日本さくら名所100選に選定「臥竜公園」撮影ガイド。〜桜花爛漫。舞い散る桜吹雪と水面に浮かぶ花いかだ。
長野県須坂市臥竜にある「臥竜公園」は、日本さくら名所100選に選ばれています。公園内に植えられている約800本のソメイヨシノや枝垂桜が一斉に咲き誇ります。
竜ヶ池を包み込むように植えられた桜並木が見事で、春には多くの観光客で賑わいます。
桜の数が多いので桜吹雪、池の水面を埋め尽くす花いかだを楽しむことができます。
一本桜・古桜で有名な「高山五大桜」で有名な高山村の隣になります。
【人気撮影ポイント】
竜ヶ池の南側。奥へと続く桜並木と、水面に映る橋を撮影できます。
風がなく水面が穏やかな時は、シンメトリーに。
竜ヶ池には赤が印象的な弁天橋があり、池に浮かぶ弁天島に渡ることができます。
青空の色を映し出す水面が印象的。
大胆に竜ヶ池へと迫り出す桜の枝。満開の桜が重そうです。
不思議なことに水面に触れない位置にとどまっています。
水面感知センサーがあるのかも。
水面に手を伸ばすような枝垂桜の枝先が美しいです。
桜が散る頃、水面に落ちた花びらが水流に乗って岸にたどり着きます。
風が吹くと、水の流れが変化し水面を移動し始めます。
【人気撮影ポイント】
竜ヶ池の南側には、臥竜山から流れ出る小さな滝があり、常に水の流れがある場所になっています。
岸に溜まった桜の花びらに動きがあり、NDフィルターを使ってスローシャッター撮影をすると、水面を流れているような写真を撮ることができます。(日中はND100などの減光効果の大きいものがオススメ。早朝・夕方の暗いときの方が良いでしょう)
ND100とND16を重ねて水面を流れる花いかだを長秒撮影。
桜で対岸が見えないほどです。
対岸にはボート乗り場とお店があります。
「臥竜公園」は枝垂桜とソメイヨシノの両方を楽しめるのが特徴になっています。
竜ヶ池の周りには、幅が広い遊歩道が整備されています。
人が多い時でも三脚を使用して撮影することができます。
所々にベンチがあるので、のんびりと休むこともできます。
花見客が多い場所ですが、何故か落ち着いて撮影を楽しめる場所です。
一部分を切り取って本格的な風景写真を撮っても良し、屋台やボートなどを入れてスナップ的な写真を撮っても良し。
お店・屋台は何軒あるのでしょうか?
かなりの数のお店があります。
撮影スポットとして「臥竜公園」は知っていましたが、こんなに観光地だとは知りませんでした。
黒いおでん、団子が名物だそうです。
【人気撮影ポイント】
竜ヶ池の東側からは、池と桜並木越しに残雪の山々を望むことができます。
左が黒姫山、右が妙高山。
良く晴れた日には、北アルプスや北信五岳がみえます。
ボート乗り場も芸術的になっています。
ここは桜が近いのでボート遊びに最適でしょう。
水面から眺める桜は、陸から眺める桜とは違った景色になることでしょう。
こんなところにボートが泊めてあったら、乗りたくなってしまいますよね。
歩くのに疲れたら、気に入った桜の枝を見つけ、風が吹くのを待つのも良し。
しばらく待っていたら桜吹雪の写真を撮ることができました。
「臥竜公園」は背後に臥竜山があり、周囲には須坂市動物園、テニスコート、野球場などがあります。すぐ近くには百々川が流れています。
帰りに野球場の方を歩いていると、凄い桜吹雪に出会うことができました。
風が吹いたときには目の前が花びらで埋まります。