「吉田のしだれ桜」石垣の上から滝のように流れ落ちる美しいしだれ桜

吉田のしだれ桜は京都府北部、舞鶴市吉田地区の曹洞宗瑠璃寺境内にある一本桜で、石垣の上から流れ落ちる滝のような姿が人気。観桜の時期はライトアップも行われる。
「吉田のしだれ桜」の写真ギャラリー
吉田のしだれ桜の概要
吉田のしだれ桜は京都府北部、舞鶴市吉田地区の曹洞宗瑠璃寺境内にある一本桜です。樹齢300年と80年のしだれ桜が花を咲かせ、まるで石垣の上から流れ落ちる滝のようです。
観桜期間は夜間のライトアップも行われ、夜桜を楽しむこともできます。
吉田のしだれ桜へのアクセス
舞鶴市街より国道175号を西方向へ。道の駅「舞鶴港とれとれセンター」付近から県道601号を北上。吉田かき組合の前が臨時駐車場になります。道の駅から駐車場までは3kmほどです。
吉田のしだれ桜 撮影のポイント
[タイミング]
・桜の見頃は例年4月上旬〜中旬
[光の条件]
・定番構図は北向き撮影、日中順光
[レンズ]
・標準レンズ、広角レンズ
駐車場

吉田のしだれ桜は舞鶴の桜の名所として知られており、桜の見頃の時期は広い駐車場が用意されています。駐車場は環境保全協力金として乗用車300円となっています。
吉田のしだれ桜(瑠璃寺)までは平坦な道を徒歩2分ほどですので、とても便利な場所にあります。
駐車場から瑠璃寺(吉田のしだれ桜)へ

瑠璃寺までは住宅街の中の細い道を歩きます。
50m先を左折という案内が出ています。

この周辺は道が狭いので、観桜の時期は車両通行止めとなっていました。
この道を歩いて突き当たりを左に曲がります。

こちらが瑠璃寺の前の道路になります。
車一台が通れるほどの細い道です。
写真の右奥に小さくテント屋根が見えるところが瑠璃寺です。
吉田のしだれ桜(瑠璃寺)

瑠璃寺を覆い隠すほどに大きな枝垂桜が目に飛び込んできます。桜の手前は駐車場になっていますが、観桜の時期は駐車禁止で広場になっています。
この広いスペースがあるので、写真撮影がしやすい環境になっていて嬉しいですね。
高い石垣から流れ落ちるような枝垂桜、背景が竹林とフォトジェニックなスポットです。

この写真を撮影したのは4月5日の午後2時45分頃です。ほぼ北向きなので日中は順光での撮影が可能です。
吉田のしだれ桜の前の広場から焦点距離24mmで撮影しました。
桜全体を入れての撮影は標準レンズでOKです。
石垣に高さがあるので、桜が大きく見えますね。樹形がとても美しく、正面からのバランスも最高です。
「横からの撮影」

石垣の横から空を見上げての撮影です。
青空が広がる日で、青空にピンクの花が良く映えました。

階段を登って本堂の前へ。
吉田のしだれ桜は樹齢300年と80年の2本の木が並んでいます。
幹の近くに寄ると2本になっているのがわかります。右側の幹はだいぶ傷んでいるのでこちらが樹齢300年の古木でしょう。

桜の近くまで来ました。
ここから見ると1本の桜に見えます。
幹の近くは入れないようにチエーンが掛けられていますが、比較的桜の近くまで寄ることができます。
石垣の下は撮影しやすいですが、本堂の前は人が多いので、桜全体を入れての撮影はなかなか大変です。

人が少なくなった時に、広角レンズを使って見上げるように撮影。
山寺の春の感じが出ました。

そこそこの観光客の数ですが、しばらく桜の近くにいると、人の流れが切れる時がありました。
本堂の全体を入れて撮影することができました。

吉田のしだれ桜は枝と枝の間の空間が程よく、F値を小さくして前ボケの撮影にも適していると思います。この写真は広角レンズ、焦点距離16mmです。

本堂側から撮影すると古木の迫力が出ます。

こちらも本堂前から広角レンズ、ローアングルで撮影。
焦点距離16mmで撮影しました。

人の流れが途切れて、本堂側から全体を撮影することができました。

こちらは道路の反対側から望遠レンズで撮影しました。
桜と屋根と竹林の写真が撮れます。
焦点距離は135mmになります。
吉田のしだれ桜 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 吉田のしだれ桜 |
ふりがな | よしだのしだれざくら |
住所 | 京都府舞鶴市吉田170 |
駐車場 | 有 / 有料:数十台(環境保全協力金300円) |
トイレ | 有 |