。

[レンズ]
レンズは1本に絞る場合は標準レンズが良いです。
望遠・標準・広角の3本が理想です。
中野もみじ山は入口は屋台などが出ていて賑やかですが、奥の方に行くと山の中に散策路があり、自然豊かな中を歩くことができます。

[ライトアップ]
ライトアップは例年10月中旬から11月上旬となっています。

中野もみじ山 駐車場

こちらが国道沿いの「やすらぎの駐車帯」になります。
紅葉ピークの時は写真のように渋滞が発生します。

この駐車場は道路を渡って少し歩くだけで「中野もみじ山」の入口に到着するので、とても便利な駐車場です。

臨時駐車場「津軽伝承工芸館」になると少し遠くなります。

道路を渡ると緩やかな下りになります。

ここは一般車両は通れないので、歩道になっています。

このような場所を歩きます。

奥がもみじ山です。
紅葉が良い感じに進んでいました。

スロープのような道を下ると、突き当りに「中野もみじ山 150m」という案内板がありました。

川沿いの道路に出ます。

こちらにも駐車場がありますが、有料になっています。

300円ほどでした。やすらぎの駐車帯(無料)が満車のときはこちらに駐車することも考えておきましょう。

「中野もみじ山まで100m」

「紅葉の島全景」

道路横の歩道が撮影ポイントです。

このような風景になっているので、うまく島と川の部分を切り撮りましょう。

「定番構図」

レンズ焦点距離 : 32mm(APS-C : 21mm)

こちらが「中野もみじ山」の定番構図になります。

川が蛇行し、その中島に黄色・赤・オレンジの紅葉が豪華に輝いています。

奥には赤い橋もあり、なんともフォトジェニックな場所です。日中は観光客が多いので、どうしても人が入ってしまいますね。

川と紅葉島

右側は人が多いので、左側を切り撮ることにしました。

左側だけでも美しい写真になりました。

「右側」

人が写ってしまいますが、右側だけも切り撮ってみました。
こちらは赤い橋が主役になりますね。

中野もみじ山 入口

入口の鳥居です。

ここから先はしばらく屋台が続きます。

雨模様の上、混雑していたので、屋台の写真は撮影しませんでした。

「中野もみじ山」散策マップ

もみじ山は思っていたよりかなり広大でした。

全部回るとハイキングや登山になります。写真撮影目的だと手前側の散策路を巡るのが良いでしょう。

1803年に、弘前藩主が楓苗を植えたのが始まりと言われているこの場所は歴史が古く、日露戦後記念碑が立てられていました。

赤い橋へと向かう階段(スロープ)の左側に碑があります。
もみじ山の中の美しい紅葉を楽しみながら歩きます。

「トイレ」

右側にはトイレがあります。

「もみじだらけ」

さすが、モミジの名所と言われるだけあって、どこを見てもモミジ状態。

「大町桂月文学碑」

酒仙・鉄脚の旅人の石碑がありました。

不動滝


撮影:五島 健司

渓流に流れ込む滝。
赤い橋の上からよく見えます。

案内写真とは別の日に撮影した不動滝の写真です。
モミジと滝、下を流れる渓流が絵のような美しさです。


撮影:五島 健司

こちらは紅葉と渓流の流れを主役にして撮影しました。
スローシャッターで水を流すと、渓流の美しさを強く表現することができます。

中野もみじ山は庭園のような美しさで紅葉と渓流のコラボレーションを撮影することができます。


撮影:五島 健司

真っ赤なモミジと滝。

「中野神社」

レンズ焦点距離 : 58mm(APS-C : 39mm)

赤い橋を渡り、左奥に進むと本殿があります。

訪問時は雨模様で、赤い屋根やモミジがしっとりとしてとても良い雰囲気でした。

本殿周辺は杉の緑と紅葉の対比が綺麗です。

山の中の散策路へ

本殿の横からは散策路(登山道)になっています。

それほど傾斜は厳しくないです。登山道というより散策路ですね。
雨が降ったりすると道は悪くなるので、雨の後は登山靴・長靴で行ったほうが良いと思います。
乾いている時はスニーカーでも大丈夫です。

本殿の裏山に登る感じの道です。

本殿前の広場がだいぶ小さくなってきました。

「大杉」

樹齢500~700年の大杉があります。

雨降りで傘を持ちながらの撮影だったので、全体は写せませんでした。

かなりの巨木でした。

「分岐」

清流の森と日だまりの森の分岐です。

モミジが美しい広場「観楓台」に行くには「清流の森」方向へ歩きます。

山の中の散策が気持ち良い。

雨の中でしたが、しっとりとした森の中は心あらわれるような空間で癒やされました。

落ち葉の絨毯の上をゆっくりと歩いていきます。

途中には小さな小さな滝があります。

「観楓台」

観楓台に到着しました。

本殿からここまでちょうど20分でした。

撮影しながら20分なので、普通に歩くと10分程度になります。

「トイレ」

ここにもトイレが設置されていました。

ここは空間を埋め尽くすモミジが見事!

レンズ焦点距離 : 48mm(APS-C : 32mm)

まずは、黄色い葉を撮影。

形の良い木の枝を選んで撮影しました。

背後が黄緑になる場所だったので、黄色が映えてとても良い紅葉写真になりました。

空を見上げて。

空を埋め尽くすほどの紅葉。

ハイキー気味の撮影にして光に透けたモミジの葉を表現しました。

こちらは色の多い場所を選んで撮影。

たくさんの色、そして色ごとにグラデーションがかかっており、アートのような紅葉風景になりました。

広場の奥には吊橋があります。

ここも撮影ポイントとして人気がありました。

奥が観楓台の広場です。

吊橋は観光客が記念撮影をする場所になっていて、人が歩いていることのほうが多いです。

しばらく待っていたら無人になりました。人物を入れての撮影も良さそうなポイントでした。


中野もみじ山 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称中野もみじ山
ふりがななかのもみじやま
住所青森県黒石市南中野不動舘27
駐車場有 / 無料:約100台

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