「清凉寺」嵯峨釈迦堂と呼ばる寺院は桜や紅葉の穴場的スポット

京都府京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺院で嵯峨釈迦堂とも呼ばれる。春は桜、秋は紅葉の穴場的スポット。
「清凉寺」の写真ギャラリー
清凉寺の概要
清凉寺は京都府京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺院で、通称「嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)」と呼ばれており、御本尊はお釈迦様です。
開基は、983年に宋に渡り986年に帰国した東大寺の僧、奝然(ちょうねん)によってなされました。
清涼寺のある嵯峨エリアは二尊院・常寂光寺・祇王寺・化野念仏寺・愛宕念仏寺などがあり、神社仏閣巡りをすることができます。
清凉寺へのアクセス
山陰本線「嵯峨嵐山駅」付近から県道29号を北へ。300mほど進むと清凉寺に到着します。
清凉寺 撮影のポイント
[タイミング]
・河津桜の見頃は例年3月下旬
[光の条件]
・多宝塔と河津桜は南向きを撮影(日中逆光)
[レンズ]
・標準レンズ
清涼寺の駐車場情報

清涼寺境内の入口に有料駐車場があります。
※周辺にはコインパーキングもあるので短い時間の参拝の場合は、コインパーキングの利用でも良いでしょう。
「清涼寺案内図」

規模は大きめの寺院です。駐車場から左側へ歩いて行くと仁王門・多宝塔があります。本堂は境内の中央に位置しています。
清凉寺 本堂

青空に浮かぶ雲が美しい日でした。
大きな瓦屋根の本堂が印象的です。清凉寺の「三国伝来の釈迦像」は国宝に指定されています。

荘厳な本堂。
瓦屋根が美しい。
清凉寺 仁王門

清凉寺の仁王門は京都府指定文化財となっています。高さ18m、幅10mの大きな山門で、建造は江戸時代と言われています。
「仁王門と多宝塔」

河津桜の咲いている期間に参拝しました。
河津桜は多宝塔の奥にあります。

河津桜と多宝塔の共演を見ることができます。
清凉寺 多宝塔

多宝塔は1703年に建立されました。一層目は本瓦葺、二層目は銅瓦葺の建造物になっています。
多宝塔と河津桜

河津桜は多宝塔の北側にあるので、多宝塔と河津桜のコラボレーション写真は南向きの撮影となります。
現像の時にハイライト(明るい部分)を暗く、シャドウ(暗い部分)を明るく現像すると良い感じになりました。
「少し早い春」

河津桜はソメイヨシノより見頃の時期が早いです。
三月下旬に少し早く桜を楽しむことができます。
こちらは構図内に太陽を入れての撮影。広角レンズを使って左側の河津桜に寄って撮影しています。焦点距離は18mm。

撮影していると河津桜に鳥が飛んできました。
左上に鳥を入れての撮影です。

前ボケを使っての撮影です。
多宝塔にピントを合わせ、前にある河津桜がボケるように撮影しています。

先ほどの写真より色温度を低く現像してあります。
「河津桜と本堂」

青空に映える河津桜。
左側に本堂の瓦屋根を入れてみました。
清凉寺 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 清凉寺 |
ふりがな | せいりょうじ |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 |
駐車場 | 有 / 有料 |
トイレ | 有 |