「竹田城」撮影ガイド 〜山城の里編 竹田城跡から雲海を望む。
標高357mの山頂に位置する竹田城跡は但馬にそびえる天空の城。
城跡内には美しい石積みが残っており雲海に浮かぶ姿はまさに日本のマチュピチュ。
ここでは最も楽なアプローチとして山城の里からの竹田城跡への行き方を紹介します。
姫路方面から国道312号を北上する場合、竹田の信号(県道277交点)が見えてきます。
竹田の信号から1.4kmでローソン手前の信号を左折し県道136号に入ります。竹田の信号から2つ目の信号です。
和田山方面から国道312号を南下してきた場合もローソン奥の信号を右折し県道136号に入ります。
橋を渡るとすぐに踏切があるので注意してください。
踏切を渡って程無く「1km先左折」の案内板が左手に見えます。
走っていくと通称めがね橋と言われている高速道路が目に飛び込んできます。
この高速道路をくぐるとすぐ左手に山城の里入口の看板が出てくるので左折します。県道136号に入ってから1.6kmの地点です。
山城の里は一方通行なので係員の指示に従ってください。駐車場は上と下に計2ヶ所あります。約100台駐車可能です。
上の駐車場が満車の場合は下の駐車場に停めます。係員が指示してくれます。
そして階段を登って上のバス停に向かいます。
上の駐車場は道の駅のような施設になっています。
竹田城の案内板や
周辺の案内板や
駅周辺の案内板があります。
ここからバスに乗って竹田城跡に向かいます。大人片道150円です。ただし、バスは8時からしか運行していないので昼間の散策にしか利用できません。
早朝に竹田城跡から雲海を見たい時はここから歩くしかありません。朝4時にゲートが開きますので、約40分かけて車道を歩きます。
ただし、9月初旬~11月下旬の土、日、祝日は乗用車は8時まで駐車場に入ることができません。それ以前に入れるのは全但の雲海バスのみで竹田から約5km北の和田山のイオン前から出ています。
朝4時から20分間隔で6時20分まで片道500円で運行しています。山城の里まで約20分の行程です。
休日の早朝に竹田城から雲海を見たい人は登山道を登るしかありません。ただし、この情報は2016年時点のものなので今後変更される可能性もあります。
最新の情報は観光協会等で確認しましょう。なお、登山道の紹介は駅裏登山道編を参照してください。
竹田城内の道路は徒歩を除き全て一方通行になっています。
約5分で中腹駐車場に着きます。徒歩ならここまで約25分、距離にして1.3kmです。
ここから竹田城入口の料金所までは徒歩となります。正確には0.8km、約15分の行程です。
バスを降りて200m程で中腹休憩所が左手に見えてきます。まっすぐ行っても寄り道しても、すぐ下で合流します。
水を補給できる最後のポイントです。
トイレが併設されています。
自動販売機も設置されています。
映画「天と地と」で使われた大手門もあります。
大手門をくぐって階段を降りると三叉路になっています。
竹田駅への車道(南登山道)との交点です。
標識に従って左側の道路から竹田城に向かいます。
料金所までの歩道は全て舗装されています。
400m歩いた中間地点にはベンチが設置されています。小休止に良いでしょう。
600m歩いた地点で表米神社登山道と合流します。
そのすぐ先には城址内散策の出口があります。城址内も一方通行です。
料金所手前100mの地点にはガイドとの待ち合わせ場所及び休憩スペースがあります。
料金案内の看板もあります。
季節ごとの入場時間も記載されています。
料金所に到着しました。城址内にはトイレがないのでここで済ませておきましょう。
料金所のところで駅裏登山道が合流してきます。
料金所を抜けると一方通行となります。また散策路は舗装されていません。
三の丸跡の美しい石積みが見えてきました。
登りきると北千畳に着きます。
天守台跡も美しい。
天守台跡から南千畳を見るとこのような景色になります。よくポスターに採用されているビューポイントです。
背景に雲海を抱いた早朝は、さぞかし幻想的な風景になることでしょう。ただし、いいアングルには数人しかポジショニングできないので競争率が高そうです。
出口付近から天守台跡を振り返りました。帰りは山城の里まで歩いたほうがいいです。
中腹駐車場からバスに乗った場合は竹田駅を経由して、また県道沿いに山城の里まで戻ることになり時間とお金が余計にかかります。下りは徒歩約18分の行程です。
これは藤和峠で日の出を見た後、山城の里に移動して撮影しました。
雲海が濃い場合は両方撮影可能ですが日の出前後の幻想的な絵を撮りたい場合はどちらか1つに絞った方が良いでしょう。