室生寺の桜 | 日本最小の五重塔と桜風景

Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 22mm(APS-C : 15mm)

奈良時代に創建された歴史ある寺院です。女人禁制の高野山に対し、女人の参詣を受け入れていたことから「女人高野」と呼ばれて親しまれています。日本最小の五重塔が有り、春には桜との共演を楽しむことができます。

室生寺の概要

室生寺は奈良県宇陀市にある真言宗の寺院です。女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許可されていたことから女人高野の別名で親しまれています。

国宝や重要文化財に指定されている建物・仏像が多く、特に日本最小の五重塔は有名で、全国から参詣客が訪れます。

桜、シャクナゲ、雪景色と四季折々の風景を味わうことができます。

室生寺の四季の写真は下記ページをご覧ください。
「室生寺」日本最小の木造五重塔、桜 石楠花 紅葉 雪景色と四季折々の風景

室生山の桜は、多くの桜が植えられているというよりは、ところどころに桜が点在しているという感じです。歴史ある建造物と桜の情緒溢れる風景を味わうことができます。

室生寺の桜 撮影のポイント

[タイミング]
・桜の見頃は例年4月中旬

[光の条件]
・五重塔は北向き撮影で、日中順光
・参拝時間は午前8時30分〜午後5時

[レンズ]
・標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ

室生寺へのアクセス

宇陀市の近鉄大阪線「榛原駅」付近から国道165号を北東方向へ。室生ダムを過ぎたところにある「室生寺入口」の信号を右折し県道28号へ。3kmほど走ると室生寺に到着します。

駐車場は道路沿いにあります。

[ 室生寺の桜 ]

こちらが道路沿いにある室生寺の有料駐車場です。道路に沿って横に並んで駐車できるようになっています。室生寺周辺はこの駐車場と、お土産店・料理店などの駐車場のどちらかに駐車するようになっています。

[ 室生寺の桜 ]

こちらが室生寺付近の道路の状況です。大きな寺院なので周辺は観光地化されており賑やかな感じの場所です。右側の山の上に登っていくと、環境芸術の第一人者「ダニ・カラヴァン氏」の作品が展示されているインスタ映えスポット「室生山上公園芸術の森」があります。「螺旋の水路」は特に人気でインスタグラムで良く写真を目にします。

[ 室生寺の桜 ]

室生寺周辺のマップです。室生寺の近くには西光寺の枝垂桜がありますので、こちらの桜も巡ってみると良いでしょう。

[ 室生寺の桜 ]

駐車場から室生寺まではお土産屋や飲食店の並ぶ道路を歩いて行きます。

[ 室生寺の桜 ]

こちらが室生寺の入り口にあたる太鼓橋です。朱色が印象的な橋で室生寺の最初の撮影ポイントになります。 太鼓橋の向こう側には表門があります。

[ 室生寺の桜 ]

こちらが室生寺の表門です。 女人高野室生寺の大きな文字と歴史館のある門が迎えてくれます。 門の右側には大きめの桜の木がありました。室生寺はここから入るのではなく、この右側を歩いて行ったところの受付所から境内に入るようになっています。

「室生寺について」

[ 室生寺の桜 ]

「女人高野」として名高いこの寺は、天武天皇九年(681)役行者によって開かれ、のちに弘法大使の手で伽藍の整備が行われました。

この寺は、高野山と同じ真言宗に属していますが、古くから女人の入山を許していました。境内には金堂、五重塔などの伽藍、本尊釈迦如来像、十一面観音等多くの国宝、重文が残されています。

「室生寺の受付」

[ 室生寺の桜 ]

参拝料は大人600円、子供400円となっています。
参拝時間は季節により変動します。
4月1日~11月30日 8:30~17:00
12月1日~3月31日 9:00~16:00

「仁王門」

[ 室生寺の桜 ]

仁王門は修繕中でシートがかけられていました。

「鎧坂」

[ 室生寺の桜 ]

金堂へ向かう長い階段は鎧坂と呼ばれています。 この長い階段は両脇にシャクナゲが植えられており、 シャクナゲの咲く期間中は撮影ポイントになります。桜の時期は右側に大きな桜の木があり、階段の途中にも何本かの桜の木が花を咲かせていました。

[ 室生寺の桜 ]

こちらは横構図で撮影。
桜はそれほど多くはありません。

「金堂」

[ 室生寺の桜 ]

この金堂は平安時代初期に建造され、懸造(かけづくり)の工法の建築物となっています。
鎌倉時代に大改修され、その後1672年に全面的に建て替えが行われました。
訪れた時は中の拝観も行われていました(別料金)

「金堂と桜」

[ 室生寺の桜 ]
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 70mm(APS-C : 47mm)

金堂の一部と桜を縦構図で撮影。
室生寺の桜は背が高く枝が細い木が多いです。花は小さく繊細な種類です。

「金堂と桜」

[ 室生寺の桜 ]
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 24mm(APS-C : 16mm)

金堂全体を入れての撮影。背後は杉が多いですが、一本桜があるだけで温かい雰囲気になります。

室生寺の本堂

「本堂」

[ 室生寺の桜 ]

金堂から左側に進んで行くと本堂になります。金堂も古い建築物で素晴らしい建物でしたが、本堂はさらに重厚・荘厳な建物です。

本堂の周りは桜が多く、桜に包まれたような空間になっていました。

「本堂と池」

[ 室生寺の桜 ]

本堂前の池です。周囲は石で作られており、四角形をしています。

「池に映る桜」

[ 室生寺の桜 ]
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 48mm(APS-C : 32mm)

本堂前の池には桜が映り込んでいます。アート的な写真を撮るのに適しています。

[ 室生寺の桜 ]

写し方によっては本堂の屋根も映り込みます。

「本堂の屋根と桜」

[ 室生寺の桜 ]

本堂の屋根の奥にはボリュームのある桜がありました。その奥に五重塔があります。
手前の桜の枝と花で空を埋めて構図を作りました。左下には室生寺のシンボルと言えるシャクナゲの葉が写っています。

「春の室生寺本堂」

[ 室生寺の桜 ]

新緑と桜の柔らかい雰囲気の室生寺。

「本殿と五重塔」

[ 室生寺の桜 ]

本堂前の池のところから全体を撮影しました。
池・本堂・五重塔はこのような位置関係になっています。

[ 室生寺の桜 ]

桜の樹の下にから本堂を撮影。
空に大きく幹を入れてみました。

[ 室生寺の桜 ]
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 22mm(APS-C : 15mm)

本殿を斜め横方向から撮影。
左右に桜が入りバランス良い写真になりました。

日本最小の五重塔と桜

[ 室生寺の桜 ]

五重塔付近は右側に一本桜の木があるだけで、桜と五重塔はこの桜の木をどのように構図に入れるかを考えることになります。

「五重塔縦構図」

[ 室生寺の桜 ]

下から見上げている感を出して縦構図で撮影。
ミニチュアみたいな五重塔になります。日本最小の五重塔と言われるとなるほどと思いますが、知らないとそれほど小さな塔には感じませんね。
かなり遠くにあって小さく見えるように感じますが、普通の五重塔だと高さがこの2〜3倍あります。

[ 室生寺の桜 ]

本堂や桜の木、人が入ると五重塔の小ささがよくわかります。

「緑に包まれる五重塔」

[ 室生寺の桜 ]

桜を構図から外して、五重等の周りを杉と新緑で緑色のみにしてみました。

[ 室生寺の桜 ]

桜を主役に。
五重塔ははるか遠くにある感じに写ります。実際はすぐ後ろにありますが。

「桜と五重塔」

[ 室生寺の桜 ]
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 48mm(APS-C : 32mm)

五重塔と桜の定番構図。

[ 室生寺の桜 ]

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