「鐘山の滝」山中湖と忍野八海の水が流れ込む二条の滝。富士山噴火でできた溶岩と美しい光芒

| 撮影:五島 健司

山梨県富士吉田市にある滝。落差10m。富士山の噴火でできた溶岩でできた岩を流れ落ちる。

「鐘山の滝」の写真ギャラリー

鐘山の滝の基本情報

忍野の入口にある鐘山の滝は二条の流れが美しい滝です。この滝は山中湖と忍野八海からの流れによってできた桂川にあります。富士山の噴火によって造られた溶岩が美しく、春のミツバツツジと秋のモミジが見事。光芒が撮影できる滝としても知られています。

鐘山の滝へのアクセスと駐車場

鐘山の滝は道の駅「富士吉田」から歩いていける場所にあります。鐘山の滝に行くときは道の駅を目印に向かうと良いです。道の駅から歩いて行くこともできますが、滝の近くに駐車場がありますので、滝近くの駐車場を利用するのが良いでしょう。

河口湖方向からは国道139号を南へ、山中湖方面からは国道139号を北へ進みます。
河口湖方面から向かうと、道の駅の入口の一つ先に「富士見公園前」という交差点があります。ここを左折し「鐘山通り」に入るとすぐ左に駐車場の入口があります。(駐車場はふじさんミュージアムに隣接しています)

駐車場

駐車場は普通車15台、大型車10台ほどが駐車可能です。

「ふじさんミュージアム案内板」

ここはふじさんミュージアムに隣接しています。
ふじさんミュージアムは富士吉田市が運営していて、1979年に「富士吉田市郷土館」として開設しました。2015年からは「ふじさんミュージアム」の名称に変更になっています。

「トイレ」

駐車場の横には綺麗なトイレありました。

鐘山の滝遊歩道へ

駐車場入口の道路の反対側が、遊歩道の入口です。

ガードレールの切れ目のところを進みます。

「階段」

ガードレールの切れ目からは階段になっています。

階段を下りると林の中へ。

遊歩道は整備されており、夏でも快適に歩くことができました。

「広い場所へ」

階段を下りてから少し歩くと開けた場所に出ます。
矢印の方向に進みます。この先から滝が見えます。

鐘山の滝

滝が見えました。

しかし、滝の前はコンクリートで固めてあって、ここからでは良い写真が撮れません。
よって、ここから滝つぼまで歩くことになります。

滝つぼへと向かう

上記の写真から左側に水が流れています。

滝つぼへはまず右に進み、それから左側に歩きます。
滝つぼ付近で写真を撮っていたら後から写真目的の人が来ました。この辺りでうろうろしていたので右側に進むように手を振ったら道に気付いたようでした。(滝の音で声が届かず、身振りで道を教えました)

滝の下へと回り込みます。

滝が見える場所から右に進むと、この写真の上側に出ます。この岩の上を歩きます。滝は写真の左方向になります。

「滝の真下へ」

はじめに滝が見えた場所の真下に来ました。コンクリートで固められた場所へどのように行けばよいか考えました。ここから2つのルートで滝つぼに行くことができます。

まずはここから滝に向かって直進するルート。実際に現場に行った時はこのルートで行ける感じがしなかったので、左側を巻いて滝つぼに行きました。帰りはこちらのルートを使いました。

この写真を見ると、直進ルートは倒木や草があって道が無いように見えますが、思ったより簡単に行くことができます。

直進ルートがよくわからなかったので、行きは左側から川沿いに登るルートで。

左側に進みます。岩がゴロゴロしています。

大きな岩を越えて滝つぼに向かいます。

苔むした岩なので滑ります。
写真の2本目の矢印部分は岩の斜面になっていて、さらに濡れてるので滑ります。
鐘山の滝に行くときは長靴を履いていったほうが良いです。

「下から見上げる鐘山の滝」

はじめの展望スペースからは滝の上部が見えるだけで、下側の流れは見えません。この角度からの滝もなかなか良い感じ!

「滝つぼ付近」

滝つぼが見えるところまで来ました。この位置からは下側の流れを手前に入れることができます。

滝つぼへ向かいます。

堤防に沿って歩いていきます。堤防の上はバランスを崩すと危ないので、川の中を歩きました。

2つの流れ

鐘山の滝の上部は2つの流れになっています。木漏れ日が差し込み、滝が輝いていました。
この滝は美しい光芒を撮れるスポットとして知られています。しかし、晴れた日は富士山の撮影に行ってしまうので、なかなか光芒を撮ることができません。

晴れた日に富士山のライブカメラを見て、富士山が雲に隠れて見えそうに無い時が撮影のチャンスかも知れません。

「滝つぼ下の正面から」

レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

正面から滝を撮影。撮影している場所のすぐ後ろはコンクリートで固められた小さな堤防になっています。

「縦構図」

レンズ焦点距離 : 34mm(APS-C : 23mm)

夏の緑と木漏れ日に光る滝が美しい。
縦構図のほうが似合う滝かもしれません。

「滝つぼに突入」

レンズ焦点距離 : 34mm(APS-C : 23mm)

長靴を履いていったので、滝つぼに入って撮影。
ND100フィルターを付けて滝を流して撮影しました。

「滝つぼの右側から」

滝つぼの右側からの写真です。ここから撮影すると2つの流れの距離が近くなります。

「滝つぼ右側からの縦構図」

正面からの写真とは違った雰囲気に。

「滝つぼの様子」

滝つぼは右側に長く広がっています。
広角レンズで撮影すると、滝とその周辺の様子がよくわかります。

「滝つぼから下流の様子」

この奥側から歩いてきました。左側がコンクリートで固められた堤防です。水量は少ないので長靴で余裕でした。
帰りはこの堤防を越えて直進ルートで戻ります。

「帰り道の様子」

堤防の上から見た直進ルート。
倒木がありますが、簡単に跨ぐことができました。下まではなだらかな傾斜になっているので危くはありません。

「滝の下流」

下流は渓谷風の風景が広がっていました。
滝の撮影が終わったら、滝の下流側の撮影を楽しむのも良いでしょう。


鐘山の滝 アクセスマップ(地図)

撮影スポット情報

項目Data
名称鐘山の滝
ふりがなかねやまのたき
住所山梨県富士吉田市上吉田
駐車場有 / 無料:30台程度

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