「平野神社」 早咲きの魁桜が咲くと京都の観桜シーズンが始まる

平野神社(ひらのじんじゃ)は創建が794年で、平安中期、花山天皇が境内に数千本の桜を植えたことから、桜の名所となっている。早咲きの「魁(さきがけ)桜」は京都の観桜の始まりを告げる。
「平野神社」の写真ギャラリー
平野神社の概要
平野神社(ひらのじんじゃ)は、京都府京都市北区平野宮本町にある神社です。平野神社の創建は古く、794年(延暦13年)と言われています。
本殿は江戸時代前期(1624年〜1644年)に再建されたものです。
平野神社は平安中期、花山天皇が境内に数千本の桜を植えたことから、桜の名所となっています。平野神社の神紋は「桜」になっています。江戸時代には「平野の夜桜」としても有名なスポットになっていたようです。
現在は50品種・400本の桜が春の境内を彩ります。
神門前にある「魁(さきがけ)桜」は早咲きの品種で、この桜が咲くと京都の観桜が始まると言われています。
平野神社 撮影のポイント
[タイミング]
・見頃は例年3月下旬
[光の条件]
・定番構図は西方向を撮影。午前中が順光。早朝がオススメ
[レンズ]
・標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ
平野神社へのアクセス
平野神社は京都御所の西方向、北野天満宮のすぐ西側に位置しています。
公共機関でのアクセスは、京福北野線「北野白梅町」徒歩10分 です。
平野神社の魁桜

朱色の灯篭が参道の両側に並んでいるのが平野神社の特徴です。
左奥には早咲きの魁桜が花を咲かせていました。
早朝は5人ほどがカメラを持って撮影を楽しんでいました。

散歩している人や桜を見に来ている人もいるので時々人が通ります。
人がいなくなったタイミングで撮影しました。
魁桜は門の左側にあります。

魁桜は小さめの枝垂桜です。神門、灯篭などが入ると京都らしい情緒ある風景になります。

魁桜に近づいての撮影。
桜は撮影位置が限られます。この位置からが桜のバランスが良いと感じました。

神門の横にポスターなどの案内があるので、それらを画角に入れないようにするとこのような写真になります。
「平野神社 神門」

門はそれほど大きくないですが、歴史を感じる味のある門でした。
平野神社の神紋は「桜」になっており、赤い桜の紋が提灯に描かれています。
「本殿」

本殿周辺は工事中でした。
「神門側から」

門の中に入って逆側を撮影しています。
鳥居側から桜と神門を撮影するのが人気なので、奥側には写真愛好家や観光客が何人かいます。
平野神社 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 平野神社 |
ふりがな | ひらのじんじゃ |
郵便番号 | 603-8322 |
住所 | 京都府京都市北区平野宮本町1 |
駐車場 | 無 / |
トイレ | 有 |