天城峠・旧天城トンネル

静岡県伊豆市と静岡県賀茂郡河津町を結ぶトンネル。すべて切り石で建造されており、石造トンネルとしては日本最長である。2001年に国の重要文化財に指定。
「天城峠・旧天城トンネル」の写真ギャラリー
天城峠・旧天城トンネルの基本情報
現在交通の手段としては新天城トンネル(国道414号・1970年完成)が使われており、旧道・旧天城トンネルは主に観光地として利用されています。
「伊豆の踊り子(川端康成)」に出てくるのがこの旧天城峠です。
入り口・トンネルの内部まで石造りなので重厚感がありレトロな雰囲気を醸し出しています。日中はさほどでもないですが薄暗い時間帯は怖いかもしれません。
修善寺側から旧道を上がってくると小さい広場になっており駐車場とトイレがあります。河津側にも駐車スペースが作られていますがこちらにはトイレはありません。
曇天の午前8時ごろに訪れましたが、トンネルの中はかなり暗いです。ガス燈風の電気はついていますがトンネルの中を照らしているというより真っ暗なトンネルの中に電灯がポツリポツリと見えるといった方が良いでしょう。
観光客が何人かおりトンネルの中を歩いていました。
トンネルは狭く車1台しか通れないので中ですれ違うことは出来ません。
進入する際は反対側から車が来ていないかよく確認してから進入しましょう。
撮影お役立ち情報
重厚感を出すには曇天や早朝・夕暮れが良いと思います。
撮影時は午前8時ぐらいでしたが霧も出てくれて幻想的な雰囲気になりました。
修善寺側の駐車場に車を停め、トンネルの入り口付近を撮影。
トンネルの入り口もすべて石で出来ているので絵になります。
トンネルの内部もすべて石です。入り口付近を撮影するとトンネルの中は真っ暗に移ります。露出を変えて後でHDR処理を加えるとよいでしょう。
トンネルの内部は真っ暗に近いですが露出を明るめ(シャッタースピードを遅くする・ISOの数値を上げる)にすると壁が味のある感じに移ります。
いろいろなパターンで撮影してみたので、撮影時の参考にしてみてください。
当日は観光客がほとんどおらず、トンネルの中を車が通っているところの撮影は出来ませんでした。車のヘッドライト・テールランプなどを入れると面白い作品が作れそうな気がしています。
天城峠・旧天城トンネル アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
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名称 | 天城峠・旧天城トンネル |
ふりがな | あまぎとうげ・きゅうあまぎとんねる |
住所 | 静岡県伊豆市 |
駐車場 | 有 / 無料:20台程度 |