「醍醐寺」豊臣秀吉が催した醍醐の花見が有名。約1000本の桜が境内を彩る

レンズ焦点距離 : 62mm(APS-C : 41mm)

醍醐寺は京都市伏見区にある真言宗醍醐寺派の総本山で、古都京都の文化財として世界遺産に登録されている。豊臣秀吉が晩年に開催した「醍醐の花見」で有名。

「醍醐寺」の写真ギャラリー

醍醐寺の概要

醍醐寺は京都市伏見区にある真言宗醍醐寺派の総本山で、古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。創建は平安時代初期で874年の開山と言われています。

200万坪もの広大な境内は下醍醐、上醍醐にわかれており、大小100を超える堂や塔が点在しています。

4月の第2日曜日は、豊臣秀吉が晩年に開催した「醍醐の花見」にちなんで「豊太閤花見行列」が繰り広げられます。

醍醐寺 撮影のポイント

[情報]
・伽藍、三宝院、霊宝館の拝観は通常800円。春秋は1,500円
・拝観時間は午前9時から午後5時(冬季は午後4時)

醍醐寺へのアクセス

電車の場合、京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」下車、東へ徒歩約10分。
バスの場合、京阪バスで「醍醐三宝院」下車。

醍醐寺の駐車場


醍醐寺は境内の横に大きな有料駐車場が併設されています。駐車場の位置は醍醐寺の南側になります。


駐車場に車を置いたら北方向へ歩きます。東側(仁王門方向)と、西側のどちらの道でも大丈夫です。


仁王門側の道を歩いて行くと、赤い大きな仁王門が見えてきました。

醍醐寺の仁王門


レンズ焦点距離 : 62mm(APS-C : 41mm)

醍醐寺の仁王門は1605年(慶長10年)に建立されました。幅12.4m、高さ18.9mの大きさで、京都府の重要文化財に指定されています。金剛力士像は平安時代の建造物です。

醍醐寺の拝観時間は午前9時からとなっており、仁王門の中には早朝は入れません。
桜に光が当たり始めていたので、遠くから望遠レンズで撮影しました。




早朝の仁王門は東向きの撮影となるので逆光条件です。
重厚な仁王門の前に浮かび上がるような桜が綺麗でした。


仁王門の屋根と桜です。
桜の全体の様子がわかるように、桜の全体像を撮影しました。


レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

仁王門の上から太陽が見え始めました。
標準レンズ24mmで撮影すると、桜に囲まれた仁王門の写真が撮れます。

唐門


醍醐寺の三宝院唐門(さんぼういん からもん)は国宝となっており、1599年(慶長4年)に建造されました。豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の翌年のことです。

桃山時代の特徴がよく表れた木造の門で全体が黒漆塗りです。菊・五七の桐の紋には金箔が施されています。


平成22年に当時の姿に近い形で修復が行われました。


醍醐寺は伽藍、三宝院、霊宝館の3つの施設が有料拝観となっています。チケットを購入すると中が3枚に分かれていて、各施設に入るときに受付に見せる形になっています。
チケットは境内の数カ所で販売されています。


こちらは三宝院入口の様子です。午前9時までには入口の前に長い列ができていました。

醍醐寺の霊宝館


伽藍、三宝院、霊宝館の中で、大きなしだれ桜があるのが「霊宝館」です。
午前9時でもかなりの人でしたが、日中はもっと人が増えると思ったので、霊宝館の参拝を最初にしました。

入口を入るとすぐに何本かのしだれ桜が見えました。


レンズ焦点距離 : 26mm(APS-C : 17mm)

醍醐寺は平安時代から「花の醍醐」とも呼ばれており、しだれ桜・ソメイヨシノ・山桜・八重桜など約1,000本以上の桜が咲き誇ります。豊臣秀吉の「醍醐の花見」は有名です。

こちらは霊宝館にある樹勢の良い大きな枝垂れ桜です。後ほどご紹介する「霊宝館大枝垂れ桜」が有名ですが、樹勢と美しさという視点ではこのしだれ桜が一番でした。

通路は片側だけなので、桜の周囲の3分の1ぐらいを移動しての撮影になります。


レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

こちらは隣にあるもう一本の背の高いしだれ桜で、背景に緑が多く入ります。
通路は人が多いので、桜に近づいて広角レンズで撮影しました。焦点距離は16mmです。


レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

樹形が綺麗に写る構図を探していると、左右対象になる位置を見つけました。
下に塀、奥に背の高い木が入り、このシダレザクラの大きさが伝わる写真になりました。

「桜の滝」

レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

空から流れ落ちてくるようなシダレサクラ。


レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

こちらは広角レンズ、焦点距離16mmの縦構図です。
歩道からの撮影で画面が埋まるほどの巨木。

霊宝館大枝垂れ桜


こちらが「霊宝館大枝垂れ桜」で、建物がコの字になっいる中央に立っています。建物にはこの桜を眺める窓がありました。

大枝垂桜という名にふさわしく、巨大な一本桜で、特に枝張りが大きく、古木の迫力が伝わってきます。近年の台風などの影響でだいぶ傷んできてしまっているそうです。


レンズ焦点距離 : 66mm(APS-C : 44mm)

「霊宝館大枝垂れ桜」は片側が傷んでしまっているので、花の勢いの良い部分を撮影しました。


霊宝館には飲食できるカフェのような施設もあり、店内・店外の席から桜を眺めることができるようになっていました。


醍醐寺は広大な境内なのでゆっくり見て回ると半日コースです。休憩どころがあるのは嬉しいです。


レンズ焦点距離 : 135mm(APS-C : 90mm)

枝垂桜以外にも山桜、ソメイヨシノも咲き競っていました。





レンズ焦点距離 : 26mm(APS-C : 17mm)

レンズ焦点距離 : 35mm(APS-C : 23mm)

伽藍


伽藍エリアの入口は仁王門になります。たくさんの人が仁王門に入っていきます。


仁王門からの参道は左右が工事中となっていました。
ここは台風で木々が倒れ修復中だそうです(2019年時点)


桜の奥に五重の塔が見えます。


レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

縦構図で撮影しました。
建物の手前から桜と五重塔のコラボを撮ろうとしましたが、この位置からはこれが限界。


レンズ焦点距離 : 29mm(APS-C : 19mm)

建物の屋根を入れて、お寺の雰囲気を出して見ました。

五重塔と桜


レンズ焦点距離 : 48mm(APS-C : 32mm)

醍醐寺の五重塔の前にも桜がありますが、小さな桜です。
桜と五重塔の共演が楽しめる場所なので、多くの観光客が撮影を楽しんでいました。

「五重等」

レンズ焦点距離 : 17mm(APS-C : 11mm)

午前中は広場からは逆光になるので、少し斜め後ろから撮影しました。


レンズ焦点距離 : 16mm(APS-C : 11mm)

こちらも逆光になりにくい場所を選んでの撮影です。
近くに寄って広角レンズ、焦点距離16mmで撮影しています。
荘厳な感じが良く出ました。


レンズ焦点距離 : 17mm(APS-C : 11mm)

伽藍にもいくつか印象的な枝垂桜がありました。


大きな池があり、桜が池に映り込んでいました。



醍醐寺 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称醍醐寺
ふりがなだいごじ
住所京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
駐車場有 / 有料:約100台(5時間700円)
トイレ

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