信州「乗鞍・一の瀬園地」 〜紅葉の高原風景と日本百名山 乗鞍岳のモルゲンロート
一の瀬園地は乗鞍岳の山麓にある高原で、湿原・池の風景が楽しめる場所です。池に映る逆さ乗鞍岳の写真を撮ることができます。園地内には水芭蕉・リュウキンカ・レンゲツツジなどの花々が群生しています。紅葉と乗鞍岳の撮影ポイントとしても知られています。今回は紅葉時期の「一の瀬園地」を中心に紹介します。
一の瀬園地までのアクセス・駐車場
一の瀬園地は乗鞍岳の東麓にあります。長野県松本市からは国道158号を西方向(上高地方向)に進み、梓湖(奈川渡ダム)の中程から左折して県道84号に入ります。温泉・宿泊施設などが多い賑やかな場所が出てくると「乗鞍観光センター」のある交差点があります。そこを左折して道なりに進むと一の瀬園地になります。
一の瀬園地には「ネイチャープラザ一の瀬」に大きな駐車場、その先にも大きめの「座望庵」駐車場があります。
「ネイチャープラザ一の瀬」前の駐車場に駐車します。建物の後ろには一面の紅葉と冠雪した乗鞍岳が見えます。
ネイチャープラザ一の瀬は食堂になっており、室内・野外バーベキュー、そば・うどん・岩魚定食などの食事を提供しています。レンタサイクルも可能なので、高原のサイクリングを楽しむことができます。
乗鞍岳の上空には秋らしい雲が。
紅葉のピークを過ぎた平日の訪問だったので、車は数台しか無く、貸切状態でした。ダケカンバ・白樺の白い幹が高原ならではの風景を創り出しています。
乗鞍岳を望遠レンズで撮影。
乗鞍岳の上部は標高が3,000mほどあるので、紅葉する木々がほとんど無いようです。山の中腹部の紅葉を前景にし、背景に乗鞍岳を入れる構図で撮影しました。
一の瀬園地内では木々が紅葉し、一帯が秋の雰囲気に。
紅葉ピークを過ぎて、冬の訪れを感じる写真になりました。
背の高い木々が多い場所でした。
乗鞍岳モルゲンロート
「乗鞍観光センター」前を「一の瀬園地」方向に左折せずに直進すると、善五郎の滝があります。県道84号沿いに善五郎の滝の駐車場があり、この付近からは乗鞍岳の眺望が良いです。
夜が明けて、乗鞍岳に朝陽が当たり山が赤く染まります。
少し時間が経つと手前の斜面も明るくなり、紅葉した木々が写真に映るようになります。
善五郎の滝から県道84号を進んで行くと日本の滝百選に選定されている「三本滝」があります。三本滝レストハウスから先は一般車両通行規制となっています。(乗鞍岳上部の畳平まではバスで行くことになります)
三本滝へは徒歩30分程度かかりますが、傾斜はそれほどきつくありません。一度に三本の滝を見ることができます。撮影には広角レンズを持って行くと良いでしょう。
黄金に輝くカラマツ林が美しい道路でした。
紅葉と乗鞍岳の眺望を楽しみながらドライブできます。