魔女の瞳の誘惑 磐梯吾妻スカイラインから一切経山へ 2/2

前回は浄土平から酸ヶ平避難小屋まででした。
今回は、避難小屋から一切経山の山頂までの行程を記載します。
いよいよ「魔女の瞳」との対面です。
酸ヶ平避難小屋から
![[ 鎌沼周辺 ] 登山道から鎌沼が見えてきました](https://www.pixpot.net/img/photos/1/2/s_f3234e67f9f43834d22dc932cff01c39.jpg)
避難小屋から少し登ると、左手に鎌沼が見えてきます。
緑の草原とどこまでも広がる空が広がっています。
足場が悪くなり、傾斜が急になってきます。
登山道の左側は、雨の時に水が流れる沢になっているようです。
![[ 夏の湿原 ]](https://www.pixpot.net/img/photos/1/2/s_55fb4e9418ed0978fb95ab1e9487d6d7.jpg)
鎌沼が見えてきました。
沼の手前にもいくつか池塘があります。
![[ 東吾妻山 ] 振り返ると目の前に大きな山が](https://www.pixpot.net/img/photos/1/2/s_d504426d8c2dc6c222874b2c46fe578d.jpg)
酸ヶ平避難小屋と分岐が見えます。
分岐の左側から歩いてきました。右側に進むと鎌沼です。
その後ろには大きな東吾妻山が見えます。
この辺りは緩やかな稜線の山が多いです。
吾妻小富士
![[ 吾妻小富士が再び登場 ] 隠れていた小富士が見えてきました](https://www.pixpot.net/img/photos/1/2/s_fa77c12a1fdbce33ab8c697a11e4b717.jpg)
避難小屋からの登りを終えると、右手に再度、吾妻小富士が見えてきます。
ここからは火口を見下ろす感じになります。
吾妻小富士の後ろに湧いている雲が迫力があります。
雲がだいぶ多くなってきました。
この後の下りで大雨になるとは、ここでは考えもしませんでした。
![[ 吾妻小富士の火口を見下ろす ] だいぶ下に見えます](https://www.pixpot.net/img/photos/1/2/s_3ac8fab3c4ca747c27711d48a850c144.jpg)
頂上までは、写真のような広い石がごろごろした場所を歩きます。
傾斜はあまりないので、楽です。
急な場所は、避難小屋からしばらくの間だけでした。
一切経山の山頂
山頂は広く、真っ平です。
一切経山頂上 標高 1948.8mという標識があります。
山頂からは、なだらかな稜線の山々が見えます。
石が積まれて、神への祈りの場になっています。
山頂は広く、眺めがいいです。
開放感抜群の場所でした。
魔女の瞳 五色沼
![[ 魔女の瞳とご対面 ] 山頂の奥側に青い目が潜んでいます](https://www.pixpot.net/img/photos/1/2/s_8b24e8c27574c4596863e8c801156c63.jpg)
山頂から少し歩くと、眼下にブルーの沼が見えます。
この姿を見たかった!
凄いきれいです。
透明度の高い沼ということが、上から見下ろしてもわかります。
空が映り、絵の具を溶かしたようなブルーになっています。
![[ 瞳 ] 綺麗な色で魔女の瞳というより美女の瞳](https://www.pixpot.net/img/photos/1/2/s_94df46a053dc8531aebbf3e5ac618aa1.jpg)
雲の動き、光の当たり方により、刻々と姿を変えます。
沼の周辺の緑とブルーのコントラストが美しいです。
まさしく、魔女の瞳です。よくこんな名前を付けたと感心します。
山頂まで登った人にしか味わえない、特別なご褒美ですね。
写真を撮っていると、風が強くなってきました。
三脚を強く押さえていないと、飛ばされそうです。
重かったけれど、三脚を背負ってきて良かったと思いました。手持ちでは魔女の瞳の撮影は厳しかったと思います。
撮影の最後の頃には、立っているのも大変なぐらいの風になってきました。
下山
![[ 一切経山 ]](https://www.pixpot.net/img/photos/1/6/s_7a9474b80ddbacea5a88229a16ce6d75.jpg)
天候が怪しかったので、急いで下山しました。
避難小屋に降りるまでに、これから頂上に向かう家族連れなど、何組かとすれ違いました。
避難小屋を過ぎて、鎌沼との分岐に辿り着いたとき、もの凄い雨に襲われ、雷の爆音が響き渡りました。
山の上の雷の音の迫力は半端無いですね。震え上がります。
山頂に向かっていった家族連れは大変だったと思います。
急ぎ足で30分程度かけて、駐車場まで戻りました。
ウインドブレーカーと100円ショップのカッパしか持っていなかったので、駐車場に着いた時にはびしょ濡れ状態でした。
山用の雨具は必須だと思い、この後すぐに購入しました。