「奥只見シルバーラインの新緑」~トンネルの向こうは残雪と萌える新緑のブナ林
奥只見シルバーラインは奥只見ダム建造のときに造られた工事用道路で、現在では観光道路として利用されています。全長約23kmのうち、18kmほどがトンネルになっていますが、19本のトンネルの切れ目からは美しい新緑の景色を楽しむことができます。
奥只見シルバーラインの新緑
トンネルの切れ間からは新緑風景を見ることができます。
路肩に少しですが駐車スペースがあるので、そこに車を止めて、前後少しの区間を歩きながら景観を楽しみます。
トンネルの出口の上を霧が滝雲のように流れてきました。
道路の左側には小さな川が流れており、残雪と新緑のコラボレーションが美しいです。
広大な風景ではないので、望遠レンズでの切り撮りが良さそうな場所になっています。
道路は西から東に走っており、新緑は北斜面になっています。日中は順光になります。
「新緑の渓流」
陽のあたる斜面は雪が無くなっていました。
雪の上からは水蒸気が立ち上り、幻想的に。
「春へ」
若々しい葉の色。
秘境にもやっと春が訪れます。
新緑の美しい緑はほんの少しの期間です。
「残雪の島」
川が曲線になっている場所がありました。対岸は雪の島になっています。
「新緑の斜面」
急峻な崖に沢山のブナが立っています。
茶褐色の山の斜面に、輝く緑が美しい。
「道路の様子」
奥に車が止まっており、何名かの観光客が新緑風景を楽しんでいました。
道路の真下が川になっています。
この辺りは木々がポツリポツリと点在しています。
「縦構図」
構図を考えながら、道路沿いを歩いていると、新緑のバランスが美しい場所がありました。
道路脇なので横構図だと人工物が入ってしまったりすることがあるので、縦構図で挑戦しました。
S字に流れる川がポイントになっています。
奥の山の稜線・空を入れると少し違った雰囲気になります。