菅平高原 「唐沢の滝」撮影ガイド 〜簾状の滝から飛び散る強烈な水しぶき

菅平高原の入口に位置する唐沢の滝は簾状の綺麗な滝です。国道脇にあり、平坦な遊歩道を2分歩けば滝の前に到着というアクセスが抜群に良い滝になっています。観光地化はされていませんが、休日には程よく写真愛好家・観光客が訪れる場所になっています。

唐沢の滝へのアクセス

上田市・東御市方面からは国道144号を菅平方面に北上します。「菅平口」の分岐(信号あり)を左方向に入り、国道406号(大笹街道)を走ります。しばらくすると右側に「菅平ダム」が見えてきます。さらに進んでいくと左にカーブする場所があり、その右側が唐沢の滝になっています。
案内板がありますが車で走っていると見えにくいので近くに行ったら減速した方が良いです。駐車スペースは道路の左側にあります。

唐沢の滝 駐車場

[ 唐沢の滝 ]

左側に砂利の道がありますので、ここを入って下さい。

[ 唐沢の滝 ]

5台程度駐車できるスペースがあります。

唐沢の滝への遊歩道

[ 唐沢の滝 ]

道路の脇から遊歩道が始まっています。唐沢の滝の案内板が見えます。

[ 唐沢の滝 ]

案内板の後ろを通って滝へと向かいます。目の前には川が見え、奥には小さくですが唐沢の滝が見えます。

[ 唐沢の滝 ]

撮影時は時々小雨が降っていました。夏なので一面木々の緑が広がっていました。

[ 唐沢の滝 ]

唐沢の滝は直瀑・簾状の滝になっています。

[ 唐沢の滝 ]

入口からほんの少し歩くと登りになります。10m程度の距離です。

[ 唐沢の滝 ]

あとは滝に向かって平坦な道になっています。道路から滝まで2分程度です。

[ 唐沢の滝 ]

2本の木の間に唐沢の滝が見えます。撮影帰りの人とすれ違いましたが、登山用の雨具を着て、ザックカバーもかけていました。ずぶ濡れの状態で歩いて着ましたが、これは雨で濡れていたのではなく、滝の水しぶきで濡れていたようです。
滝に近づくとどれだけ飛沫が凄いかがわかります。

唐沢の滝

[ 唐沢の滝 ]  滝壺が浅い滝で、凄い水しぶきです。

滝が近づいてくるともの凄い水しぶき。小雨が止んだ時の撮影でしたが、標準レンズで画面一杯に滝が入る位置にくると水しぶきを浴びます。

ここだと普通の服でギリギリ撮影できますが、これ以上滝の近くに寄る場合は、濡れるのを覚悟して行くか、カッパや傘などでしぶき対策をして行くかのどちらかの選択になります。

[ 唐沢の滝 ]

唐沢の滝をスローシャッターで。
しぶきでレンズが曇りますが、雰囲気のある写真になりました。

唐沢の滝 撮影後記

この滝は水しぶきが多いので晴れているときには虹が出やすいです。これだけしぶきが凄いのは滝壺がほとんど無い状態だと思われます。滝の下の流れも美しく、滝と川の流れを入れた構図も良いでしょう。
滝の周りは広葉樹が多いので、新緑・紅葉の時は美しい風景となるでしょう。冬には滝が凍結し、氷瀑撮影も楽しめます。

関東から軽井沢を通って「戸隠」、高山五大桜で有名な「高山村」などへ行くときは、千曲市ではなく、菅平経由も良いです。このルート上には唐沢の滝だけでなく、NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニング映像に使われた日本の滝百選「米子大瀑布」、霧氷が美しい「峰の原高原」などがあります。国道406号を北上し須坂市街地に入ると桜で有名な「臥竜公園」もあります。

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