「美山かやぶきの里」39棟の茅葺き屋根民家が立ち並ぶ日本の原風景

京都府南丹市にある茅葺き屋根民家が立ち並ぶ山里集落。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、日本の原風景とも呼べる景観が広がっている。
「美山かやぶきの里」の写真ギャラリー
美山かやぶきの里の概要
美山かやぶきの里は、京都府南丹後市美山町北にある山村集落で、現在でも茅葺き屋根の集落が残っています。美山町は多くの茅葺き屋根の民家が残っていますが、北集落は建物の8割が茅葺の屋根となっています。
1993年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、地域を代表する観光スポットになりました。
ここは古い街道(鯖街道)の途中になっており、京都と若狭の中間地点として栄えました。
美山かやぶきの里 撮影のポイント
[光の条件]
・県道側からは北方向を撮影するようになっており、昼間は順光になります。
[季節]
・一年を通して里山風景を楽しめるスポットです。雪景色も人気です。
美山茅草屋村駐車場
美山かやぶきの里のすぐ前を通る県道38号沿いに「美山茅草屋村駐車場」があります。かやぶきの里は駐車場から歩いてすぐです。

駐車場には公衆トイレがあります。駐車場の隣には「きび工房」「お食事処きたむら」があり、かやぶきの里観光の拠点になっています。
食事処の建物の左右に駐車場があります。

県道沿いにベンチが幾つも並んでおり、里山風景をゆっくりと味わうことができるようになっています。
美山かやぶきの里 雪景色

茅葺き屋根にはいくつか種類があり、美山は入母屋造り(いりもやづくり)という種類になります。茅葺き屋根の集落で有名な世界遺産・白川郷は合掌造り(がっしょうづくり)です。

美山かやぶきの里の入口には真っ赤なポストがあります。目立つ存在なので、美山かやぶきの里のシンボルとも言えるでしょう。
「冬の美山全景」

杉林と茅葺き屋根がとても絵になります。冬は一面の銀世界になるので、赤いポストがより目立ちますね。
美山かやぶきの里 春風景(桜)
雪が溶け春が訪れると里の中には桜が咲き誇ります。

春の花がところどころに咲き、のどかな山村風景を楽しむことができます。
美山かやぶきの里の桜は個人宅の庭や道路側にある小さな桜になります。

里の中を散策しながら、茅葺き屋根と桜を撮影できる場所を探しながら撮影します。
美山かやぶきの里は観光地化されていますが、一般の人の住居として使われています。住んでいる人の迷惑にならないように散策しましょう。

こちらのお宅は桜と春の花が華やかでした。茅葺き屋根には苔が生え、時の流れをゆっくりと見つめているようです。
「春の里」

かやぶきの里の中の道路は緩い傾斜になっています。
背後は山になっており、山村の雰囲気がよく出る写真になりますよ。

周囲は田んぼになっており、少し離れた場所から撮影すると、より田舎らしい風景になります。
田んぼの畔(あぜ)には入らないようにしましょう。

美山かやぶきの里 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 美山かやぶきの里 |
ふりがな | みやまかやぶきのさと |
郵便番号 | 601-0712 |
住所 | 京都府南丹市美山町北 |
駐車場 | 有 / |
トイレ | 有 |