千畳敷カール

長野県駒ヶ根市の宝剣岳直下にあるカール。通年営業の駒ケ岳ロープウェイ終点「千畳敷駅」を降りると鋭い岩峰の宝剣岳が聳え、その下に広がる氷河地形「千畳敷カール」には遊歩道が整備されおり高山植物、錦の紅葉、満天の星空、白銀の冬景色など目の前に広がる四季折々の絶景を楽しむことができる。
「千畳敷カール」の写真ギャラリー
千畳敷カールの基本情報
千畳敷カールは標高2,600mに位置し、駒ケ岳ロープウェイを使えば誰でもお手軽に山岳風景を味わうことができる場所です。夏には可憐な高山植物が咲き乱れ、秋は山肌が燃えるような紅葉に包まれます。カール(圏谷)とは氷河期に山が削られてできたお椀の底のような窪地をいいます。千畳敷カールは宝剣岳、日本百名山・木曽駒ケ岳登山の拠点となっています。駒ケ岳ロープウェイは「紅葉が楽しめるロープウェイ」で日本一に選ばれました。
カールに位置するロープウェイの千畳敷駅は、ホテルが併設され宿泊も可能です。遊歩道を歩けば、お花畑、剣ヶ池を巡ることができ、高山気分を満喫することができます。剣ヶ池付近は宝剣岳の眺望が良く、人気の撮影ポイントになっています。
「アクセス」駒ヶ根高原の大駐車場(駐車料金600円)からバスにてしらび平駅(片道料金820円)、そこから駒ケ岳ロープウェイ(往復料金2,260円)にて千畳敷駅に向かいます。※駒ヶ根高原から先は一般車両通行禁止です。
「登山」駒ケ岳→宝剣岳→檜尾岳→熊沢岳→空木岳の縦走コースがあります。
撮影お役立ち情報
「千畳敷カールに咲く高山植物」コバイケイソウ、シナノキンバイ、ミヤマクロユリ、ヒメウスユキソウ、ヨツバシオガマ、コイワカガミ、イワツメクサ、チングルマ、ミヤマシシウド
千畳敷はほとんどがダケカンバの黄葉ですが、点在するナナカマドの群生を前景にして撮影もできます。
夏のコバイケソウは数年に一度しか開花しないのでロープウェイ等に事前確認するとよいだろう。
「日本のカール」木曽駒ケ岳・千畳敷カール、穂高・涸沢カール、日高山脈・七ッ沼カール、北アルプス・薬師岳カール群、立山・山崎カール
千畳敷カール アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 千畳敷カール |
ふりがな | せんじょうじきかーる |
住所 | 長野県駒ヶ根市 |
駐車場 | 有 / |
トイレ | 有 |