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鎌倉山雲海 | 月明かりに照らされた雲海と雲海に透ける街明かり

栃木県茂木町にある人気の雲海スポット「鎌倉山」。今回は月明かりに照らされた幻想的な雲海、雲海に透ける街明かりや車の光跡などの写真をご紹介します。

鎌倉山の雲海

鎌倉山は栃木県茂木町にあります。近くを那珂川が流れ、川霧や雲海が出やすい場所として人気が高まっています。栃木県宇都宮市、茨城県水戸市からアクセスの良い場所になっています。高速道路を使えば首都圏からも撮影に行きやすい場所です。

鎌倉山の雲海(夜明け・ご来光)は以下のブログ記事をご覧ください。
「鎌倉山」標高200mからの雲海とご来光。那珂川の川霧と里山の紅葉絶景

鎌倉山へのアクセスはこちらのブログでどうぞ!
鎌倉山へのアクセスと駐車場 | 夜でも行ける!栃木県有数の雲海スポットへの行き方を徹底解説

撮影日の雲海について

雲海の撮影は「最低気温が5度以下になる晴れの日」を狙いました。前に鎌倉山で雲海の撮影に挑戦しましたが、最低気温が10度以上の日で、少し川霧が出ただけでした。

月明かりのある夜だったので、夜中から雲海が出れば、幻想的な雲海の写真が撮れるだろうと思ったので、夕方に鎌倉山に一番近い「道の駅 もてぎ」で待機していました。

午後11時頃に鎌倉山に向かおう(道の駅からは車で20〜30分ほど)と思っていましたが、道の駅の街灯を見ていると薄く光芒が出ていました。

これは上から見たら雲海になっているのではないか?と思い、すぐに鎌倉山に向かいました。

行く途中の道路は薄い霧状態になっていて、期待が高まります。

鎌倉山に登る林道でも薄い霧になっていました。鎌倉山頂上付近の駐車場について雲海の出る方向を見てみると、大雲海が目の前に広がっていました。

これ以上成長してしまうと、駐車場や展望台が雲に埋まってしまうなぁと、そっちが心配になりました。

月光雲海

駐車場付近からの雲海風景

駐車場付近から雲海を撮影しました。

[ 鎌倉山 雲海 ]

鎌倉山は「駐車場と展望台への登山道入り口」「展望台」と大きく2つの撮影ポイントがあります。展望台までは登山道を150mほど歩きます。

雲海の量が増え、撮影場所まで雲に埋まってしまうと撮影できなくなってしまうので、できるだけ早く展望台に行きたい気持ちで一杯でしたが、ここからの構図も良いので、何枚か撮影しました。

駐車場付近からは手前に紅葉した木々が入り、奥には雲海に浮かぶ里山が幾つか重なって見えます。臨場感と高度感が出るので、ここからの構図も好きです。

展望台からの雲海風景

夜は他にはカメラマンはおらず、一人だけの撮影になりました。駐車場付近、登山道に入った場所は月明かりがあったのでヘッドランプは付けなくても周囲や足元が見えました。

登山道を少し歩き始めると、林の中を通る場所ではヘッドランプが無いと足元が見えないところもありました。とても静かで、時々動物の鳴き声が響きます。

[ 鎌倉山 雲海 ]

展望台に到着すると、里山の間を埋め尽くすほどの雲海が溢れ出しそうな感じでした。

まずは展望台の右側の前に行き、雲海の右端部分を撮影しました。雲海があるので見えないですが、この写真の右側の雲海の下には那珂川があります。

雲海はほとんど動いていない状態なので空の雲の流れをどのように表現するかを考えました。
満月近いので肉眼で見ても雲海や山ははっきりと見えます。

ISO100で5分、
ISO200で3分、
ISO400で1〜2分、
ISO800で30秒〜1分

というパターンで撮影しました。

「印象的な里山と青空」

[ 月夜の大雲海 ]  夕暮れ時から雲海が湧き始めて大雲海に。月明かりに照らされた雲海はとても幻想的でした。

展望台から正面右方向には山が見えます。11月下旬〜12月上旬には写真の左側の山の後ろから太陽が登ります。

空には横長い雲があったので、雲と山のバランスを考えて構図を決めました。雲海は長秒でベッタリとしてしまうので、上空の雲の動きで躍動感を出すことにしました。

夜の展望台

鎌倉山の展望台には案内板があります。誰もいなかったので、案内板を入れて雲海を撮影しました。

[ 鎌倉山 雲海 ]

ブログで現地の様子を紹介するために、看板なども多く撮影するのですが、今回は看板も絶景にすることができました。月明かりに照らされた岩のメタリック感も良い感じです。

雲海テラス貸切状態です!

「展望台」

[ 鎌倉山雲海テラス ]  日没後の大雲海。月に照らされた雲海は幻想的でした。誰もいなかったので展望台と雲海の写真を撮影してみました。岩のメタリック感が良い感じになりました。

展望台と雲海風景。
こんな感じのところで雲海を撮影します。展望台の柵が入っているととてもリアル感が出ますよね。鎌倉山の雲海写真はこんな場所から撮っています。

月明かりでの雲海撮影を満喫し、駐車場に戻りました。

車に戻って数時間後、かなり風が強くなりました。どんどん風が強くなってきたので、外を見てみると雲海がかなり無くなっていました。しばらくしてまた外を見ると、なんと、あれだけあった雲海が



夜明けの雲海

日付が変わる頃に強風に吹き飛ばされた雲海が、午前3時過ぎにまた湧いてきました。

[ 鎌倉山 雲海 ]

この日は夕方からの大雲海で、朝は雲海写真が撮れるのは確定だと思っていました。その雲海が真夜中に消えてしまい、がっかりした状態で朝を迎えました。

しかし、明け方前にまた雲海が湧き上がってきて、良い感じになりました。

里山の谷間を縫うように雲海が流れています。川のようですね。

手前の方には雲海が無く、奥の方に雲海が発生していました。

この写真は午前4時40分頃に撮影しました。

手前に雲海が無いので、奥側を望遠レンズで撮影。

[ 鎌倉山 雲海 ]

写真は長秒で撮影しているので明るく見えますが、まだ夜明け前なので実際は薄暗い感じです。

長秒撮影すると、雲海が帯のように写ります。下に見える木々や田畑、家などが幻想的です。

「レーザービーム」

[ 雲海レーザービーム ]  早朝に雲海が湧き始め、その中を走る車の光跡が幻想的でした。夜明け前は雲海と街明かり、車の光跡のコラボレーションや星撮影を楽しむことができます。

しばらく撮影を続けていると、手前の方にも雲海が出てきました。鎌倉山展望台の左下には大き目の橋があり、その橋の明かりと道路を通る車のランプが雲海に透けて写ります。

明け方前は長秒撮影ができるので、1〜2分程度露出して光跡が写るようにします。だんだん空が明るくなってくると30秒以下にしないと風景が白飛びしたりします。

その時はND8やND16フィルターを付けて露出の時間を伸ばすと光跡が撮影できます。

現地で「あー、もう10秒しか(シャッターを)開けられないから、もう光跡は撮れないね」と言っているカメラマンがいたりしますが、NDフィルターを使っている人はその横でしっかりと光跡写真を撮っていたりします。

NDフィルターのテクニックを覚えておくと、撮影の幅が広がります。滝撮影だけでなく、夜明けの撮影にもNDフィルターは持っていくようにするといいですよ。

「山村を覆う雲海」

[ 鎌倉山 雲海 ]

さらに雲海が湧いてきました。湧きまくりです。街灯が雲海に透ける写真を撮れる状態になりました。夕暮れからの大雲海を見た時は、「朝まで大雲海状態が続き、街灯が透ける雲海は今日は無理かな?」と思っていましたが、うまく撮影することができました。かなりラッキーです。

雲海は外れも多いですが、こういう大当たりがあるので病みつきになります。

この写真を撮った時は、停まっていた車が那珂川の川岸に向かって走って行きました。朝は釣りの人が多く、那珂川沿いに車が走っていくこともあります。

夜が明けてきたので、車の光跡が写るように長秒したら、空が白飛びしました。このような時は「NDフィルターを装着して空を飛ばないようにする」という方法ともう一つ、「同じ構図で空が白飛びしないように写真を撮っておいて、あとで空の部分を合成する」という方法があります。

この時は雲海の表情を出すために、NDを外してシャッター速度をできるだけ短くして撮影していました。車のライトが点いたので、空は飛ぶのはわかっていましたが、長秒で撮影しました。

次の写真がそうですが、同じ構図で空が飛ばないようにした写真も撮っておきました。時間がある時にこの2枚を合成すれば良い感じの写真になります。

「夜明けの雲海」

[ 鎌倉山 雲海 ]

空のグラデーションが綺麗な時間帯になりました。雲海に透ける街灯や信号がとても綺麗です。手前のビニールハウスが目立つのですが、雲海が多くなり目立たなくなりました。

「光跡」

[ 鎌倉山 雲海 ]

大きな通りを車が走り抜けて行きました。

撮影スポット詳細
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