「貝原の枝垂れ桜」朝陽の逆光に輝く山村の枝垂桜

レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

奈良県下市町の善徳寺裏にある一本のしだれ桜。朝陽の逆光の中に光り輝く桜の花が美しく、写真愛好家には知られた撮影スポット。

「貝原の枝垂れ桜」の写真ギャラリー

貝原の枝垂桜の概要

貝原の枝垂桜は下市町の南側に位置しています。善徳寺のすぐ裏にある桜で、朝陽の逆光に輝く美しい桜で写真愛好家に古くから知られている桜です。

貝原の枝垂桜 撮影のポイント

[タイミング]
・見頃は例年4月上旬

[光の条件]
・午前中逆光。朝陽に透ける花が美しい

[レンズ]
・標準レンズ、望遠レンズ

貝原の枝垂桜へのアクセス・駐車場情報

[下市町側から]
下市町(近鉄吉野線下市口駅)からは国道309号を南下します。8kmほど進むと右側に県道138号があるので右折して県道に入ります。(この分岐を曲がらずに1.5kmほど進むと道の駅吉野路黒滝があります)

1kmほど進むと下市町コミュニティ体育館が右手に見えます。そのまま道なりに進みます。800mほど進んだところに左側に入る細い道があり、そこを入ると善徳寺(貝原の枝垂桜)になります。

[五條市側から]
五條市街から国道168号を南下します。9kmほど進むと左側に五條市西吉野支所があります。ここを左折して県道20号に入ります。

3kmほど進むと五條市会館西吉野コミュニティセンターがあるので、その手前を右折して県道138号に入ります。2km進むと右側に入る細い道があり、そこを入ると善徳寺(貝原の枝垂桜)になります。

[駐車場]
駐車場はありませんので、付近の道路の路肩の邪魔にならないところに駐車して歩きましょう。

善徳寺


貝原の枝垂桜は善徳寺に少し奥にあります。

善徳寺の門の前を右手に進むと奥に貝原の枝垂桜が見えてきます。

左側の赤い屋根や瓦の屋根は善徳寺の本堂などの建物です。


桜の手前はヘアピンカーブになっており、この位置から撮影するのが定番となっています。この位置からは背後が山になり、桜が浮き上がる感じになるので人気の構図となっています。

後ろから望遠レンズで狙っているカメラマンがいるときは前に入らない方が良いでしょう。


善徳寺の本堂裏には若い桜が植えられていました。


周囲は山村風景が広がっており、山村の春風景を探すのも楽しいです。

貝原の枝垂桜


レンズ焦点距離 : 116mm(APS-C : 77mm)

この日は夜中から早朝にかけて雨で、夜が明ける頃から少しずつ雨が上がってきました。
雨霧が湧いて幽玄な雰囲気の貝原の枝垂桜になりました。
しっとりと上品な感じの写真になります。


レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

長い間この地で花を咲かせてきた枝垂桜の巨木です。
桜の背後には蔵がありとても良い味を出してくれています。
手前にも小屋が複数ありますが、山村の素朴な雰囲気によく合います。


東方向を撮影しているので、桜の後方から朝陽が入ってきます。
雨霧の中に差し込んでくる柔らかい光で桜が美しく輝き始めました。

「縦構図」

レンズ焦点距離 : 125mm(APS-C : 83mm)

道路から飛び出るようになっているので縦構図も収まりが良いです。この日は桜の背後に雨霧が入ってくれました。


レンズ焦点距離 : 145mm(APS-C : 97mm)

朝陽が当たると刻々と桜の表情が変わります。ゴーストやフレアが出たりするので、時々カメラのモニターを確認しながら撮影しました。

横構図だと幹のシルエットが力強く写ります。


レンズ焦点距離 : 98mm(APS-C : 65mm)

左側には善徳寺の本堂の屋根が入ります。下の道路のところには選挙の看板があったので寺の上部しか入れることができませんでした。


貝原の枝垂れ桜 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称貝原の枝垂れ桜
ふりがなかいはらのしだれざくら
住所奈良県下市町貝原
駐車場無 /
トイレ

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