北アルプス後立山連峰

八方池水鏡| 白馬三山を映しこむ天上の楽園「八方池」。ゴンドラリフト「アダム」を降りて徒歩約1時間。そこには静寂で神秘的な空間が広がっている。

後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)は飛騨山脈のうち、黒部川の渓谷によって隔てられた東側で、白馬岳から南端の針ノ木岳までを含みます。長野県・富山県・新潟県の県境に位置し、この一帯は中部山岳国立公園に属します。日本百名山の「白馬岳」「五竜岳」「鹿島槍ヶ岳」、日本三大雪渓の「白馬大雪渓」「針ノ木雪渓」があります。

信州「白馬村」撮影スポット

白馬村は長野県北西部・3,000m級の山々が連なる北アルプス山麓にあり、夏は登山・冬はスキーが人気のレジャースポットです。1998年には八方尾根スキー場が長野オリンピックの会場になりました。

春には残雪の北アルプスに抱かれた美しい桜の写真が人気となっています。近年知名度が上がっているのが「野平の桜」。この桜は高台にある一本桜で、屏風のような残雪の白馬三山が見事。Hakuba47スキー場付近の桜は田園の真ん中に2本、趣の違う姿が魅力的。

村の東側には観光地・撮影スポットとして有名な「大出の吊橋」があります。白馬三山から流れてくるような姫川、そして吊橋、茅葺の屋根、春には桜が咲き誇り、日本の原風景が凝縮されたような空間です。

大出の吊橋から国道406号を東側に進んでいくと白沢峠展望台があり、ここからは真正面に迫力のある北アルプスの眺望を楽しむことができます。

登山・トレッキングでは白馬の大雪渓、八方池に映る白馬三山が人気のコースになっています。

信州「小谷村」撮影スポット

観光・写真撮影で知名度が高いのは「栂池自然園」。ロープウェイを使えば標高1,900メートルの高層湿原まであっという間。5.5kmにも及ぶ木道を歩けば、湿原を守るように背後にそびえる白馬三山の勇姿とお花畑のパノラマが広がります。6月の水芭蕉、7・8月のニッコウキスゲ・イワカガミ・チングルマが狙い目。

栂池自然園から3時間ほどの登山で辿り着くことができる「白馬大池」。白馬岳を背後に高山植物が咲き誇る天空の湿原。池には黒サンショウウオが生息しています。

日本百名山に設定されている雨飾山は日本海・北アルプスの360度パノラマが人気で多くの登山客で賑わいます。

雨飾山のブナの森の中に静かに佇む鎌池。五月の連休付近には眩しいばかりの新緑と雪が溶けてできるブナの根開き、秋には鏡のような水面に燃えるような紅葉が映り込み、多くのカメラマンを魅了してやみません。

小谷の谷の東側の山の上にある「眺望の郷」の桜は隠れた名所。まだあまり知られていませんが、桜と残雪の北アルプスの撮影ができるオススメの撮影スポットです。

信州「小川村」撮影スポット

小川村は長野市と白馬村の中間に位置し、山間にある農村風景と北アルプスのパノラマが美しい場所です。
長野市と大町市を結ぶ県道31号線は通称「オリンピック道路」と呼ばれており、白馬方面と長野市をコンパクトに移動できます。

春は立屋・番所・二反田・成就の桜巡りがオススメ。小川村は北アルプスのバランスがとてもよく、桜と残雪の北アルプスの撮影には最高のスポット。

村役場付近から鬼無里(きなさ)方面に抜ける県道36号を進むとアルプス展望広場があります。ここは駐車場から北アルプスの大パノラマが楽しめます。

この通り沿いにはプラネタリウム・天文台があり、星撮影にも絶好のスポットとなっています。

信州「大町市」撮影スポット

大町市は長野県の北西部に位置し、立山黒部アルペンルートの入口にあたります。

全国的に知名度の高い黒部ダム・立山黒部アルペンルート。こちらは9月中旬から紅葉が始まります。

仁科三湖(木崎湖・中綱湖・青木湖)は桜の撮影スポットとしてよく知られています。特に中綱湖は湖面に映る桜のシンメトリーが美しく、5月連休付近の早朝には湖を取り囲むほどの車と人で賑わいます。

高瀬渓谷は複数のダムを結ぶ道路沿いに紅葉が広がります。エメラルドグリーンと紅葉の彩りのコラボレーションが素敵なスポット。

霊松寺は天然記念物である「お葉付イチョウ」と山門、境内の紅葉が美しい撮影スポット。

NHK連続テレビ小説「おひさま」のロケ地となった中山高原。春には菜の花畑・秋にはそば畑が一面に広がります。


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