青空へと繫がる赤い絨毯「天空のポピー畑・秩父高原牧場」〜丘を彩るシャーレーポピー
「天空のポピー畑」で知られる秩父高原牧場にポピーの撮影に行ってきました。ここは牧場の丘陵地5haに1,500万本ものポピーが植えられています。
どこまでも続くポピー畑、地平線、青い空という、まるで北海道で撮影したような広大な風景写真が撮れてしまいます。
周囲には秩父の山々が連なり、とても雰囲気の良い場所です。
夕暮れの逆光の中で輝くポピーも素晴らしく、夕暮れ時まで多くのカメラマンがポピーの撮影を楽しんでいました。
天空を彩るポピー畑はシャーレーポピーという品種が植えられています。
見頃は5月中旬から6月上旬となっています。
前年の10月上旬に種を撒いたものが、翌年の初夏に花を咲かせます。
ポピーの時期は大きな臨時駐車場が設けられています。
ここが駐車場の入り口になります。
駐車場は午後4時30分に閉鎖されます。
駐車場はポピー畑の上側から入り、下側から出るという一方通行になっています。
ポピーの駐車場の入り口で観光協力金を支払います。
1名200円となっています。(中学生以下は無料)
写真の手前のテントの右側に向かい、車を停めます。
左手にポピーが見えて感動します。
臨時駐車場の全景です。
係員がどの場所に停めればよいか案内してくれます。
広大な駐車場です。
駐車場からは車道と歩道が分かれているので歩道を歩くようにしましょう。
観光案内や販売のテントが並んでいます。
駐車場から下の出口に向かうときにポピー畑の中を通ります。
歩行者に注意して運転して帰りましょう。
ポピーを眺める斜面にベンチが並んでいます。
ポピー畑を俯瞰することができます。
ポピー畑の上部(テントを抜けたところ)に仮設トイレが用意されています。
高原なので形の良い雲が流れていました。
ポピー畑の一番上から見た風景です。
谷に向かって丘一面がポピーで埋め尽くされています。
歩きやすい遊歩道になっています。
この通路は行き止まりになっているのでポピーを鑑賞したらまたメインの通路に戻ってくる形になります。
ポピー畑の奥に印象的な木があります。
写真撮影のときの副題にすると良いでしょう。
ポピー畑は赤とピンクのポピーが混ざって咲いているのが良くわかります。
ポピー畑の準備から開花までの様子が記載されていました。
花が終わったら種を取り、10月頃に種を撒きます。
翌年の初夏に美しい花を咲かせます。
牧場の中を道路が横切っています。
その横に遊歩道が作られています。
高原を谷に向かって下って行くような形状になっています。
この付近から撮影すると下記のような写真が撮影できます。
流線型のポピー畑が一面に広がります。
奥には秩父の山々の連なりが見えます。
西の空に日が沈み、空を流れる雲が赤く色づいて行きました。
ポピー畑の下側にある遊歩道です。
ここからはポピー畑を見上げる形になります。
下記の写真はこの付近から撮影しました。
遊歩道ぎりぎりまでポピーがあるので、ローアングルで撮影すると空に浮かぶポピーの写真を撮ることができます。
この日は面白い雲が流れており、爽快感のある写真が撮れました。
天空のポピーの代表的な構図です。
どこまでも続くポピー畑と地平線と夏の空が印象的です。
下側の通路を奥に進むとテントと料金所、仮設トイレがあります。こちらは団体のバスの入り口のようでした。
写真の奥まで遊歩道が続いています。
下記がこの付近から撮影した写真です。
空とポピー畑の境界線が斜めになります。
先ほどの写真とは違う印象になります。
ここもポピーとの距離が近いので、青空に向かって咲くポピーを大きく入れることができます。
ポピー畑の下部の一番奥です。ここで遊歩道は終わりです。
駐車場は左上の林の裏辺りになります。
つづら折りの道路が見えます。高低差がかなりある撮影地であることがわかります。
駐車場に戻る間に夕暮れになってきました。
逆光で花びらが透けて立体的なポピーの写真になりました。
ポピーの茎やつぼみの産毛のようなものが西陽で光り輝いていました。
夕暮れ時のポピー畑です。
夕暮れも多くのカメラマンが並んで撮影していました。
半日ほどの滞在でしたがバリエーションに富んだ撮影ができる良い撮影スポットでした。
山間部なので霧が出たりしたときには、良い作品が撮れそうな気がします。
ポピー畑の遊歩道を歩いても距離は長くないので、それほど疲れません。
刻々と雲の表情が変わるので、雲待ちをしている間も楽しかったです。
秩父の「美の山公園」側からでも「小川町(熊谷)」側からでも、比較的道路は綺麗です。