紅葉が綺麗過ぎる!日光三名瀑「霧降の滝」
日光周辺は名瀑が多いですが、その中でも紅葉時期に絶景となる「霧降の滝」の紹介です。
滝を囲むような山一面の紅葉は必見です。
「霧降の滝」遊歩道
霧降の滝の駐車場は公衆トイレがあります。
駐車場の周りにはお土産屋とレストランがあり、観光滝の雰囲気になっています。
遊歩道の入口には「霧降の滝入口」という大きな案内があります。
左側の森の中にはレストランがあります。
遊歩道は綺麗に整備された石畳でスタートします。
霧降高原は「霧降の滝園地」と呼ばれていて、6月下旬から7月下旬のニッコウキスゲの群落が有名です。
霧降の滝は落差85mの2段滝。一段目はダイナミックに飛沫を上げ、二段目は40mの落差を滑り落ちます。
途中に当たる飛沫が霧のようになるので「霧降の滝」と命名されました。
遊歩道は5分、340mです。
観瀑台から「霧降の滝」を一望できます。
昔は遊歩道入口の「霧降の滝レストハウス・山のレストラン」裏手から滝壺に降りる道があったようですが、現在は閉鎖されています。
今も滝壺への道の入口は残っていますが、立入り禁止になっていました。
少し歩くと「霧降の滝観瀑台」270メートルという案内板が出てきます。
道なりに進みます。
傾斜のあるところは階段と手すりが作られています。
観光滝なのでラフな服装や靴でも観瀑台までアクセスできます。
短い距離ですが、森林浴を楽しむことができます。
森の中の雰囲気も良いです。
あっという間に観瀑台に着いてしまいました。
展望スペースは3段に分かれています。
展望スペースの上側2段は前の木の間から覗いてみる感じになり、一番下の段からは滝全体が見えます。
雨で濡れていると滑るので気をつけましょう。
展望台の一番下の段から展望台の入口を見ています。
まあまあ広めのスペースですが滝を一望できる場所は2~3人分です。
手前の木々の枝が伸びてきているので、高い位置から撮影しないと滝が良いバランスになりません。
土日は混んでいそうですが、平日はポツリポツリと人が来る程度で、ゆっくりと撮影することができました。
燃える山々と「霧降の滝」
観瀑台に着くと、紅葉に染まる山の斜面と「霧降の滝」が目に映ります。
地形と滝の形のバランスが良すぎます。
直瀑では無いので滝の表情が出て、味のある写真になります。
滝の上部は木々に隠れて見えにくいのですが、望遠レンズで撮影してみると、とても美しい姿を見せて売れます。
滝の右手前に赤い葉の一本の大きな木があり、白い滝とのコントラストが美しいです。
左側にも赤・黄色・黄緑の葉がバランスよく配置されています。
シャッタースピードを変えながら滝の表情を自分の理想に近づけます。
遠望なので構図は限られますが、望遠レンズを使えば何パターンもの作品を撮ることができます。
滝の位置、紅葉の色のバランスを見ながら構図を考えるのが楽しい撮影ポイントです。
下段の滝の流れは1つの滝として見ても素晴らしいものがあります。
右上からの流れが下の方で角度を変えて広がります。