米子大瀑布の紅葉を訪ねて No3

さて、前回の記事では「不動滝」と「権現滝」をそれぞれ見ました。今回は対面にある展望スペースに移動して、2つの滝を同時に見ることにします。

[ 米子大瀑布 ]

奥の院からしばらく歩くと、「不動滝」「権現滝」の向かい側へ出ます。不動滝の展望台にいるときに、対岸に三脚とカメラマンの姿が見えていました。
今度は自分が対岸に来ました。
急に木が無く、一本の道が出てきます。ここからは正面に米子大瀑布が見えます。

米子大瀑布「不動滝」「権現滝」を同時に眺める

[ 米子大瀑布 ]

左が「権現滝」で、右が「不動滝」です。手前には奥の院の建物が見えます。
大きな屏風のように出っ張ったり引っ込んだりしている岩盤から、2本の滝が流れ落ちています。
米子大瀑布は紅葉の名所でもあるので、周囲の紅葉がとても綺麗です。岩と滝と紅葉というなんとも贅沢な絶景が目の前に広がります。

[ 米子大瀑布 ]

「不動滝」です。

[ 米子大瀑布 ]

記念撮影用に、「日本の滝100選の地・米子大瀑布」という標が立っています。
ちょうど2つの滝が入るベストな位置にありますね。
記念に撮影しておきました。

米子硫黄鉱山跡

この周辺は昔、硫黄の鉱山だったそうです。それで米子大瀑布の対岸は、道が作られたり、整地されてたりするのでしょうか。
江戸時代前期あたりから掘られていたようです。奥の院も鉱山も創立の年月日がよくわかっていないようです。
ここから14km先の須坂駅までリフトが架けられて、鉱物を運搬していたそうです。

[ 米子大瀑布 ]

鉱山跡周辺は整地されて開けています。
緑の草が生えている広場の先に米子大瀑布が見える贅沢な場所です。
一休憩するのにちょうど良い場所でした。

[ 米子大瀑布 ]

「不動滝」の滝つぼ付近です。さっきまで、あの滝つぼの近くで撮影していました。
滝つぼからは、急な角度で水が流れているのがわかります。
手前の紅葉も美しい場所です。

鉱山跡の周辺は白樺林になっています。
こちらの紅葉も綺麗でした。

[ 米子大瀑布 ]

鳥居があり、山の神と書かれています。

登山道「米子・根子岳ルート」「米子・嬬恋ルート」案内図があります。
米子大瀑布から
米子・嬬恋ルートを使い「浦倉山(2,091m)」まで4.0km
浦倉山から「四阿山(2,354m)」まで3.6km
米子・根子岳ルートを使うと「根子岳(2,207m)」まで8km
になっています。

方角的に見えるのは妙高の山々だと思います。

あずまや

[ 米子大瀑布 ]

米子大瀑布を眺めながら進むと、あずまやが現れます。
ここからあずまやの奥に歩いていくと、遊歩道のスタート付近にあった分岐に戻ります。
このあずまやから右側にいくと、「奇妙滝」があります。10分程度でいけますが、この時は崩落の工事のため、見ることができなくなっていました。

あずまやの近くに測量機器かライブカメラのようなものがありました。

あずまやの横から駐車場へ戻る道が出ています。
こちらは山道になっています。

山を下ってくると、駐車場近くの分岐に出ます。
駐車場まではすぐです。

駐車場

[ 米子大瀑布駐車場 ]

駐車場に戻ってきました。
今回のコースは約2Kmで標準コースタイムは1時間半です。
写真を撮りながらゆっくり歩いたので3時間ほどになりました。
予想以上に紅葉が綺麗な場所でした。

撮影スポット詳細

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