米子大瀑布の紅葉を訪ねて

今回は長野県須坂市にある米子(よなこ)大瀑布へ訪ねました。 落差85メートルの不動滝、同75メートルの権現滝の2本の滝がおおきな岩盤から流れ落ちる姿は大迫力です。
麓から車で40~50分、そこから徒歩で40分と、滝を見るまでには時間と労力が必要になります。
しかしながら、素晴らしい紅葉と滝に出会えばそんな苦労も吹っ飛ぶでしょう。
絶景のビュースポットです。
お勧めの滝ですので、是非挑戦してみてください。

米子大瀑布駐車場

林道の所々にある標識に従って進めば、行き止まりのところにある米子大瀑布の駐車場に到着します。30台ぐらいは停められる広さがあり、簡易トイレが幾つか設置されていました。
紅葉の時期の日中には交通整理の方々がいます。

駐車場の一番奥から遊歩道がスタートします。

散策開始

[ 米子大瀑布遊歩道 ]  スタートはなだらかな感じです。

遊歩道の出だしはほぼ平坦です。紅葉の季節は林の紅葉を楽しみながら歩くことができます。
紅葉は黄色い葉が多く、道の脇には渓流が流れていて、ここだけでもかなり良い被写体になります。

散策を始めて5分程度でウラノ沢にかかる「熊野権現橋」が見えてきます。
ここは鉄製のしっかりとした手すりが付いているので、安心して渡ることができます。
渓流が見えるので、渓流と紅葉の写真を撮影すると良いです。

[ ミニ渓谷 ]  遊歩道からみた風景

「熊野権現橋」付近ではこのような写真が撮れます。
大瀑布はもちろん凄い被写体ですが、そこに行くまでにも良い渓流風景が幾つかあります。
遊歩道の途中だけでも十分な撮影スポットになり得ます。
このような渓流と紅葉の写真を撮りたい人にとっては、とてもよい遊歩道ではないでしょうか。大瀑布と小さな渓流と紅葉の写真を同時に取れるなんて、なんとお得な場所でしょう。

標識が出てきました。ここでは道が分岐しています。
真っ直ぐ進んでいくと大瀑布まで700mです。
左側の山のほうに進んでいくと、米子大瀑布の2つの滝を正面に見ることができるビュースポットになっています。
この2つの道は大瀑布の先で繋がっています。どちらから行っても良いですが、左側の道は急登になるので、右側の大瀑布方面に進んで、反時計回りに散策するほうが良いです。

ここが分岐点です。
左側の道は少し進むと急登になっています。
滝の散策を終えた人が、左側の道から降りてきたりします。
今回は右側に進んでぐるっと回って、この左側の石階段から降りてくるルートを辿ります。

[ 林の中の遊歩道 ]  米子大瀑布へ向けて林を進んできます。

木々の間から程よく光が入る道です。
秋の香りを楽しみながら大瀑布へと足を進めます。

雨宿岩

[ 雨宿岩 ]  遊歩道の途中に大きな岩があります。

遊歩道の右側に大きな岩が出てきます。
この岩は「雨宿岩」というそうです。
右側が斜めに切れていて、確かに雨が降ったときは雨を凌ぐことができそうです。
岩の上のコケが綺麗です。

米子第一休憩所

1個目の休憩ポイントに到着です。この遊歩道は休憩ポイントなどが設けてあるので、あとどれ位歩くのかがわかり、気分的に楽です。
遊歩道の分岐のところで残り700mでしたので、あれから100mほど進んだことになります。
休憩所のすぐ先には、手すりの赤い橋が見えます。

[ 米子の清流 ]  不動滝から流れてくる水です。

渓流の岩が大きくなってきました。
この水は米子大瀑布の右側の「不動滝」から流れてきているようです。

[ 赤い橋 ]  赤い橋を渡り、山道へ入ります。

赤い橋を渡って先に進みます。
この先から少しずつ登りになってきます。

米子第二休憩所

[ 第二休憩所 ]  不動滝まであと400M

第二休憩所に到着しました。不動滝まであと400mです。
第一休憩所から200mほど登ってきました。
この辺りからだいぶ体が温まってきますが、登りになっているので息苦しくもなってきます。

第二休憩所から少し進むと、ベンチがあります。あと300mと書いてあります。

[ 臨場感 ]  紅葉の遊歩道風景です。

道の脇に大きな岩が出てきたり、道の途中に石がたくさん積んであったりと、楽しい感じの道になってきました。

案内板

[ 名勝 米子の瀑布 ]  案内板がありました。

案内板が出てきました。
この辺りの木の間から「不動滝」が見えます。
いよいよ待望の大瀑布とご対面です。
不動滝は85m、権現滝は75mあります。
この規模の滝が2つ同時に見れるところは全国的に見ても少ないと思いますので、貴重な滝ですね。

撮影スポット詳細

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