「北アルプス・立山」紅葉絶景 〜3,000m級の峰々と錦秋

日本を代表する山々が連なる北アルプスの紅葉絶景スポットを紹介します。山岳ならではのスケール感の大きい風景をお楽しみ下さい。

栂池自然園

[ 展望湿原 ]  秋の展望湿原から見た初冠雪の白馬三山。自然園入口から約1時間の行程 。ここは栂池湿原の南端に位置し白馬三山と大雪渓の最大のビューポイントです。

栂池自然園は中部山岳国立公園内にある高層湿原で、標高は1,900mほどになります。約5.5kmほどの木道が整備されており、湿原のトレッキングを楽しむことができます。

山麓から「栂池ゴンドラリフト」「栂池ロープウェイ」を利用して栂池自然園に入ります。山頂駅には「栂池山荘」「栂池ヒュッテ」「公衆トイレ」があり、そこから木道で「みずばしょう湿原」「わたすげ湿原」「浮島湿原」「ヤセ尾根」「展望湿原」などを散策することができます。

栂池自然園からは白馬三山を望むことができ、初冠雪で白馬三山が白く染まれば、青く広がる空、雪の白、紅葉と、三段紅葉の絶景が目の前に広がります。

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[ ワタスゲ湿原の秋 ]  大雪渓から湧き上がってくる雲海が白馬岳を隠そうとしていました。秋とはいえ山の天気は油断できません。

湿原の周りを埋め尽くすほどの紅葉。白馬の山々から雲が湧いてきました。

[ 錦秋栂池 ]  白馬乗鞍岳の斜面の紅葉も見頃を迎えていました。秋空に映えるダケカンバの黄色とナナカマドの赤。錦秋の栂池は豊かな色彩に満ちていました。

栂池自然園の紅葉は、真っ赤なナナカマド、カエデ、そしてダケカンバが中心となります。ダケカンバは幹が白く、紅葉のピークが過ぎた後も味のある風景を見せてくれます。

栂池高原の位置はJR大糸線の白馬駅より北になります。
「白馬駅」→八方尾根、「信州森上駅」→「岩岳」、「南小谷(おたり)駅」→栂池高原 という位置関係になっています。

白馬大池

[ 白馬大池 紅葉 ]  秋晴れの白馬大池。短い夏が終わると植物は秋の表情に。ナナカマドの紅葉が綺麗でした。紅葉の見頃が短く、タイミングが掴みづらいので事前の下調べが重要です。

白馬大池へは上記の栂池自然園から3時間ほどの登山になります。栂池自然園の木道を歩き、天狗原湿原を通り白馬大池というルートになっています。

白馬大池は標高約2,400mで、池の周囲は2kmほどです。池のほとりには「白馬大池山荘(200名収容)」「テント場」があり、宿泊が可能となっています。

この周辺はチングルマ・ハクサンイチゲ・チングルマなどの高山植物が多く、花の名所としても知られています。

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涸沢カール

[ 涸沢紅葉 ]  彩り豊かなカール

涸沢(からさわ)カールは北アルプス、上高地から奥穂高岳・北穂高岳に登るルートの途中にある氷河圏谷(氷河によって削られてできた大きな谷)です。

秋にはこの谷が赤・緑・オレンジに染まり、日本屈指の紅葉絶景が広がります。特にナナカマドの赤が素晴らしく、青い空・ダケカンバの黄色とのコントラストが美しい。

涸沢カールから奥穂高岳・北穂高岳への登山はハシゴや危険箇所があるので、登山目的の人が大半となりますが、涸沢までは危険箇所はあまりないので、紅葉目的のトレッキング客も多いです。

紅葉トレッキングツアーも多く、登山道が渋滞となるほどです。もちろん全国から写真愛好家が多く訪れます。

栂池自然園はロープウェイを使って簡単に行くことができますが、涸沢カールは片道15kmほど歩くことになります。コースタイムは標準で6時間。

途中の横尾までは平坦な道になっていますが、横尾から涸沢までは登山道になります。

上高地バスターミナル→(50分)→明神池→(60分)→徳沢→(70分)→横尾→(60分)→本谷橋→(120分)→涸沢

カメラ・三脚・テント装備などがあり、体力的に1日ではキツイと思うときは、横尾のテント場で一泊すると良いです。

テント泊でない場合でも横尾山荘に一泊すると楽でしょう。健脚であれば帰りは涸沢から上高地まで宿泊無しでも歩けると思います。

[ 期待感 ]  夜が明ける頃、涸沢カールの活動がはじまります。好天・目の前に広がる紅葉 ・モルゲンロート・絶景に期待が膨らみます

涸沢カールには涸沢小屋と涸沢ヒュッテの2つの宿泊施設があります。
2つの建物の間は広いテント場になっており、紅葉のピークのときは1000張ものテントが設営されるとも言われています。

夜にテントのランプが灯されると紅葉絶景の中に光り輝く宝石のような光景が。

[ 紅葉モルゲンロート ]  穂高連峰の目覚め

涸沢カールの紅葉ともう一つの名物、モルゲンロート(朝焼けで山が真っ赤に染まる現象)。
涸沢ヒュッテ、テント場の前にはこの光景を見ようと暗いうちから大勢の人が待機します。
美しい紅葉が言葉にならないような絶景に。

[ 涸沢を染めるモルゲンロート ]  登山客、カメラマンが美しさに魅了されています。

このときは東側に雲が出て、涸沢カールに映る影が2つになり、陰と陽がより涸沢の紅葉を美しく演出していました。

モルゲンロートで山が真っ赤に染まる時間はほんの10分程度ですが、それから涸沢カール全体に陽が当たるまでは、かなり時間がかかります。ゆっくりと上から下へと光が差し込んできます。

涸沢全体に光が入るまでの間は、光と影を意識しながら撮影すると良い写真が撮れます。

[ 紅葉に降る星々 ]  快晴で空気が澄んだ夜。満天の星が輝き天の川が見えました。夏の大三角が穂高連峰の稜線に沈んでいきました。

紅葉の穂高連峰に降り注ぐ星々
夜になり空を見上げると満天の星が輝き、天の川を見ることができました。夏の大三角が穂高連峰に沈んでいきます。晴れて星が見える夜には星景撮影もおすすめです。

涸沢カールの詳細へ

槍沢カール(氷河公園)

[ 錦秋の槍沢カール ]  秋の天狗原。ナナカマドで埋め尽くされた紅葉の美しさと槍ヶ岳を望むロケーションは涸沢に引けをとらない。

槍ヶ岳は日本で5番目に高い山で標高は3,180mあります。日本百名山、新日本百名山、花の百名山に選定されている日本を代表する山で「日本のマッターホルン」と呼ばれています。
上記の涸沢と同様、上高地から横尾まで平坦な道を歩き、そこから槍ヶ岳に向けて長い登山道を登ります。

紅葉と槍ヶ岳の撮影ポイントとして知られる氷河公園は登山道の途中から1時間ほど歩いた場所にあり、天狗池では槍ヶ岳のシンメトリー写真を撮ることができます。

[ 赤に萌えるナナカマド ]  天狗原から槍沢に戻る登山道沿いにも真っ赤に色づいたナナカマドが点在している。

真っ赤に色づいたナナカマドと濃紺の空。

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黒菱林道

[ 季節の境界線 ]  錦秋・晩秋・初冬

黒菱林道は白馬村の八方尾根スキー場にある林道です。標高1,500mの林道の終点には「カフェテリア黒菱」があり、そこからリフトに乗れば八方池までのトレッキングを楽しむことができます。
林道からは雄大な白馬三山を望むことができ、特に紅葉の時期は絶景。

[ 白馬鑓ヶ岳 ]  冠雪した険しい峰 深い谷をくだる紅葉

三段紅葉月明かり。
冠雪した険しい峰と深い谷をくだる紅葉。

黒菱林道(八方尾根)の詳細へ

白沢峠展望台(嶺方峠)

[ 秋の白沢峠 ]  紅葉と北アルプス後立山連峰

白馬村と小川村の境にある峠で、北アルプスの絶景スポットです。鹿島槍ヶ岳、五竜岳・唐松岳・白馬三山と北アルプスの主要な山々の大パノラマが広がります。

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小川村

[ 秋の里山風景 ]  冠雪した北アルプスと鈴なりの柿。小川村には「柿の木」が沢山あります。

小川村から北アルプスを撮影するには、北アルプスが順光になる早朝から午前中にかけての撮影が良いです。谷深い小川村は寒暖の差ができる頃、山の上から色付きはじめます。
天候が穏やかな年は山全体が紅葉に包まれ、冠雪時期が早い年は紅葉と雪山を撮影することができます。

写真は冠雪した北アルプス「鹿島槍ヶ岳」と柿の木

[ 信州 小川村 錦秋 ]  深まる秋 色鮮やかな紅葉に包まれた小川村。快晴で空気が澄んだ日 冠雪した北アルプスが一望できました。

冠雪の北アルプスと小川村の山々を彩る紅葉。

[ 秋本番 ]  雪化粧した北アルプスが紅葉の装いに。信州の紅葉前線は山から里へと降下していきます。

小川村の錦秋と北アルプスの雲海。

[ ランデブー ]  2015年10月26日 午前3時過ぎ「十三夜の月」に照らされた信州 小川村 の里山。東の空で大接近した「金星」と「木星」が寄り添っていました。少し下には「火星」も

午前3時過ぎ「十三夜の月」に照らされた信州 小川村の里山。東の空で大接近した「金星」と「木星」が寄り添っていました。少し下には「火星」も。

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一ノ瀬園地

[ 乗鞍冠雪 ]  右側の斜面に雪が積もりだしています

一ノ瀬園地は松本市の乗鞍にある高原で、日本百名山・乗鞍岳を望むことができます。
周辺は小川が流れ、池や湿原が点在しています。まいめの池では逆さ乗鞍岳を見ることができます。

[ 一ノ瀬園地の食堂・売店 ]  駐車場にはトイレと売店があります

園内の駐車場とレストハウス。

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立山

[ 立山連邦とナナカマド ]  天狗平から見た立山連峰。道路沿いのナナカマドが真っ赤に色づいていました。

立山は飛騨山脈にある立山連峰の主峰です。標高は約3,000mあり、日本百名山に選定されています。
標高2,450mにある室堂平は立山観光の拠点となっており、その周辺には紅葉の絶景スポットが点在しています。

写真は天狗平から見た立山連峰。道路沿いのナナカマドが真っ赤に色づいていました。

[ 天狗原紅葉 ]  天狗平から見た剣岳。ここから見る剣岳は非常にピラミダルな形をしています。優しい山容の立山とは趣の異なった荒々しい表情が印象的でした。

天狗平から見た剣岳。ここから見る剣岳は非常にピラミダルな形をしています。優しい山容の立山とは趣の異なった荒々しい表情が印象的でした。

[ 弥陀ヶ原全景 ]  錦秋の弥陀ヶ原を俯瞰してみました。ダケカンバの黄葉と草紅葉。秋空のもと黄色の世界が広がっていました。

弥陀ヶ原は標高1,600〜2,000mに位置する高原で、夏には高山植物が咲き乱れます。東西2km、南北4kmもの広さを持つ大草原です。
溶岩台地に広がる池塘の中を木道が通っており、高層湿原の散策を楽しむことができます。

[ 立山の餓鬼田 ]  弥陀ヶ原の西端から見た餓鬼田と大日連峰。弥陀ヶ原内はナナカマドやダケカンバは少ないが地糖と草紅葉が美しい。

弥陀ヶ原の西側からは餓鬼田と大日連峰の雄大な姿を見ることができます。弥陀ヶ原はナナカマドやダケカンバは少ないですが、草紅葉がとても綺麗な場所です。

弥陀ヶ原は立山観光のスポットのひとつで「弥陀ヶ原ホテル「弥陀ヶ原遊歩道」「国民宿舎展望立山荘」「松尾峠展望台」「立山カルデラ展望台」などがあります。

弥陀ヶ原は「雲海」「星」「富山の夜景」撮影スポットとしても知られています。

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撮影スポット詳細

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