「天孫神社」境内中央の舞殿がシンボル。桜のライトアップが幻想的!
滋賀県大津市にある天孫(てんそん)神社は桜の名所で、桜に包まれる舞殿はフォトジェニックな被写体として人気です。
「天孫神社」の写真ギャラリー
天孫神社の概要
天孫(てんそん)神社の創建は延暦年間(西暦800年頃)と伝えらえています。
以前は彦火火出見尊、国常立尊、大名伴遅尊、帯中津日子尊の四柱を祀ることから別名「四宮(しのみや)神社」と呼ばれていました。明治になって現在の「天孫神社」の社号に変わりました。
10月の大津祭は天孫神社の例祭となっています。
境内は桜、新緑、紅葉と四季それぞれの風情を楽しめる空間になっており、特に春の桜の時期は境内を埋める桜の花びらの絨毯が見事です。
境内の中央には「舞殿」があり、フォトジェニックな建造物として人気です。
天孫神社 撮影のポイント
[光の条件]
・定番構図は北向き撮影なので日中は順光
・ライトアップが人気
[撮影タイミング]
・桜が落花して絨毯になったタイミングが良い
[撮影の注意]
・境内の通路以外の砂部分は歩行禁止
[レンズ]
・定番構図は超広角レンズが必要
天孫神社へのアクセスと駐車場情報
JR琵琶湖線「大津駅」北口から中央大通りを120mほど北へ。「京町三丁目」の信号を右折すると左側が天孫神社です。
「駐車場」
駐車場(鳥居前駐車場)は神社を過ぎてすぐの細い道を左折。自由民主党滋賀県支部連合会の建物の裏です。
駐車料金は1時間200円、2時間まで400円、3時間まで600円となっています。車を停めて天孫神社社務所に声をかけて料金を支払います。

天孫神社 表門鳥居
表門鳥居は大きな鳥居です。桜の時期は境内から溢れるように桜の花が咲き誇っています。

鳥居の中にさらに門が作られており、少し変わった入口になっています。
「天孫神社の説明」

天孫神社の詳しい案内板がありました。
「舞殿」

こちらが天孫神社のシンボル的存在の舞殿になります。柱だけの壁がない建物が特徴的で、境内の中央にあるステージという感じです。
下から見上げると桜のフレームに囲まれた舞殿が綺麗です。天孫神社の定番構図ですね。
「拝殿」

拝殿は歴史を感じる重厚感ある建物になっていました。天孫神社といえば舞殿の印象が強いですが、桜と拝殿も絵になります。
通路の横には桜の絨毯ができていました。

裏門鳥居(南側)から見た舞殿です。たぬきの置物があり、砂の中は歩かないで下さいと注意書きが書かれています。
通路が設置されているので、通路の中を歩くように心がけましょう。
「南側から舞殿を望む」

南側正面から見た舞殿になります。先ほどの斜め左側からの定番構図とかなり印象が変わります。迫力を出すには斜め方向から撮影した方が良いですね。
「縦構図」

拝殿の前から境内の隅の通路を歩くと、桜の絨毯と舞殿の撮影が可能になります。砂の中は歩いてはいけないので通路を通ってこのポイントに行きましょう。
「横構図」

桜の絨毯を入れた横構図。この日は風が強く、桜の絨毯は少なめでした。人が多い時は、ここからの撮影は人が入ってしまうので難しいかもしれません。
「松の木と桜」

手前には松の木があったので、構図に松の木も入れて見ました。この位置からだと後ろの民家やビルが隠れ、神社らしい雰囲気の写真になります。
「表門鳥居と拝殿を結ぶ通路」

奥の左が拝殿(本殿)、右側が社務所になっています。桜も終わりに近づいており、日中は人が少なく静かでした。

暖かい日差しの中、ゆっくりとした時間の流れを感じながら、撮影することができました。
「拝殿と散る桜」

強い風が吹くと桜の花びらがパラパラと舞い落ちてきました。タイミングが良いと桜吹雪とのコラボレーションも狙えるでしょう。
天孫神社 アクセスマップ(地図)
撮影スポット情報
項目 | Data |
---|---|
名称 | 天孫神社 |
ふりがな | てんそんじんじゃ |
郵便番号 | 520-0044 |
住所 | 滋賀県大津市京町3-3-36 |
駐車場 | 有 / 有料 : 10台程度(1時間200円) |
トイレ | 有 |