「聖高原 中牧湖」高原に佇む静かな湖と霧氷の森は、真っ白い夢の世界

レンズ焦点距離 : 75mm(APS-C : 50mm)

聖山高原にある小さな湖で冬の霧氷が有名です。湖を囲むカラマツ林が真っ白に輝き、神秘的な空間になります。

「聖高原 中牧湖」の写真ギャラリー

中牧湖の概要

中牧湖のある聖高原は長野県麻績村にあります。このエリアは聖山高原県立自然公園になっており、聖山、聖湖、聖高原スキー場などがあるリゾート地です。

この一帯は別荘地が多く、中牧湖の周囲も別荘の建物が点在しています。

高原のシンボルである聖湖の標高は1,000mほどです。

聖山の東麓には「姨捨の棚田」や「姨捨駅」がある千曲市があります。

交通の要所となる、長野自動車道と上信越自動車道が交差する「更埴(こうしょく)ジャンクション」があり、高速道路でのアクセスが良い場所になっています。

中牧湖へのアクセス

中牧湖へのアクセスについては下記ブログをご覧ください。道路状況などを写真付きで説明しています。

聖高原 中牧湖へのアクセス | 別荘地エリアにある小さな湖は霧氷の絶景スポット

中牧湖の撮影ポイント入口

湖畔の横にある道路から湖畔へと歩いていくことができます。

道路横に電柱があり、その付近が撮影ポイントへの入口となっています。


ひとつ前の写真の電柱は、この写真の左側にあります。

路肩から踏み跡が出ています。こちらが湖畔への入口です。
(大雪の後は踏み跡が無くなっている可能性があります)


踏み跡に沿って歩きます。

晴れていると右側にカラマツ林、奥にもカラマツ林が見えます。

見通しが良いと簡単にわかりますが、朝は雲の中に入ったりして視界があまり無いときもあります。

よく見ると左側が土手のようになっています。手前に何本か木があるので、この木の形を覚えておくと良いと思います。


右側には背の高いカラマツが並んでいます。

メインの撮影を終え、帰り際に撮影しましたが、太陽が出てからしばらくしても、バリバリに霧氷が付いていました。


少し歩くと道が左にカーブしています。

その先に看板が見えます。

ここは夏は桟橋になっているようです。

中牧湖の湖畔に到着


この看板のところが湖畔になっています。道は左右に分岐しています。定番の撮影ポイント(対岸のカラマツ林や別荘地、あづまやが見える場所)は左側に行きます。

右側はカラマツ林の中に入る道になります。林の中は他の撮影者の邪魔にならないので入っても大丈夫です。

「林へ入る道」

林の中に入ることができます。巨大なカラマツを下から見上げる構図で撮影できますよ。林の中で撮影した霧氷の写真は後ほど紹介します。


カラマツ林を抜けると湖畔が近くなります。あまり先まで行くと、定番構図に入ってしまうので、この辺りから先へは行かないほうが良いです。

中牧湖の定番構図撮影ポイントへ


分岐から左へ進むと湖畔に沿って道ができています。


湖畔に降りられる場所が何か所かあります。

真冬で湖面が凍結しているときは良いですが、湖面がよく凍結していないときは湖に落ちないように気をつけましょう。


この時は湖が全面凍結していました。

湖畔ギリギリまで入ることができます。


湖畔の道は奥まで続いていましした。

なかなか雰囲気のある道だったのでシャッターを切っておきました。


湖畔に沿ってずっと置くまで道が続いています。

幻想的な中牧湖の夜明け ~雲の中から現れる霧氷の森


この日の朝は、中牧湖は雲に包まれたり、雲が抜けて少し霧氷が見えたりの繰り返しでした。

前日にロケハンに来たときも周囲の様子がよくわからないほど、雲に包まれていました。

雲の中に入ることが多く、なおかつ気温が低いという霧氷に適した条件であることを体で感じることができました。

太陽が昇ってきて、霧氷の林の後ろが少しオレンジ色に変化してきます。

淡い色の空と、霧氷の静けさが美しい。

「霧氷現る」

レンズ焦点距離 : 75mm(APS-C : 50mm)

早朝は雲に覆われて、なかなか対岸がクリアに見えないという状態が続きました。

太陽が昇ってくる頃にやっと対岸がクリアに見え始めました。

対岸のあづまや付近を望遠レンズで撮影。ここは湖の反対側から撮影するので、70-200mmの望遠レンズを使うと撮影しやすいです。(湖全体と空を大きく入れる場合は標準レンズが良いです)

太陽は左側から昇ってきますので、左からカラマツ林に光が入ります。カラマツバヤシ、湖に立体感が出て、光の状態が最高の時間帯に突入。

「青空と霧氷」

太陽が昇るにつれて、周囲を覆っていた雲が消えていきます。

真っ白な霧氷林の上に爽快な青空が出現。

中牧湖は切り撮り方によって、外国のような雰囲気になるのが良いところ。

あずまやが良いアクセントになっています。


雪と霧氷の中にポツリと佇んでいます。

爽快な青空が広がる 中牧湖の霧氷風景


レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

太陽が昇ると凍結した湖全体に強い光が当たります。

空の雲がほとんどなくなり、全面に青空が広がりました。

あずまやの左側に何件か別荘の建物が見えます。


カラマツ林の奥から、時々雲が湧いてきます。

青空だけでは面白くないので、程よく雲が湧いてきたタイミングでシャッターを切りました。

手前と奥で木の種類が違うので、その切れ目を狙って撮影しました。

「空を舞う霧氷」

太陽が昇り、気温が上がってくると、徐々に霧氷が溶け始めます。

少し風が吹くと、霧氷が青空に舞っていきます。

シャッタースピードは遅めで、空に舞う雪のような雰囲気にしてみました。

「眩しいほどの白」

レンズ焦点距離 : 200mm(APS-C : 133mm)

強い光が当たると、霧氷の森が輝き始めます。ここは斜光によって陰影が出るので、霧氷の林が立体的になるので、とても良い写真が撮れます。

「動物の足跡」

レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

撮影場所のすぐ先、凍結した湖面の上に動物の足跡がありました。

霧氷の付いたススキと小さな足跡。生命の営みを感じることができます。

林の中から


レンズ焦点距離 : 26mm(APS-C : 17mm)

中牧湖のメインの撮影が終わったら、林の中を散策するのも良いです。

林の中から霧氷と青空を見上げる至福のひととき。

こうしてみると、とても面白い枝の形。

林の中では広角レンズが大活躍しました。

中牧湖 霧氷撮影 まとめ

以上、中牧湖の霧氷撮影の紹介でした。

長野には霧ヶ峰や美ヶ原、林道冬季閉鎖前の高ボッチ高原など、スケールの大きな霧氷撮影スポットが幾つかあります。

中牧湖はこじんまりとした場所で、スケール感はありませんが、霧氷をとても身近に感じることができる場所になっています。

霧氷の森の中を歩いたり、帰りの途中、三和峠にある聖山登山口で霧氷の木々を撮影するのも良いでしょう。

道路が狭いので、車の運転は大変ですね。霧氷が見えるということは夜間にはマイナス10度近くになるので、道路の凍結には要注意です。

初めて挑戦する時は暗いうちに行くのは危険なので、聖湖あたりで待機して、薄明るくなったら出発するようにするのが良いと思います。

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聖高原 中牧湖 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称聖高原 中牧湖
ふりがなひじりこうげん なかまきこ
住所長野県麻績村
駐車場無 / 路肩に5~6台分のスペース有り。
トイレ

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