米子大瀑布の紅葉を訪ねて No2
米子大瀑布を訪ねての続きです。
駐車場から700メートルほどの距離を30~40分かけて歩き、奥の院というところまで向かいます。
その先に「不動滝」があります。いよいよ滝とご対面です。
米子大瀑布「不動滝」
遊歩道の途中から「不動滝」が見えました。
まだ、上半分しか見えませんが十分に大きさが伝わってきます。
滝は大きな岩壁の上から落ちています。
初めて来ましたので、どこで滝の写真が撮れるのかがよくわからず、ここで一生懸命になって撮影してしまいました。この先に滝の側までいけるところがあるので、ここではあまり時間を使わないほうがいいです。
道の途中の木の間からなので構図が限られますし、このあたりの橋の上から撮影しようとすると揺れてブレが発生してしまいます。
揺れる橋です。ここからは滝がまあまあ見えるのですが、橋が狭く揺れるので撮影場所としては厳しいものがあります。
滝の近くまで行くことができるので、先に進んでいきましょう。
奥の院の建物が見えてきました。不動滝が見えた場所からずっと登りなので息が切れてきます。奥の院の建物が見えてきているので、もう少しです。
奥の院
奥の院に到着です。案内標には「滝山不動寺奥の院」と書いてあります。
建物自体は古い感じがします。
屋根はトタンになっていて、本堂の階段の横には雨どいが置いてあります。台風か何かで屋根が飛んだのでしょうか?
急登が続いたので、ここでゆっくりと息を整えます。
この奥の院の創建年は不明と書いてあり、現在のお堂は文化7年に再建されたそうです。文化7年は西暦では1810年です。
ここは昔から信仰の場所になっていたようです。
奥の院の本堂の斜め前には建物があります。
訪れた日にはシャッターが下りていましたが、「滝山館」という旅館・食事処のようです。
奥の院の裏手から不動滝に道が伸びています。
200mほど登っていくと「不動滝」が目の前に見えるビュースポットに到着します。
滝の近くまで行くことができます。
米子大瀑布「不動滝」前
不動滝の水しぶきを浴びるぐらいのところまで来ました。滝を下から見上げると、スケールの大きさに感動します。
麓から1時間ほど運転して、さらに40分程度歩いてこの風景を見ることができます。時間と労力をかけたからこそ、感動も大きくなります。
標準レンズの広角側(24mm)で撮影すると横の構図では滝全体が入りません。広角レンズ(16mm)でなんとか滝が収まります。
広角レンズ(16mm)で撮影した画像です。
滝の上から下まで、これでなんとか収まります。
「不動滝」を見終えたら、「権現滝」へ向かいます。
不動滝の展望スポットから「権現滝」へ60m、3分という案内がありますので、案内板に従って進みましょう。
米子大瀑布「権現滝」
「権現滝」は近くまで行くことができません。
遊歩道から眺めるようになります。
ここの紅葉がすごく綺麗でした。
オレンジ・黄緑などの紅葉の色に、クリーム色をした葉が加わり、とても上品な感じの紅葉の写真になります。
撮影場所が限られるので、構図はあまり選べませんが、それでもかなり良い滝と紅葉の写真が撮れます。
奥の院へ戻る
「不動滝」「権現滝」を見たら、一度奥の院へ戻るようになります。
「権現滝」から奥の院までは階段ができていますが、角度が急なので気をつけましょう。
奥の院へ戻ってきました。
奥の院の本堂の左手に「高山跡地へ」「ベストビューポイント」と矢印が書かれた案内板があります。
渡り廊下の下を潜って、ベストビューポイントへ向かいます。