乗鞍高原「どじょう池」 〜草紅葉と立ち枯れ、乗鞍岳のシンメトリーが美しい池

一の瀬園地内にある「どじょう池」は草紅葉と群立する立ち枯れが特徴的で、乗鞍岳のシンメトリーも見ることができます。

草紅葉の絨毯の上に浮かぶような池、周りを囲む真っ赤に紅葉した木々などまさに絶景。

どじょう池

どじょう池は乗鞍高原の人気撮影ポイント「まいめの池」の少し奥にあります。どじょうが棲んでいることからこの名がついたと言われています。この池は水芭蕉とミツガシワの群生を見ることができます。
道路から徒歩30秒ほどで絶景を味わうことができる場所になっています。

どじょう池は東側からの撮影になっており、午前中が順光、午後が逆光です。乗鞍岳に夕日が沈むのでサンセットポイントとして覚えておくと良いと思います。

どじょう池アクセス

乗鞍高原観光センターから南へ、一の瀬園地駐車場へ向かいます。一の瀬園地駐車場入口を過ぎてしばらくすると、右手に座望庵の大駐車場が現れます。そのまま道路を道なりに400mほど走ると、左側に10台程度駐車できる砂利のスペースがあるので車を停めます。
詳しい位置は下記の地図をご覧ください。


[ どじょう池 ]

来た道を振り返って撮影した写真です。写真奥側が一の瀬園地駐車場・座望庵駐車場になります。ここは一の瀬園地の一番奥になっており、この先は林道で、タカの渡りで有名な白樺峠に行くことができます。

この写真の右側がどじょう池に一番近い駐車場で10台ほど駐車可能です。

[ どじょう池 ]

写真の手前側が上記の駐車場、右側がどじょう池になります。この写真の一番奥を右に入ると「大カエデ」があります。

[ どじょう池 ]

駐車場から少し歩くと右側にどじょう池の入口があります。
雄大な乗鞍岳が目に飛び込んで来ます。

[ どじょう池 ]

案内板があるので、入口で迷うことはないです。

[ どじょう池 ]

低い木々が広がる高原の中を少し歩きます。

[ どじょう池 ]

「紅葉した木々と乗鞍岳」
青空と空に浮かぶ大きな雲。雲の影が乗鞍岳に落ち、刻々と山の表情が変わっていきます。
黄緑、黄色、赤と、乗鞍高原は色のバランスがとてもよく美しい紅葉の写真をたくさん撮ることができます。

どじょう池全景

[ どじょう池全景 ]  開けた空間に池と立ち枯れ、そして背後には日本百名山・乗鞍岳の眺望が広がります。紅葉と青空に浮かぶ大きな雲が印象的でした。

どじょう池の湖畔に到着。
右側にはたくさんの立ち枯れ、池を取り囲む草紅葉、雄大な乗鞍岳・・・
なんとフォトジェニックな場所なのでしょう。
まいめの池、偲ぶの池とはまた違った風景。これだけ近い場所に池が点在しているので、一日で何ヶ所も撮影することができます。

湖畔は遊歩道というよりは、人が歩いた跡が自然に道になっているという感じです。雨の降った後はぬかるんでいるので、長靴を履いていった方がいいです。

乗鞍岳シンメトリー

[ どじょう池 ]

水際を歩いていると、うまく乗鞍岳が映り込む場所がありました。
このときはあまり雲が無く、爽快な青空が広がっていました。

[ 乗鞍岳シンメトリー ]  一の瀬園地にあるどじょう池は乗鞍岳の映り込みと立ち枯れが美しい。乗鞍岳と紅葉が池に綺麗に映り込んでいました。
Camera : NIKON D800E | レンズ焦点距離 : 42mm(APS-C : 28mm)

「より乗鞍岳を主体に」
上記の撮影ポイント付近を左右に歩きながら、乗鞍岳が綺麗に映り込む位置を探し、乗鞍岳を大きく撮影しました。
右側に立ち枯れが密集しており、左に寄った乗鞍岳とのバランスが良い位置でした。

[ 池を囲む紅葉 ]  山々に囲まれた「どじょう池」は守られているような心地よい場所です。周囲の木々は紅葉真っ盛りでした。

「どじょう池左側」
左側は赤やオレンジの葉が多くなっており、真っ赤に燃える紅葉を撮ることができます。
乗鞍岳は入らなくなりますが、高層湿原の池の紅葉というテーマで良い写真になります。

[ どじょう池 ]

池の周辺にはススキが生えているので、手持ちでスナップ的な写真を撮るのも良いでしょう。
開放感があって歩いているだけで癒される場所です。

どじょう池 撮影後記

どじょう池は道路から近いので、「まいめの池」や「一の瀬園地」の撮影と一緒に気楽に訪れることができます。

ここは池というより池塘と言った方が良いほどの、高原の湿地帯の雰囲気です。

東側しか人が入れないので、対岸に人が入ることもなく、風景の撮影に集中できる場所でした。

駐車場から近いので、月光風景・星景撮影のスポットとしても良い場所だと思いました。

撮影スポット詳細

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