北アルプスと桜の撮影紀行・白馬編

長野県の白馬周辺の一本桜・古桜・桜の名所を巡って来ました。なんといっても残雪の北アルプスを入れて撮影できる場所が多いのが素晴らしいです。
5月の連休付近に満開を迎える年が多いので、連休前・連休中に撮影できるのも嬉しいところです。

中綱湖の桜

[ 中綱湖 朝景 ]  朝陽を受け対岸のオオヤマザクラが輝いていました。湖面に映る桜が印象的でした。

松本・大町方面から国道148号線を北上すると、中綱湖に近づきます。
JR大糸線の築場駅手前を左に入ると中綱湖です。国道沿いに案内板が出ています。
桜が湖に映るシンメトリー構図の写真が有名で、満開の時期には数百人レベルのカメラマンが押し寄せます。
駐車場は小さいので、湖周辺の道路にはずらりと車が並びます。
白馬周辺の桜ではNo1の人気です。あまりの車と人の多さに驚きました。

撮影は風と光との勝負になります。水面が鏡のように静かな時が狙い目です。朝の早い時間帯が良いでしょう。
桜は湖の西側にあるので、午前中が順光です。

シンメトリー構図の撮影ポイントは桜の正面(湖を挟んで対岸)か、桜の左側の出っ張った岸からです。

中綱湖の詳細へ

[ 中綱湖 ]

桜の左側の出っ張った岸から撮影する人が多いです。
10名程度、並んで撮影することができます。
桜の右側には電線があるので、桜の群生部分を切り取る構図になります。

[ 中綱湖 ]

湖の西側は田畑が広がっています。湖岸にはほとんど車の通らない道路があり、遊歩道のようになっています。
比較的自由に構図が取れる場所です。
遠くから桜を狙っているカメラマンも多いので、桜に近づきすぎるのは良くありません。

湖面への桜の反射を調整するためにPLフィルターがあったほうが良いでしょう。
湖岸付近の草は朝露で濡れていたりするので、泥の付いても良い靴・服装で撮影に望むことをお勧めします。

青木湖の桜

[ 青木湖の桜と北アルプス ]  湖面に映った残雪の山が素晴らしい

中綱湖の桜の撮影を終えたら、すぐ北にある青木湖に向かいましょう。
青木湖北岸の道(線路と青木湖の間にある道)を走ると左側に一本桜が見えます。
道路の右側には砂利の大きな駐車場があります。
満開の時期は周辺にカメラマンがいるので、迷うことは無いでしょう。

湖面ギリギリに咲く一本桜。青木湖には残雪の北アルプスが映り、桜と残雪の北アルプスの絶好の撮影ポイントです。

ここは湖岸の緑の山と残雪の北アルプスのコントラストが美しいです。
湖面に空が映ると桜の背後が青・緑・白と3色になります。

青木湖の桜の詳細へ

[ 桜とカラフルボート ]  桜の右奥にはボートが並んでいます。

桜の右側はボートのレンタル場になっており、湖岸にはカラフルなボートが並べてありました。

貞麟寺のシダレザクラ

[ 貞麟寺境内の桜 ]  境内には数多くの桜があります。

青木湖付近から北上すると、JR大糸線の「南神城」駅付近に「貞麟寺」があります。

境内に大きな一本桜の古木(エドヒガン・樹齢300年)があります。
古木のほかにも境内にはたくさんの桜が植えられています。
訪問者はさほど多くないので、ゆっくりと撮影できる場所です。

境内にはカタクリの花も咲いています。

貞麟寺のシダレザクラの詳細へ

立屋の桜・番所の桜・桜山(小川村)

[ 桜山と残雪の北アルプス ]  左が鹿島槍ヶ岳・右が五竜岳。若くピンクの濃い桜たち。

白馬に向かう途中に少し離れてはいますが、桜と北アルプスの最高の撮影ポイントがあります。

国道148号線の「白馬五竜」の交差点付近から県道33号線(通称:白馬長野オリンピック道路)で長野市方向に向かいます。小川村に入り案内板の出ているところを右折して山に登っていくと、桜のスポットに到着します。

詳しくは「立屋の桜・番所の桜・桜山」のスポット情報及び訪問記をご覧ください。

ここは「立屋の桜」「番所の桜」という大きな古木が2本と、その周辺の山や畑に若い木々が植えられている「桜山」があります。

猫の耳のようにピークが2つある「鹿島槍ヶ岳」、どっしりとした山容の「五竜岳」がとても綺麗に見える場所です。

立屋の桜 番所の桜 桜山の詳細へ

[ 表立屋の桜 ]

桜山は山の斜面に数多くの桜が植えられており、その間には遊歩道が設けられています。

桜の間から北アルプスの山を覗いて、桜の額縁構図を楽しめます。

こんな感じに、鹿島槍ヶ岳を桜で囲みまくるなんていうことも可能です。
曇り空で残念でしたが、晴れた日の青空が入れば、もっと素敵な写真になるでしょう。

ここは西向きなので、順光は午前中です。
白馬周辺から北アルプスを見ると西向きになるので、北アルプスを順光で撮影したい場合は基本的に午前中の撮影となります。

このスポットは桜の数が多いので、ゆっくり撮影していると数時間~半日は楽しめると思います。

標高が高い場所なので、北アルプスが正面に見えるのも良いですね。
スケール感の大きな写真が撮れるお勧めの撮影ポイントです。

Hakuba47スキー場入口の桜

[ Hakuba47入口の桜 ]  残雪の峰と二本並んで咲く桜。

最近人気が出てきた桜で、Hakuba47マウンテンスポーツパーク付近の田園地帯にあります。2本の異なる形状の桜が特徴的です。

スキー場と残雪の雪山を背景に入れた写真が撮れます。
2本の桜は満開のタイミングがずれています。
訪問した時は、左側の背の高い桜がだいぶ散ってしまっていました。

Hakuba47へ行くには、国道148号線と県道33号線(通称:オリンピック道路)が交わる付近から北アルプス方面に向かいます。

Hakuba47の近くに行くと、田園地帯の中に桜が立っていますので、すぐにわかると思います。

Hakuba47の桜の詳細へ

大出の吊り橋

[ 大出の吊り橋 ]

国道148号線を北上し、白馬駅を越えて1つ目の信号を右折して国道406号線を進むと大出の吊り橋があります。
姫川と吊り橋越しに北アルプスが見えるスポットとして有名です。パンフレット・雑誌など数々の媒体にここの写真が出ています。
白馬で最も有名なスポットの一つになっています。

吊り橋周辺は公園になっており、その中に桜が植えられています。
桜・川・吊り橋・残雪の北アルプス・茅葺屋根の民家・水車など写真の構成要素がたくさん散りばめられています。

カメラマンのためにあるような場所といっても良いかもしれません。カメラマンに大人気の撮影ポイントです。

大出の吊橋の詳細へ

[ 日本の原風景 ]  懐かしい田舎の風景が目の前に広がります。

北アルプスの大きさに圧倒されます。
桜の季節でも中腹から上は雪景色です。

桜は橋の左右、この写真の手前左側にあります。

白馬駅から近く、整備された公園で、撮影環境がとても良いです。

[ 大出の吊り橋の上から ]  吊橋から広場を見ています。

吊り橋の上から、カメラマンが撮影するポイントを眺めています。
川が曲がっている先の緑の多い平坦な場所から撮影します。ここに三脚がずらりと並びます。

多くのカメラマンがここから撮影して帰ってしまうのですが、この写真の左上に見える展望スペースが良い撮影ポイントです。

この写真の右側の桜の裏からすぐに登れます。(歩いて2~3分)
木の間から撮影するようになるので、良い構図で撮れるスペースは4名分程度です。

少し見下ろす形になるだけで、かなり印象の違う写真になります。

野平の桜

[ 野平の桜と白馬三山 ]  ここでしか味わえない開放感があります。大迫力の絶景。

大出の吊り橋の一つ北側の地区にある一本桜です。
このあたりの名所の位置関係は南側から「大出の吊り橋」「野平の桜」「青鬼の棚田」になっています。

野平の桜に行くには白馬駅から国道148号線を北上し、「森上」という交差点を右折します。踏切を渡りすぐ、右折します。あとは道なりに進めば野平地区へと着きます。

眼下に白馬の町並みを見下ろし、正面には残雪の北アルプスの大パノラマが広がります。
大出の吊り橋からみた北アルプスも絶景ですが、野平は高台にあるので、北アルプスの高度感がさらに増します。

小さな一本桜ですが、存在感のある美しい桜です。
桜自体が道路の横の高台に立っているので、下から撮影すると北アルプスに重ねたりもできます。

早朝から多数のカメラマンが三脚を並べています。
気象条件が良いとモルゲンロート(北アルプスの朝焼け)を楽しむことができます。

北アルプスが西側にあるので、順光で撮影したい場合は午前中に訪問しましょう。

駐車場は桜の上側の公民館・桜の下側のグラウンドの2ヶ所です。

野平の桜の詳細へ

[ 野平の桜 全景 ]  道路から少し登った高台にあります。

白馬三山・北アルプスが一望できるので、桜の背後にどの山を入れるかを考えるのが楽しいです。

印象的な白馬鑓ヶ岳をアップで入れてみたり、白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳の白馬三山全部を入れてみたり。

桜の右側の道路から撮影すると桜を見上げるようになり、この写真の左側の畑の畦道から撮影すると桜を見下ろすような感じになります。

周辺の畑にはスイセンも植えてあり、スイセンと北アルプスの写真も撮影できます。

徹然桜

[ 徹然桜 ]  白馬岩岳スキー場の入口にある一本桜です。

国道148号線の「岩岳入口」から白馬岳方面へ進むと、「徹然桜」があります。
桜の周辺には2つのお堂があり、裏山への入口にある赤い鳥居が印象的です。

北アルプスを入れての撮影は難しいですが、国道148号線からすぐのところなので時間があれば寄ってみると良いでしょう。

徹然桜の詳細へ

眺望の郷の桜

[ 眺望の郷 北アルプスと桜吹雪 ]  雲が多い日でした。雲が無く、青空が広がっていればもっと桜吹雪が良く写りますね。

白馬から国道148号線を北上し、JR大糸線の「南小谷」駅を越えてから東側の山を車で6kmほど上ると、眺望の郷という公園があります。

まだあまり知られていない場所で、桜の満開の時期でも数名にしか出会いませんでした。

桜の種類が複数あり、比較的長い期間に渡って桜が楽しめる場所です。
トイレ・水場・バーベキューハウスなど綺麗に管理されている公園でした。

標高が高く、下には小谷の街並みが広がります。
北アルプスを正面に一望することができ、風が吹くと北アルプスの上に桜吹雪が舞い上がります。

ゆっくりと撮影したい人向きの場所です。
大出の吊り橋・野平など有名な場所はもう行った!という方は、是非ともここに足を運んでみてください。また違ったスケール感を味わうことができるでしょう。


眺望の郷の詳細へ

以上、白馬周辺の桜の紹介でした。
残雪の北アルプスという絶景を見ながら、比較的コンパクトに回ることができる場所です。

撮影スポット詳細

関連記事

検索&翻訳

オススメ記事&スポット

PAGE TOP