大隣寺

福島県二本松市にある曹洞宗の寺院。二本松藩丹羽公の菩提寺として建立。戊辰戦争で戦死した二本松少年隊の墓がある。

「大隣寺」の写真ギャラリー

大隣寺の基本情報

お寺のすぐ下に駐車場があり、階段を上り本堂前へと向かいます。階段を上った所には足元に山門跡があるのでよく見てみましょう。

本堂を向って左手は「二本松少年隊墓所」、本堂の裏は「歴代藩主の御廟」になっており、二本松の歴史の名所です。

[桜]
樹齢180年

花が豊富なお寺で季節毎に楽しむことができます。
[春の花・植物]
筍・九輪草・どうだんつつじ・しゃが・れんげつつじ・つつじ・すずらん・紫蘭・姫著莪・庭石菖・ハコネウツギ・クレマチス
など季節の花を楽しむことができます。

[秋の花・植物]
コスモス・萩・水引草・曼珠沙華・ヤブラン・釣船草・不如帰・秋明菊・秋海棠・数珠玉・通草・梅擬

【二本松少年隊の墓】
慶応4年(1868)7月26日、三春藩の突然の降伏により二本松藩の横腹を突く形となった西軍は、潮のごとく二本松城下に迫りつつあった。
そのため藩は止もなく少年隊の出陣を命じることとなり、12歳から17歳までの62名が緊急に各隊に配属され、西軍との応戦体制に入った。

29日朝、隊長木村銃太郎・副隊長二階堂衛守の率いる少年隊士25名が出陣した大壇口で戦闘が開始された。少年隊の放つ速撃弾は次々と命中、おおいに西軍を悩ましたが、多勢に無勢、新式銃を具備した西軍を前に徐々に戦況は悪化し、ついに隊長が敵弾に倒れ、戊辰戦争最大の激戦・大壇口の戦いは終焉を告げた。

その後、少年隊士は各々果敢に戦いを続け、敵弾に倒れ、また返り討ちにあい、計14名の戦死者を数えた。

時代の流れとはいえ、維新の夜明けを前に義に殉じた純粋にして可憐な少年達、会津白虎隊に勝るとも劣らない壮烈な戦死を偲び、その忠魂を讃え、心から冥福を祈る参詣者が今も絶えない。
隊長・副隊長と14名の少年隊士の魂がここに眠る。

(大燐寺・境内の案内板より)


大隣寺 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称大隣寺
ふりがなだいりんじ
郵便番号964-0871
住所福島県二本松市成田町1-532
駐車場有 / 自家用車27台 大型バス3台

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