「竹田城」撮影ガイド 〜藤和峠編 逆光に浮かぶ天空の山城
立雲峡と並ぶ竹田城のビューポイント。朝焼け空と光芒降り注ぐ雲海の竹田城を一目見たいと通う人も多い。
ここでは藤和峠へのアクセスと展望場所について紹介します。
姫路方面から国道312号を北上する場合、竹田の信号(県道277交点)から1.4kmでローソン手前の信号を左折し県道136号に入ります。
和田山方面から国道312号を南下してきた場合もローソン奥の信号を右折し県道136号に入ります。
県道136号に入って1.6kmで山城の里が左に見えてきますが、このまま藤和方面にまっすぐ進みます。
しばらく走ると藤和と三波の分岐がありますが、藤和方面に進みます。
ここは右に急カーブとなっていてカーブを過ぎてからは道幅も狭くなっているので注意してください。
先程の標識以降、藤和峠を過ぎるまでは道幅が狭いので対向車とのすれ違いには注意が必要です。
136号に入ってから3.9kmの地点には夏谷の名水が湧いています。
ここの湧水は美味しいので、時間が許せば汲んで行ってコーヒーでも作り、夜明けを待つのも粋です。
136号に入ってから4.6kmで藤和峠に着きます。正確には峠の少し手前の展望スペースと言ったところです。
詰めて停めれば4台駐車可能です。
車を降りてすぐ竹田城を展望することができます。5~6人は撮影可能です。
標高は竹田城よりも高いです。雲海シーズンの10~11月は竹田城から左に約20°オフセットした位置から太陽が昇ります。
この駐車スペースに入れない場合はすぐ上の峠付近にも駐車スペースがあります。
藤和の集落の人に迷惑がかからないように無理な路駐は避けてください。また雲海シーズンは毎朝5時半前後にパトカーが巡回に来ます。
駐車場の撮影場所に入れなくても、この写真右上の高台からも撮影できます。
駐車場から少し上に進むとお地蔵さんを祀った小屋が左手に見えてきます。
その向かいが高台への入口です。
振り返るとこのような感じです。
あとは踏み跡沿いに歩いていけば高台の展望スペースに着きます。
展望スペースは下の駐車場よりも広いです。
高台の展望スペースから竹田城を見るとこのような感じになります。
また先程の地蔵小屋脇にも駐車可能な場所がありますが、
入口が危険な状態なので入る時は脱輪等に注意してください。
ここからほんの少し下ったところにも3台程駐車可能なスペースがあります。
どうしても停める場所がなくなってしまったら、さらに下っていくと大きな駐車場があります。
峠から藤和の集落に車で2~3分程行くと将軍杉もあるので帰る前に寄ってみてはいかがでしょうか。
竹田城を東向きに見るため朝焼け雲がなくても、それなりに幻想的でした。