「小貝川ふれあい公園ポピー」撮影ガイド ~200万本のシャーレーポピーと筑波山の共演

日本百名山「筑波山」とポピー畑の絶景で大人気の小貝川ふれあい公園。5月中旬から下旬にかけて200万本ものシャーレーポピーが花を咲かせます。小貝川が背後にあることから朝霧も出やすいという好条件が揃っている撮影スポットです。アクセス・駐車場・現地の情報をお届けします。

小貝川ふれあい公園は茨城県下妻市にあり、筑波山の西側に位置しています。筑波山までの距離はちょうど10km。真東に筑波山があることから、筑波山方向から太陽が昇ってきます。

この公園は南北に細長い形をしており、ネイチャーセンター・バーベキュー場・スポーツ関連施設・花畑と自然体験をテーマにした多目的な総合公園になっています。

常磐自動車道・首都圏中央連絡自動車道などで首都圏からのアクセスが良く、ポピーの時期には関東周辺のカメラマンが多く集まります。(知名度が高いので、関東以外からもカメラマンが集まっています)

小貝川ふれあい公園へのアクセス・駐車場

首都圏から常磐自動車道を利用する場合は「つくばJCT」から首都圏中央連絡自動車道に入り、「常総IC」で一般道へ。国道294号(常総バイパス)で北へ。国道125号と交わるところが小貝川ふれあい公園になります。

公園入口から駐車場までは下記に写真付きで記載します。


[ 小貝川ポピー ]

国道294号(常総バイパス)を右折し、イオンモール下妻店とカインズホーム下妻店の間を直進すると小貝川ふれあい公園の入口に到着します。ここには小貝川ふれあい公園ネイチャーセンターと駐車場があります。早朝にポピーの撮影を狙う場合は、ネイチャーセンターの駐車場は夜間閉鎖されていて入れません。南側の河川敷の駐車場を利用するようになります。

小貝川ふれあい公園の入口の信号を右折し、南へ向かいます。しばらく走るとこの写真の案内板が見えてきます。「花畑駐車場入口」とかいてあります。土手に登っていく道になります。

[ 小貝川ポピー ]

土手の上を少し走ると、右側に公衆トイレがあります。
ポピー撮影期間中は夜中も電気がついていましたので、夜間でも利用可能です。

[ 小貝川ポピー ]

トイレを過ぎて少し走ると左側に下る道になります。この坂を下ると駐車スペースが見えてきます。
アーチ型の橋が目印になります。

[ 小貝川ポピー ]

坂を下ると橋の下をくぐるようになっています。この橋の下を通過すると駐車スペースです。下は舗装ではありません。

[ 小貝川ポピー ]

ポピー畑は駐車場から来たほうに戻る感じになります。橋をくぐり、道なりにあるきます。ポピー畑までは500mほどです。

[ 小貝川ポピー ]

右手には大きく筑波山が見えます。
ポピー畑の手前のこちらのスペースはキンセンカが植えられています。ポピーと同じ時期に咲いている年もありますが、このときはまだキンセンカは咲いていませんでした。

[ 小貝川ポピー ]

少し歩くと分岐があります。左側が車で下ってきた道になります。ここを上がると公衆トイレになります。ポピー畑は右側の土手の下の道を歩きます。

[ 小貝川ポピー ]

ポピー畑の沿革
この花畑は、昭和61年におきた洪水から小貝川のイメージアップを図るため、小貝川流域フラワーベルト構想のひとつとして昭和62年10月に0.6haの花畑を造成したのがはじまりです。
その後、小貝川ふれあい公園の一部として5haの花畑となっており、春のポピー開花時期にはフラワーフェスティバルを開催して、沢山の人々が訪れる花の名所となっております。
(案内板より)

[ 小貝川ポピー ]

道なりに歩いていくと奥にポピー畑が見えてきます。

[ 小貝川ポピー ]

「ポピー畑の入口」
50cmほどの深さの溝があるので、ところどころに橋がかけられています。

[ 小貝川ポピー ]

早朝にはここにずらりと100人以上のカメラマンが並びます。多いときには200人以上の時もあります。

[ 小貝川ポピー ]

日中のポピー畑の様子。
花畑の中にも何本か遊歩道があり、日中は観光客が散策を楽しんでいました。

[ 小貝川ポピー ]

「小貝川ふれあい花の会」
当会は、小貝川ふれあい公園花畑において草花の栽培管理を行うことにより、小貝川のイメージアップを図ろうと(小貝川は昭和61年8月に氾濫しました)平成3年12月に市民参加による「お花畑を育てる市民の会」として設立されました。
(活動)
小貝川ふれあい公園花畑(面積約3.2ha)において、春のポピーを中心とした花の栽培管理を行っており、年3回のボランティア活動(種まき1回、除草作業2回)の際には、500名余りの会員が参加しています。
(案内板より)

[ 小貝川ポピー ]

この日は筑波山の上空に入道雲が出ていました。

[ 小貝川ポピー ]

土手の上も歩くことができます。

[ 小貝川ポピー ]

土手の上にはフラワーフィステバルの旗が並んでいました。

[ 小貝川ポピー ]

日中のポピー畑の様子。

[ 小貝川ポピー ]

真夜中のポピー畑。
月明かりがあるときは長時間露光での撮影を楽しむことができます。
筑波山の上空にたくさんの星が輝いていました。

[ 朝焼けの筑波山とポピー畑 ]  早朝、空が赤く染まり筑波山のシルエットが浮かび上がります。静かに咲くポピーが幻想的でした。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 52mm(APS-C : 35mm)

「朝焼けのポピー畑」
午前4時頃、筑波山の奥の空が真っ赤に焼け始めました。筑波山のシルエットが美しく浮かび上がります。ポピー畑のすぐ後ろが小貝川になっており水分が多く、霧が出やすい立地になっています。朝焼けと朝霧のシーンを狙って撮影に通う人が多いようです。

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