新日本三大夜景に選ばれた絶景「山梨県笛吹川フルーツ公園」〜甲府盆地の夜景・富士山撮影ガイド
山梨県山梨市にある「笛吹川フルーツ公園」は新日本三大夜景と恋人の聖地に選定された夜景の絶景スポットです。
公園内の2つのドームのライトアップ、その背後には甲府盆地の街明かり、遠方には富士山も見えます。
公園内は綺麗に整備されており、夜の撮影も快適です。
フルーツ公園内のシンボルとも言える「わんぱくドーム」と「くだもの工房のドーム」の夜景です。スケルトンのドームが印象的です。
奥には甲府盆地の夜景が広がります。右奥には富士山も見えます。
フルーツ公園上部にある噴水広場の昼間の様子です。
この噴水は(ぶどう噴水)と呼ばれ、夜のライトアップが人気です。
ホテルの前には広場が整備されています。
夜の噴水広場の写真です。
水面が水鏡になり、空を流れる雲が映り込みます。
この日は空に雲があったので、長時間露光で雲が流れて空に表情が出て、さらに明るい月も構図内に入り、幻想的な雰囲気の写真になりました。
今回は明るめ、暗めの2つのレタッチで仕上げてみました。
この写真は明るめのレタッチです。
金属的な艶っぽさを表現しました。
明るくしたことにより、噴水の金属の輝きが増しました。
こちらは暗めのレタッチです。
落ち着いた重厚感のある写真になります。
空に浮かぶ月と噴水のバランスにこだわって構図を決めました。
ここではシンメトリーにこだわりました。
1つが水面に映る噴水。もう一つは3本の噴水の位置・間隔。
上下・左右対象になった噴水の上部の中央に、月を配置しました。
絞りを絞って撮影したので、街灯の光芒が綺麗に出ました。
この日は風が無く、空には雲が流れていました。
空を流れる雲の表情を出すため、さらに水面が鏡のようになることがわかっていたので長時間露光での撮影を行いました。
「撮影時の設定」
ISO:400
SS:42秒
絞り:F8
広角レンズでホテル・噴水・流れる雲を入れてみました。
階段状になっている噴水を前景に入れて、ホテルと空と月をバランスよく配置しました。
雲が放射状に流れていたので、少しカメラを斜めに振って広がりを出してみました。
フルーツ公園の雰囲気を出すために、左奥に甲府盆地の夜景を入れてみました。
ここからは甲府盆地の夜景を入れた写真になります。
広場に印象的な木が2本ありました。
夜景とのバランスを考えながら、街灯が中心に来るように構図を決めました。
木に近づくと街灯が木の上の方になってしまいます。少し後ろに下がって、街灯が木の高さの中心ぐらいになるようにしました。
この広場から見える夜景の大パノラマと、広場の臨場感を両立させてみました。
空を広く入れたことにより、開放的な感じがする写真になりました。
街灯の光は逆光になりますが、この光によって木々の陰影が良くでます。
広場から階段を下って行くと、階段の先に甲府盆地の夜景が見えます。
街灯が蛍光灯なので写真にすると緑っぽくなってしまいます。
花壇が綺麗な場所なので、前景に花壇を配置しました。
フルーツ公園ということががわかるように、左奥にドームを入れてあります。甲府盆地の夜景の奥にはうっすらと富士山が見えます。
公園内には街灯があるので、街灯の光をうまく利用して撮影しました。
広角レンズで階段を前景に持ってきて、奥行き感を出しました。
眼下に広がる夜景と山並みと空を流れる雲の表情が、画面一杯にひろがるように構図を決めて撮影しました。
街灯により手前の公園の景色と奥の夜景がバランスよく写っています。
曲線が美しい階段を前景に持ってきました。
階段の奥に植物があることにより立体感がとても良くでます。
ピントを合わせて撮影したものと、ピントをずらして丸ボケになった街明かりの写真を合成してみました。
フルーツ公園のドームの夜景です。
夢中で撮影していたら空が明るくなってきました。
良く見ると手前に紫陽花が植えられていました。
フルーツ公園より朝焼けの富士山を望む。
日の出前、空を流れる雲が色づきました。
フルーツ公園には花がたくさん咲いています。ヤマボウシ・ツツジ・栗の花。
富士山と一緒に撮影できるフルーツ公園の植物・花
桃から生まれた富士山の郵便ポストがありました。
本物の富士山と一緒に撮影。
バラと富士山。
ホテルにはバラが咲いていました。
桜の木と富士山。
春には美しい桜の花と富士山の写真が撮れそうです。
噴水広場には桜の木が植えられています。
梅と桃と富士山。
りんごの木と富士山。
栗の花と富士山。
赤い花と実と富士山。
花の広場と富士山。
フルーツ公園では多くの種類の果物が育てられています。
花が咲く季節には富士山と一緒の写真が撮れます。
今回の写真にはありませんが、山梨の特産品のぶどうの棚もありました。
甲府盆地編と続く緩やかな斜面で水はけが良い環境なので、果樹栽培に適した地域だと感じ、実りの秋にも訪れてみたいと思いました。