憧れの絶景に会いに行こう!「富士山雲海 撮影スポット」〜雲海を追いかけて
日本人の心ともいえる「富士山」。その中でも雲海と富士山のツーショットは誰もが憧れる絶景。
今回は富士山と雲海を撮影できるスポットを地図付きで紹介します。
雲海は早朝狙いなので、事前にルート・駐車場・現地までの登山道などをしっかり調べておかないと当日慌てます。
雲海は雨の降った翌日、晴れた朝が一番の狙い目なので、天気予報等も良く確認してから撮影に行くようにしましょう。
高ボッチ高原からの雲海と富士山
長野県塩尻市にある高ボッチ山(1,665m)の頂上付近は360度の展望が開けており、北アルプス・南アルプス・八ヶ岳・諏訪湖・富士山の大パノラマが広がります。
富士山と雲海の撮影スポットとしてとても人気が高く、特に空気の澄んだ11月〜12月初旬(道路冬季閉鎖まで)は多くのカメラマンが押し寄せます。
高原には広い駐車場があるので、駐車場の確保は心配ありません。
諏訪湖を埋め尽くす躍動的な雲海。
その奥には街明かり。
そしてオレンジに染まる空に浮かぶ富士山。
極上の絶景が目の前に広がります。
諏訪湖を埋め尽くす雲海。
空から光芒が舞い降りてきました。
タイミングが良いと神秘的な光景に出会うことができます。
静岡市清水区吉原からの雲海と富士山
清水区吉原は東名高速の清水ICから山の中の茶畑を登ったところにある、雲海に出会える確率が高い撮影スポットです。雨の降った翌日の朝が晴れの時がチャンス。
標高はさほど高くない場所ですが、海に近いこともあり、雲が湧きやすいようです。撮影した日は、夜中に現地に到着すると、下が一面雲海に埋め尽くされていました。
都市部から近いので出勤前に撮影に来ている方もいたりします。早朝の茶畑に多くのカメラマンが集まっていて、初めて訪問したときは驚きました。
富士山までの間に幾つもの山並みが重なっており、その間を通る雲海が創り上げる神秘的な光景が広がります。
太陽が富士山に当たり始め、気温が上がってくると雲海が動き出します。
写真の右側手前は滝雲になり、谷を流れ落ちて行きました。
大観山からの雲海と富士山
大観山は湯河原と箱根の境目、MAZDAターンパイク箱根・マツダスカイラウンジの駐車場が撮影ポイントになっています。
芦ノ湖から近く、道路も整備されており、車のすぐ後ろで撮影できる嬉しい場所です。
眼下に芦ノ湖を俯瞰でき、その背後には富士山が聳えます。
この日は空高くからピンク色のビーナスベルトが富士山に向かって降りてきました。
朝の撮影が終わったら芦ノ湖に降りて、芦ノ湖と富士山の撮影も楽しめます。
大観山は冬の雪景色の撮影ポイントとしても知られています。
甘利山からの雲海と富士山
甘利山は山梨県韮崎市と南アルプス市の境界にある標高1,731mの山です。
県道613号線(甘利山公園線)で頂上付近の駐車場までアクセスできるので、富士山撮影に人気のスポットになっています。
甲府盆地の夜景も素晴らしく、夜景スポットとしてもトップレベルの眺望です。
富士山撮影は空気の澄んだ11月〜道路冬季閉鎖までがベスト。
6月には頂上付近一帯にレンゲツツジが咲き乱れ、カメラマンだけでなく、一般観光客、ハイカーも多く訪れます。
駐車場が広いのでレンゲツツジの時期以外は、駐車の心配はいりません。公衆トイレもあります。
新道峠からの雲海と富士山
新道峠は河口湖の北側にある峠です。
河口湖・雲海・富士山という絶景がが狙え、アクセスしやすいので撮影ポイントとして人気が高いです。
河口湖の大石公園付近からトンネルで山の裏側に出て「すずらん群生地」を通り、水ヶ沢林道の終点の駐車場に向かいます。
駐車場からは15分ほどの軽登山で眺望ポイントに到着します。
河口湖畔から新道峠に移動すると、別世界のような大パノラマを楽しむことができます。
二十曲峠からの雲海と富士山
二十曲峠は忍野村内野の標高約1,100mにある峠で、忍野村を俯瞰することができます。
忍野村全体を埋め尽くす雲海、富士山、奥には南アルプスという絶景。
太陽が昇り始めると、手前の斜面が奥から徐々に明るくなってきます。
峠には公衆トイレ・駐車場があります。
大蔵高丸からの雲海と富士山
大蔵高丸(標高1,781m)は山梨県大月市・甲州市の境にある山で、山梨百名山の一つに選定されています。
林道を使って登山口となる湯ノ沢峠まで車で行くことができ、そこから30分程度の登山で山頂に到着します。
山頂は開けており、左右対称の富士山の稜線がとても美しい。
富士山の手前に見える山並みは三つ峠山です。
駐車場・登山道が整備されているので、初心者におすすめの登山撮影スポットです。