「櫛形山」富士山撮影ガイド 〜 甘利山と並ぶ人気の富士撮影スポット アクセス・駐車場情報

南アルプスの前衛となる櫛形山・甘利山は富士山の人気撮影スポットです。今回は富士山と南アルプスの両方の眺望を楽しむことができる櫛形山の富士山撮影ポイントを紹介します。16kmほどに及ぶ長い林道(舗装)を車で走ると富士山の絶景を味わうことができます。撮影ポイントは整備されており、甘利山と同様、撮影者に優しい環境になっています。

櫛形山アクセス・駐車場マップ

櫛形山へのアクセスは下記地図をご覧ください。林道の入口、撮影ポイント、駐車場など目印となるものが記載されています。


道の駅 富士川(増穂)

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櫛形山に行くときに目印としてわかりやすいのが中部横断自動車道増穂IC付近にある、道の駅「富士川」です。道の駅付近から県道413号を西に向かいます。

[ 水田と富士山 ]
Camera : NIKON D800E

しばらくは川沿いの道を走りますが、そこを抜けると棚田が広がる景色になります。ここからも富士山が見えます。

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田植え時期だったので、苗と棚田に映り込む富士山の写真を記念に撮影。

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道なりに進むと富士川町役場平林 交流の里「みさき耕舎」があります。ここの手前を右折して櫛形山へと向かう丸山林道に入リます。この道路には「櫛形山」の標識が写真のように出ているのでわかりやすいと思います。富士川町の中心部から県道413号に入ってしまえば道なりです。

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櫛形山への林道への入口(みさき耕舎)手前には林道の全体図が書かれた看板が設置されています。みさき耕舎付近から丸山林道を走り、途中から池の茶屋林道に入ります。櫛形山で最も人気の高い富士山撮影ポイントは池の茶屋林道に入って少し走った右側にあります。

[ 櫛形山から富士山を望む ]
Camera : NIKON D800E

林道の途中から富士山が見える場所があります。手前の緑の稜線が綺麗でした。

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少し位置を帰ると左側に手前の木が入ります。

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撮影場所に案内がありますが、林道の途中にトイレが設置されています。撮影場所からはだいぶ下の方なので行くときに覚えておくと良いと思います。(仮設トイレなのでいつも利用できるかどうかはわかりません)

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丸山林道をずっと登って行くと、池の茶屋林道との分岐に出ます。ここは右に曲がり、池の茶屋林道に入り櫛形山を目指します。撮影ポイントまではもう直ぐです。ここまで林道は結構長いです。

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分岐のところには駐車スペースがあります。ここの分岐には後ほど紹介しますが、富士山と南アルプスの展望台があります。

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池の茶屋周辺の案内板。この周辺には散策路があります。

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丸山林道との分岐から、池の茶屋林道に入り少し進むと、右側に林業で使う広いスペースがあり、その奥に駐車場の看板が見えます。

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駐車場の看板の手前には林道のゲートがありますが、こちらは入れません。

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撮影場所は上記のゲートの少し手前の資材置き場のような場所になっています。
撮影スペースは工事用のポールで仕切られています。

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資材置き場には入れません。資材置き場の一番前に撮影ポイントの入口があります。

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ここが櫛形山からの富士山撮影ポイント入口です。ここにトイレの案内が書かれています。

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撮影スペースは結構広いです。20人ほどは並べるでしょうか。

[ 櫛形山からの富士山 ]

ここは前が谷になっており、全景に邪魔になるものがありません。谷の先に綺麗に富士山が見えます。

[ 富士山 朝焼け ]
Camera : NIKON D800E

朝焼けの富士山。
櫛形山から見て富士山は東方向に位置します。朝は富士山方向から太陽が昇ります。

池の茶屋林道からの南アルプス

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富士山撮影スポットから少し先に進み左側を見ると南アルプスの峰々が見えてきます。

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残雪の少なくなった南アルプス。

[ 南アルプス ]
Camera : NIKON D800E

池の茶屋林道の一番奥には駐車場があり、そこからは南アルプス・北岳展望台などがあります。
林道の途中からでも南アルプスを見ることができました。

富士山・南アルプス展望所

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丸山林道と池の茶屋林道の分岐地点にある駐車場に車をとめ、富士山と南アルプスの展望所に登って見ることにしました。

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展望所までの散策路は綺麗に整備されています。

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少し長い階段を登ります。

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展望所からの富士山。展望所にはミツバツツジが咲いていました。花とのタイミングが合えば、ミツバツツジと富士山の写真を撮ることができます。

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少し位置を変えて富士山を大きめに撮影。ここの展望台は前景が良いので、富士山の眺望が良い時は絵になりそうです。

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南アルプス方面を望む。
手前の山の緑と後ろの残雪の峰が美しい。

櫛形山 撮影後記

富士山撮影に興味を持つと甘利山・櫛形山という撮影ポイントの情報を知ることになります。甘利山は首都圏から中央自動車道・国道20号でアクセスしやすく、県道613号で山頂付近の駐車場まで一本で行けるのでわかりやすいです。
櫛形山は撮影ポイントが池の茶屋という名前だということは知るのですが、そこがどこにあるのか、初めはよくわかりませんでした。実際に撮影に行った人に聞いて撮影ポイントの場所を知ることができました。

この地域に撮影に出向くと甘利山と櫛形山の両方にチャレンジしたくなります。甘利山・櫛形山は下から15km以上車で登るので、両方を行き来するとかなりの距離を走ることになります。給油は事前に多めに行っておいた方が良いです。櫛形山は林道に入ってしまうと自動販売機も無いので、飲み物・食べ物は事前に多めに持っていきましょう。

実際に櫛形山に行って見ると、富士山だけでなく北岳など、南アルプスの山々の眺望まで楽しむことができました。林道は舗装されていて走りやすいですが、対向車が来るとすれ違いが大変な場所もあります。途中、ガードレールが無い場所もあり、林道などの運転に慣れていない人は少々怖いかもしれません。初めて行く時は日中の明るい時に行くようにした方が良いと思います。

撮影スポット詳細

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