「伏見稲荷大社」世界の人々を魅了する千本鳥居

レンズ焦点距離 : 58mm(APS-C : 39mm)

京都市伏見にある神社で千本鳥居が有名です。全国の3万社あるといわれる稲荷神社の総本社になっています。

「伏見稲荷大社」の写真ギャラリー

伏見稲荷大社へのアクセス・駐車場

[駐車場]
伏見稲荷大社には京都では珍しく境内に無料駐車場が設けられています。収容台数は200台の平面駐車場で、営業時間は24時間です。

ただし、12月30日〜1月5日までの年末年始期間やイベントのある時などは駐車場が閉鎖されるので行く前にホームページでチェックしましょう。

境内の駐車場以外にも、土日祝日、ゴールデンウィーク、お盆期間、年末年始は徒歩10分から20分程度の場所に無料臨時駐車場が開設されることがあります。

境内の駐車場は200台分と大きいですが、観光客の数がとてつもないので、日中は満車でなかなか駐車できないのが現状です。

千本鳥居を早朝、夜間に撮影する場合は、駐車場が空いている時間帯なので駐車には困らないと思います。

伏見稲荷大社 千本鳥居撮影のアドバイス

[時間帯]
日中の千本鳥居は歩行者天国状態なので、ほぼ撮影不可能です。平日でも外国人観光客の数が物凄く、原宿の竹下通りのような状況です。初めて行くとあまりの人の多さに驚きます。

千本鳥居の撮影は早朝、または午後8時以降が良いです。早朝は観光客が少なくカメラマンだけ、午後8時を過ぎると観光客がかなり減ります。夕暮れからしばらくの間はまだまだ観光客が多い状態です。

[三脚]
伏見稲荷大社は京都では珍しく三脚の利用が可能となっています。(京都の他の神社仏閣はほとんど三脚禁止です)

伏見稲荷大社の案内図

千本鳥居の写真はよく目にしますが、伏見稲荷神社の規模を知らない人は多いのではないでしょうか。

私も撮影に行く前はその規模はよくわかっていませんでした。

とてつもなく広いです。山門・本殿・千本鳥居まではそれほどの距離は無いのですが、その先は山の上までずっと鳥居が続いています。全部見ようと思ったらほぼ登山になりますね。

昼間の千本鳥居

千本鳥居はどんなものかと昼間にロケハンに行ってみました。

とんでもない人の数で歩くのも大変な程です。

三脚を立てて撮影なんて絶対に無理!です。

京都の観光客の多さは凄いと聞いていましたが、想像を絶するレベルです。ほとんど外国人なのにも驚きです。伏見稲荷だけで一日万単位の訪問者がいるのではないでしょうか。

ということで、撮影は夜からスタートにしました。

「巨大な鳥居と門」

夕暮れ後のマジックアワーもかなりの観光客が居たので、撮影は真っ暗くなってからのスタートになりました。

伏見稲荷大社は夜中もライトアップされており、夜間でも散策している人がボチボチいます。カメラマンだけでなく、一般観光客も夜中に散歩していたりしますね。

「鳥居から駅方向を望む」

大鳥居から駅の方向を見ています。

伏見稲荷は奈良線の「稲荷駅」、京阪本線の「伏見稲荷駅」「深草」駅が近くにあります。

「山門」

ライトアップされた門。

巨大な門がどっしりと構えています。

夜の闇に浮かび上がる朱色の門は威厳があります。

「外拝殿」

山門をくぐると、外拝殿になります。

こちらは舞台のような作りで、伏見稲荷の中でも最も美しい建物だと思いました。夜のライトアップ時は映画のセットのようです。

「山門から鳥居を望む」

山門からの眺めです。西向きになるのでサンセット時の撮影が良いポイントでしょう。

構図に人を入れるのがOKであれば、夕暮れの撮影がオススメです。

「本殿へ」

外拝殿の左側を奥に進んでいきます。

「本殿」

巨大な本殿が見えてきました。鈴の紐が風に揺れて妖艶な雰囲気になっています。

「本殿から千本鳥居へ」

本殿の前を左方向に進むと、いよいよ千本鳥居です。

通路の途中にも美しい建造物がありました。

「小さな社」

所々に小さな社があります。

緑に包まれる社は妖艶で美しい。

「鳥居」

大きな鳥居をくぐり、左へ進みます。

階段があり、その上にも建物が見えます。

建物撮影が好きな人にとっては堪らない空間になっています。

ほとんどの建物が朱塗りなので、赤が美しいです。

千本鳥居

千本鳥居のスタート地点です。

あれ?写真で見る鳥居は小さいのに、なんでこんなに鳥居が大きいのだろう?と思いますよね。

千本鳥居の前半は大きい鳥居が連続しているんです。

この大きな鳥居を超えると、よく写真で見る千本鳥居になりますよ。

「幻想的な鳥居」

大きな連続鳥居が見事です。

ところどころにランプ(電球)があり、程よい感じに鳥居を照らしていました。

「暗めのレタッチ」

レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

先程の写真を暗めに現像してみました。

これぐらいの暗さのほうが雰囲気があって良い感じがします。

明るさを帰るだけで印象が変わるので、夜の鳥居はレタッチが楽しいです。

「縦構図」

大きな鳥居なので高さを生かして縦構図で撮影してみました。

横構図と同じ場所とは思えないほどに印象が変わりますね。

千本鳥居 定番撮影ポイント

「鳥居の入口」

大きな鳥居が終わると、小さな鳥居が左右に並んでいます。

この先は右側通行になっており、右側から入って、帰りは左側を通って戻ってきます。

三脚を立てたカメラマンが撮影していました。

ここがカメラマンが一番多いですが、千本鳥居は長いので、途中まで歩いていけば撮影できるポイントはたくさんあります。

いよいよ撮影開始です。

千本鳥居の中は左右にカーブしています。

カーブがあるので、味のある写真になるのです。

真っ直ぐだとあまり面白い写真にはならなそうですね。

「通路の面積を少なく」

こちらは通路の面積をできるだけ少なくして撮影しました。

実際は立って歩いても頭はぶつからない高さがあるのですが、この写真の構図だと高さが低く感じられます。通路と鳥居の面積に注目して撮影すると良いかもしれません。

「縦構図」

鳥居の形状からして、縦構図がよくマッチします。

通路が右奥に消えていくような場所を選んで撮影しました。夜の撮影ではライトの位置がとても重要になります。

撮影した画像をカメラのモニターでみて、光の届き具合を確認しながらの撮影が良いでしょう。

早朝の千本鳥居

夜の千本鳥居は妖艶な感じで最高でしたが、やはり早朝の写真も撮りたいと思い、朝も撮影に挑戦しました。

レンズ焦点距離 : 58mm(APS-C : 39mm)

早朝は静かで神聖な雰囲気に包まれた中での撮影となりました。

夜とは違い、鳥居一本一本の色の違いがよくわかります。

早朝から何組かのカメラマンが撮影に来ていました。

「縦構図」

レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

鳥居の古びた感じがなんとも言えない味を出しています。

これぞ千本鳥居という写真になりました。

「奥行き」

標準レンズ、望遠レンズの使い分けや焦点距離を変えることによって、鳥居の奥行き感が変わります。

こちらは千本鳥居の長さを表現してみました。

前の写真より開放感と奥行きが出ました。

「横構図で奥行き感」

こちらは横構図で奥行き感を出してみました。

望遠の圧縮効果で迫力を出すか、広角気味の撮影で千本鳥居の長さを表現するか、目的とする表現で利用するレンズが変わります。

千本鳥居の先

千本鳥居を抜けると広場のような場所に出ます。

こちらにも小さい建物がありました。

「千本鳥居出口」

こちらが千本鳥居の出口です。

左側から登ってきて、右側から下ります。

こちらがわから鳥居を見ると、奉納者の名前が目立ちます。

「巨大鳥居の連続」

小さな鳥居が終わると、また巨大な鳥居の連続になります。

ここから山の上までずっと鳥居が続いているそうです。

「ローアングル」

ここではローアングルで撮影しました。

鳥居の大きさがより伝わる写真になります。


伏見稲荷大社 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称伏見稲荷大社
ふりがなふしみいなりたいしゃ
住所京都府京都市伏見区深草藪之内町
駐車場有 / 無料:200台
トイレ

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