「マキノ高原 メタセコイア並木」新緑 紅葉 雪景色が美しい高原風景

レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

マキノ高原の県道には延長2.4kmほどにわたりメタセコイアが約500本植えられています。新緑・紅葉・雪花と一年を通して美しい景色を形成しています。

「マキノ高原 メタセコイア並木」の写真ギャラリー

マキノ高原 メタセコイア並木の概要

このメタセコイア並木は韓国ドラマ「冬のソナタ」の一場面に似ているということから話題となり有名な観光地となりました。

マキノピックランドからマキノ高原まで2.5kmほどの道路(滋賀県道287号小荒路牧野沢線)の両側に、500本のメタセコイア並木が続きます。

このメタセコイア並木は1981年に「学童農園 マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として果樹生産組合が植林したのが始まりとなっています。

1994年には「新・日本街路樹100景」にも選定されており、滋賀県を代表する観光地のひとつになっています。

マキノ高原へのアクセス

高島市街地からは国道161号を北上。

国道161号(湖北バイパス)「沢」交差点を左折、1つ目の信号を左折し、県道287号を走ります。

道の右側にマキノピックランドがあり、そこからがメタセコイア並木になります。


マキノ高原 メタセコイア並木 撮影のアドバイス

[レンズ]
標準レンズ、望遠レンズがあると良いです。長いメタセコイア並木なので望遠レンズの圧縮効果を利用すると迫力ある写真になります。

[光の条件]
メタセコイア並木は南北方向になっており、一日を通して撮影を楽しむことができます。朝夕は左右のどちらかが影になったりするので、トップライト(午前11時から午後1時)がオススメです。

[注意]
道路の真ん中に出て撮影したり、メタセコイア内の道路に車やバイクを停めて撮影するのは危険なので止めましょう。

マキノ高原 メタセコイア並木(南側)

県道287号を走っているとメタセコイア並木が見えてきます。

写真で良く見る、坂が上り坂になっているメタセコイア並木は北側になっています。ここは平らな道とメタセコイア並木の写真を撮ることができます。

マキノピックランド

メタセコイア並木の北側の駐車場はマキノピックランドになります。

写真はメタセコイア並木寄りの駐車スペースになっていますが、この左側にも大きな駐車場があります。

ピックランドには駐車場・トイレ・レストラン・お土産店などの観光施設が整備されています。

「マキノ高原のメタセコイア並木 説明板」

関西随一の規模を誇るここマキノ観光果園を縦貫する町道沢牧野線とこれに続く県道荒路牧野沢線には、延長2.4kmにわたってメタセコイア約500本が植えられ、マキノ高原、マキノスキー場へのアプローチ道として、高原らしい景観を形成している。

~省略~

メタセコイアは中国原産、ひのき科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。樹高は35mに及ぶ。最大樹高が115mのセコイアにその姿が似ていることからメタ(変化した)セコイアと名付けられている。

春の芽吹き、新緑、夏の深緑、秋の紅葉、雪花と四季折々に美しい円錐形のメタセコイアの並木とまっすぐに伸びる道路が造り出す対象形の整った景観は、円形となる野坂山地の山々とも調和し、訪れる人々を魅了してくれる。

「新緑眩しいメタセコイア並木」

レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

マキノピックランド周辺は観光客が多く賑やかな場所になっています。

等間隔に植えられたメタセコイアのシンメトリーが美しい。

メタセコイア並木の中央には道路、左右の外側には歩道があります。

「歩道」

歩道の様子です。

メタセコイアに沿って歩くことができるので、形の美しい枝をみつけ、その木を主役として撮影すると良いですよ。

ローアングルで撮影すると見上げている感が出て、メタセコイアの大きさがより伝わる写真になります。

広角レンズを持っているなら、木に近づいてさらに面白い表現の写真を撮ることができます。

「路肩より撮影」

路肩の側溝とメタセコイアの間にも1人が歩けるほどのスペースがあります。

ここだと、メタセコイア並木の中に居る感を出すことができますね。

右側手前の木にピントを合わせ、奥をぼかし、奥行き感のある写真に仕上げてみました。

メタセコイア並木(北側)

ピックランド付近で撮影を終えたら、そのまま道路を北に走ります。一度並木が切れ、その先にまたメタセコイア並木が現れます。

こちらが、上り坂風のメタセコイア並木を撮影できるポイントです。

並木の入口付近から撮影したいのですが、並木の入口付近には駐車場がありません。

駐車場は並木の中央、左側にあります。(駐車場は舗装ではなく、砂利になっています)10台分ぐらいのスペースです。

駐車場に車を停めたら、南側に向かって歩きます。駐車場と反対側に歩道があるので、反対側に渡り、歩道を歩いたほうが安全です。

こちらの並木は左側に電線があります。

標準レンズの横構図で撮影すると、かなり電線が目立ちますね。

あれ?写真で良く見る感じと違うなぁとなります。

それではどうすれば良いのか?

ここは望遠レンズの出動となります。


レンズ焦点距離 : 200mm(APS-C : 133mm)

こちらは中央少し奥にピントを合わせ、手前をぼかしています。メタセコイア並木に吸い込まれていくような写真になりました。


こちらは右側手前にピントを合わせ、奥をぼかしています。

右側に歩道、その奥に民家が入り、少し重みのある写真になっています。

高原感を出したい場合は、ひとつ前の写真のように、右側のメタセコイアの幹で民家が隠れるようにしたほうが良いですよ。

メタセコイア並木周辺の様子

北側のメタセコイアの周辺は田んぼが広がっています。

駐車場から西側は田んぼが広がっており、その奥は集落になっています。

メタセコイアの撮影を終えたら、田園風景の撮影を楽しむのも良いでしょう。


周辺は田園、その奥には小高い山が見えます。

「北側の終点」

メタセコイア並木が終わると民家の多い場所になります。
並木が終わったところにバス停のような建物があります。
この周辺でUターンできるので、南側に戻る場合は、ここでUターンしましょう。

メタセコイア並木 撮影後記

メタセコイア並木の写真は良く目にしていたので、一度訪れてみたいと思っていたスポットでした。

定番構図はどの場所なのか、駐車場がどこかを知っておかないと現地で探すのに少々時間がかかりますね。

メタセコイア並木は南と北側に別れており、定番構図は北側の並木。その北側の南端から北を向いての撮影となることがわかりました。

行き、帰りには近江高島の「白鬚神社湖中鳥居」に立ち寄るのも良いでしょう。琵琶湖対岸の長浜の「水中木」もフォトジェニックなスポットとして人気です。



マキノ高原 メタセコイア並木 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称マキノ高原 メタセコイア並木
ふりがなまきのこうげんめたせこいあなみき
郵便番号520-1100
住所滋賀県高島市県道 287号線
駐車場有 /
トイレ

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