「野反湖」コバルトブルーの美しいダム湖。夏はニッコウキスゲの群生が見事
群馬県吾妻郡中之条町、上信越高原国立公園内標高2,000m級の山々に包まれる人造湖。
「野反湖」の写真ギャラリー
野反湖の基本情報
陽がさすと湖は美しいコバルトブルーの輝きを見せます。湖の周辺では、春から秋にかけて高山植物や紅葉など自然を堪能しながらハイキングも楽しめるスポット。ダム湖百選の一つにも数えられます。
アクセス・駐車場・レストハウス
首都圏からは群馬県の渋川市から草津温泉方面へ向かいます。吾妻線の長野原草津口から国道292号を北上します。道の駅六合(くに)を過ぎ、分岐を右に入り国道405号を北上します。野反湖の入り口には休憩舎・花の駅があります。
こちらが花の駅です。三十台ぐらい駐車できるスペースがあります。(下側には登山者・ハイキング者用の駐車場もあります。)
建物の左側には24時間利用可能な公衆トイレも完備されいます。外には数多くのテーブル・ベンチがありゆっくりと寛ぐことができます。
花の駅(駐車場)の眼下には野反湖が見えます。到着するとノゾリキスゲ(ニッコウキスゲ)は満開で絶景が広がっていました。それにしてもコバルトブルーの湖がキレイです。
花の駅の横にある休憩スペースです。日中は多くの観光客・ハイカーがゆったりとした時の流れを楽しんでいました。高原リゾートの雰囲気があり、本当に素敵な場所です。
標高1500mに位置する野反湖は天候が変わりやすく、撮影当日は晴れたり、霧に巻かれたりと、刻々と変わる風景を楽しむことができました。
定番撮影ポイント
花の駅(レストハウス)から一本の遊歩道がでています。
緩いカーブの左右にノゾリキスゲが咲き乱れており、ここだけで絵になります。
この一本道の右方向を撮影すると野反湖とノゾリキスゲのコラボ写真が撮れます。
一本道の途中から花の駅を見上げるとこの写真のようになります。
望遠レンズで撮影するとノゾリキスゲの絨毯がとても美しく写ります。
テーブルにノゾリキスゲを添えてみました。
スナップ写真的なものも撮ることができる場所です。
いよいよ定番構図ポイントでの撮影となりました。
この日は雲が多めで、霧に埋まることも多かったですが、青空が見えると、青空が野反湖に映り込み、素晴らしい風景を見ることができました。
ノゾリキスゲが手前に多い場所を探して撮影するとよい感じになります。
手前にこちらを向いている奇麗なキスゲがあったので、左右に大きく入るように配置して撮影しました。手前に印象的なノゾリキスゲをどれだけ配置できるかで写真の印象が変わります。
広角レンズでローアングルで撮影しています。
撮影していると霧が流れ込んできました。
青空も良いですが、霧に包まれた雰囲気もとても良く気に入りました。
こちらは手前を入れずに、奥側を撮影しました。
標準レンズ27mmで撮影し、上下をトリミングしています。
3対2の画角にこだわらず、思い切ってワイドにしてみるのも良いと思いました。
野反湖は背景にブルーの水を持ってこれるので、このようなイメージ写真も撮ることができます。
望遠レンズで気に入ったノゾリキスゲを撮影してみました。
先ほどの一本道を10分ほど下りと、ノゾリキスゲの中を通りながら、湖畔まで降りることができます。時間的にすぐで、帰りの登りもそれほどキツくないので、湖畔まで歩くことをお勧めします。
美しいブルーと湖畔のラインが魅力的でした。
遊歩道の途中から撮影。
黄色・緑・ブルーのコントラストが楽しめます。
こちらは奥の山と空を入れて撮影しています。
奥にもノゾリキスゲがたくさん咲いていました。
秘境と呼べるスケール感の大きな風景です。
黄色い絨毯と水面。
光の当たり方・空の映り込み方で水の色は刻々と変化します。
このときはエメラルドグリーンに近い色になりました。
このようなノゾリキスゲの群生の中を歩いていきます。
夢の中にいるような時間を過ごすことができます。
野反湖の湖畔
湖畔に到着しました。
左右どちらにも歩いていくことができます。釣りをしている人が多かったです。野反湖は釣りも人気のレジャーとなっています。
下に降りて、上を見上げてみると。
このような黄色い丘になっています。この丘の中を歩いて降りてきました。
野反湖 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 野反湖 |
ふりがな | のぞりこ |
住所 | 群馬県中之条町入山国有林223 |
駐車場 | 有 / |
トイレ | 有 |