「鹿島石油東門前」ラスボス感が半端ない、超巨大規模の工場夜景

レンズ焦点距離 : 36mm(APS-C : 24mm)

鹿島臨海工業地帯にある大規模石油プラント。日本でもトップレベルの工場夜景スポットとして知られています。

「鹿島石油東門前」の写真ギャラリー

鹿島石油東門とは

鹿島石油のプラントは鹿島臨海工業地帯を代表する工場夜景です。鹿島石油の夜景は県道117号(車の光跡を入れた写真)と東門の2ヶ所から撮影することができます。

大迫力のプラント夜景を撮影できるのが「東門前」。工場夜景初心者はその大きさに驚くことでしょう。写真を見てから現地に行きましたが、大きさが想像以上で度肝を抜かれます!。

「別世界」。そんな言葉が相応しいような光景が広がります。プラントの照明が眩しいほどに輝き、夜の闇に浮かび上がります。

鹿島石油はJXTGエネルギーの子会社で、東日本地域の大拠点が鹿島製油所になります。鹿島臨海工業地帯のある茨城県神栖市にあります。

鹿島石油東門へのアクセス・駐車場情報

鹿島石油は鹿島湾の南側に位置しています。鹿嶋市や潮来市方面からは国道124号で鹿島港の一番南側に向かいます。

鹿島港の一番南側付近に「知手」という交差点があるので、左折して県道240号に入ります。

2kmほど走ると県道117号と交わる交差点があるので、そこを左に入ります。

そのまま2kmほど進むとT字路(深芝浜交差点)になっており、そこを右へ。

200mほど進んだら左へ入ります。200mほど進むと左側が「鹿島石油東門」になります。

ここは片道2車線の広い道路になっており、付近に駐車場はありません。門の近くや交差点の近くはトラックなどの邪魔になるので、交通の妨げにならない位置に停車するようにしましょう。

セキュリティなどの問題があり、門に近づくのは良くないので、対岸の歩道から撮影する形になります。

鹿島石油東門前(撮影現地)の様子

「東門向かい側の歩道から撮影」

撮影現場の様子です。手前側は暗いですが、よく見ると草が生えています。ここは歩道です。

4車線ある道路を挟んで、反対側が鹿島石油になっています。

こんな感じでプラント全体(とはいってもどこまであるのかはわかりませんが・・・)を見渡すことができます。

「東門看板」

折角なので「鹿島石油東門」の看板を入れて撮影。

「閉ざされた不夜城」

この写真はレタッチでブルーを強めています。冷たい色温度はより金属感が出ますね。

東門は夕暮れ時の明るい時間帯には空いていました。辺りが暗くなる頃に(11月撮影)門は閉められました。季節や土日祝日などで門が開けられる時間は変わったりするかもしれません。

「車の光跡」

レンズ焦点距離 : 36mm(APS-C : 24mm)

この日は門が開いていました。門の前の道路をトラックが走り抜けていき、さらに中から乗用車が出てきました。

車の光跡が無いと静かな工場夜景写真になりますが、光跡が入ると動いている工場の雰囲気が出ていいですね。トラックの光跡は高い位置に入るので、面白い写真になりました。

車のライトが暖色系だったので、プラントのシルバーや空のブルーがより映えます。

門が空いていて、中から車が出てきた時はチャンス!

門の中の左側が守衛所になっていて、車は一度停車します。敷地内のプラントの前で光跡が太くなっているところがありますが、運転手はここに車を停めて、守衛所まで歩いて、許可を得てから再度車を走らせる感じになっていました。


こちらは色温度を上げ、暖色系でレタッチしてみました。

「精製プラント」

石油の精製プラントって本当に面白い形をしてますね!

原油から様々な種類の石油製品を作りますが、蒸留塔というこの丸い煙突風の建物によっていろいろな石油製品に分けられるようです。

蒸留塔は下のほうが温度が高く、上のほうが低くなっていて、その中で蒸発と液化現象が起こります。この温度差で上と下で違う石油製品を取り出すことができるようになっています。

これだけの数の蒸留塔でどれだけの種類の製品を作り出すのか?なんて想像してみるのも楽しいですね。



「ゲームのような世界」

レンズ焦点距離 : 155mm(APS-C : 103mm)

蒸留塔・パイプ・階段がぎっしりと詰まっていて、一つのアトラクションのよう。

ゲームの中の世界がリアルになったような不思議な感覚。

この工場はそれほど音が五月蝿くなく、静かな雰囲気での撮影となりました。

「金属の質感」

レンズ焦点距離 : 200mm(APS-C : 133mm)

望遠レンズでプラントを思いっきり引きつけて撮影。

プラントの規模が大きいので、一部分ずつ切り撮ると工場夜景のコレクションが大量に増加。

工場夜景はレタッチが楽しいので、素材の撮影にも力が入ります!

「太いパイプ」

望遠レンズを覗きながら左右に振ってみると、太いパイプを発見。

こちらも車が通ったタイミングでシャッターを切りました。

鹿島石油東門 撮影後記

一度訪れてみたかった鹿島臨海工業地帯の工場夜景に挑戦してきました。

石油プラント・製鉄所・火力発電所など規模の大きな工場が立ち並び、そのスケールに圧倒されました。

夜の工場は不気味な感じがするところもあったりしますが、ここは道路が広く、夜でも気分良く撮影することができました。

鹿島石油のプラントは「芸術作品」の領域ですね!美術館で野外展示作品を見ているような気分にすらなってきます。

「港公園の展望塔」での撮影を終えてからの到着だったのでマジックアワーには間に合いませんでした。次回は夕暮れ時からグラデーションの空に浮かぶプラントを撮影したいと思います。


鹿島石油東門前 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称鹿島石油東門前
ふりがなかしませきゆひがしもんまえ
郵便番号314-0102
住所茨城県神栖市東和田4
駐車場無 / 道路の路肩に駐車しての撮影になります。
トイレ

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