「結城神社」境内に300本以上のしだれ梅が咲き乱れる歴史ある神社

三重県津市にある結城(ゆうき)神社は梅の名所で春にはたくさんのしだれ梅が咲き乱れます。
「結城神社」の写真ギャラリー
結城神社の概要
結城神社は後醍醐天皇に奉じ「建武中興」に貢献した「結城宗広(ゆうきむねひろ)公」を祀っています。
春には境内に300本以上のしだれ梅が咲き乱れ、多くの人々を楽しませてくれます。
境内には高さ1m40cmの「日本一の狛犬」(北村西望作)があります。彫刻家である北村西望氏は長崎の「平和祈念像」の作者ですね。
結城神社のしだれ梅のベストシーズンは?
結城神社のしだれ梅は例年2月上旬に開花が始まり、見頃は3月上旬となっています。
満開を見たい場合は3月上旬、花びらの絨毯を見たい場合は3月中旬頃が良いでしょう。
この時期は三重では「いなべ農業公園」「鈴鹿の森庭園のしだれ梅」が人気となっていますので、合わせて梅巡りをすると良いですよ。
撮影のアドバイス
結城神社のしだれ梅は、標準・広角・望遠レンズそれぞれで撮影を楽しむことができます。梅園の外では標準・広角・望遠レンズ、梅園の中では標準レンズ・広角レンズが活躍します。
特にしだれ梅に近づいてローアングルで撮影すると空から降ってくるような梅の花の写真が撮れるので、広角レンズがあると撮影の幅が広がりますよ。
梅園内は三脚禁止となっているので、手持ちの撮影になります。梅園内の撮影をするときはある程度明るい時間帯の方が良さそうですね。
結城神社の境内
神社の対面に広い駐車場があります。

この写真の右側です。トイレはこの写真の奥にありました。
この写真の左側が本殿になります。
結城神社のしだれ梅園
境内に入ると何本か美しいしだれ梅を見ることができます。
境内には有料(500円)の梅園があり、その中に凄い数の梅が咲き乱れていました。
ここは満開を少し過ぎると梅の花びらの絨毯になるので、その頃の撮影が人気です。
※撮影当日はロケハンで行ったので、梅園内の撮影はしませんでした。境内にある何本かのしだれ梅を撮影しましたが、それでも十分にしだれ梅撮影を楽しむことができました。
ロケハン日は、雨と突風の繰り返し状態で、数時間の滞在中、青空が出たのはほんのわずかな時間でした。別の日にもう一度訪問しようと考えていましたが、他のスポットの撮影と天候の関係で再挑戦はできませんでした。
「梅園(有料)の外観」

梅園の外周は囲いがあり、外からはしだれ梅の頭の部分しか見えません。梅園の外から見ても凄い数のしだれ梅が植えられているのがわかります。
囲いがあるので、落下した花びらが下に溜まって美しい花の絨毯になるのですね。
ミラーレスカメラ・一眼レフカメラで本格的にしだれ梅の写真を撮りたい人は、梅園の中で撮影を楽しみましょう。
結城神社の境内
「本殿」

結城神社の本殿です。重厚感があり歴史を感じる建物ですね。
雨が降ったり少し晴れたりの繰り返しでしたが、この時はうまく青空が見えました。
「神社の全景」

神社の境内に入ると、左側が梅園、正面が本殿、右側に何本か大きなしだれ梅が植えてあるエリアという位置関係になっています。

「淡いしだれ梅」

白い花のしだれ梅を、ソフトフィルター効果でふんわりと仕上げて見ました。
曇天の時はしっとりとした感じの写真になります。青空とのコントラストの写真も良いですが、曇天の時だからこそ撮れる写真もあるので、曇天でも積極的に撮影すると良いですよ。
「境内を彩るしだれ梅」

しだれ梅は本当に上品で美しい。桜の開花の1ヶ月ほど前に、桜の撮影を楽しんでいるような気分になります。しだれ梅は3〜5mぐらいの樹高なので、撮影しやすい感じがします。
ゆっくり木の周りを歩いて、樹形が美しく見える所を見つけたり、枝垂れた枝のギリギリまで寄って広角レンズで撮影したりと、一本の木と向き合って撮影している感が堪らないですね。
「ピンクのしだれ梅」

青空が現れ、しだれ梅に光が入り始めました。
逆光で撮影すると木や花に立体感が出るので、逆光になる位置に回り込んで撮影しました。
花の絨毯に映る影も美しいですね。

境内にはこのようにしだれ梅が並んでいるところもありました。しだれ梅を斜めに配置すると奥行き感が出て、梅並木の雰囲気を出すことができますね。
結城神社 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
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名称 | 結城神社 |
ふりがな | ゆうきじんじゃ |
郵便番号 | 514-0815 |
住所 | 三重県津市藤方藤方2341 |
駐車場 | 有 / 無料 : 50台程度 |
トイレ | 有 |