青い海が美しい!西伊豆の富士山撮影ポイントまとめ
西伊豆は富士山が見える撮影ポイントが数多くあり、空気の澄んだ冬が撮影に向いています。
海と富士山の写真を撮ることができるスポットが多いのが魅力です。
地図は各撮影スポットのページに表示されていますので、そちらをご覧下さい。
迫力の岩と荒々しい海が魅力「千貫門と富士山」
伊豆半島、西伊豆の松崎町にある景勝地です。この近くには「雲見温泉」があります。
曲線の綺麗な海岸線と迫力ある岩。
その奥には富士山が見えます。岩と富士山の大きさのバランスが良い場所です。
ここの撮影は空気の澄んだ冬。夕暮れ時が人気です。風が強く、波が荒い日のほうが海の表情が出て良い写真になります。
撮影場所は「雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場」の奥の斜面に、三脚を立てられるスペースが作ってあります。撮影は有料で数百円程です。
整備されている場所なので危険も無く、初心者でも安心して撮影できる場所になっています。
海と棚田が美しい「石部棚田展望台」
「千貫門」から北東方向に向うと「石部(いしぶ)棚田」があります。
国道136号線(通称:マーガレットライン)から少し入った高台に大きな駐車場と展望台があります。
手前の小高い山々と海、そしてその向こうに富士山が見えます。
望遠レンズで撮影すると、大きな迫力ある富士山を撮ることができます。
この写真を撮影した日は、富士山の中腹に程よく雲が出て、空中に浮いているような富士山になりました。
海岸線側を見ると、斜面に棚田が広がり、海岸線は港町になっています。
V字の谷と棚田、ブルーの海が美しい場所です。
富士山が見える展望台付近から棚田の中を通って国道に出ることができます。
石垣作りの棚田で、茅葺屋根の建物が幾つかあります。
富士山と棚田の写真を一ヶ所で撮影できるお得な場所です。
黄金の岩・プロピライトの「黄金崎」
西伊豆の有名な景勝地です。
国道136号線の「黄金崎クリスタルパーク」付近から海岸線に向って進みます。
海岸線近くには大きな駐車場と遊歩道が整備されています。
ここは「プロピライト」という岩肌が特徴的で、夕日を浴びると岩全体が黄金に輝くことから「黄金崎」と呼ばれるようになりました。
夕日の絶景ポイントでもあります。
黄金に輝く岩肌と海岸線、その奥に富士山が見えます。
海岸線の岬の上に、富士山の中腹から上が顔を出しています。
この日は富士山の上に笠雲が出ていました。
海を挟んだ向こう側に断崖絶壁の岬が見えます。
その奥に雄大な富士山の姿を見ることができます。
青い海と富士山の組み合わせが素晴らしい場所です。
黄金崎周辺は岩が多いので、島と岩と海の撮影を楽しむことができます。
富士山だけでなく、綺麗なブルーの海の写真も撮れるのがいいですね。
打ち付ける波と富士山「井田海岸」
井田海岸は「土肥温泉」から県道17号線で北に向かい、「戸田」を越えたあたりにあります。
海岸線は大きな石がゴロゴロしており、そこに波が当たってはじけます。
海岸線近くに行ってローアングルで写真を撮ると、富士山に波がかかっているような写真を撮ることができます。
富士山が見えていて、波が大きな日がお勧めです。
撮影に集中していると波を被るので要注意です。
この日は天候が崩れ気味でした。富士山の上には笠雲が出ていました。
田んぼアートと富士山です。
展望場から下を見ると、田んぼに「井田」という文字があります。
海岸沿いには「明神池」という池があります。
海を挟んだ対岸には南アルプスの山々が見えています。
沼津湾を挟んで富士山と向き合う「だるま山高原」
西伊豆から修善寺に抜ける道の途中に「達磨山」があります。
ここの峠に「だるま山高原レストハウス」があり、眼下に駿河湾・淡島、そして正面に富士山という大パノラマを楽しむことができます。
駐車場からすぐレストハウスがあり、その奥のスペースから富士山の撮影が可能です。
11月上旬に撮影した写真です。手前の木々の紅葉が夕焼けの富士山と良く似合います。
左の裾野から右上へと雲が流れていました。
レストハウスのテラスです。
レストハウスの営業時間中は、観光客で賑わいます。
西伊豆は南伊豆側から海岸線沿いを走れば、富士山撮影スポットを2日程度で何ヶ所も巡ることができます。
車を停めてすぐ撮影できる場所が多く、あまり歩くこともありません。
冬でも晴れた日は暖かく、春のような陽気です。
寒さが苦手な人にお勧めの撮影ルートです。
静岡県からの富士山撮影スポットとしては
芦ノ湖と雲海と富士山で有名な箱根の「大観山」、箱根から伊豆半島に入る交通の要所「十国峠」、茶畑と雲海が美しい「静岡市清水区吉原」、桜と富士山の撮影ポイントである「龍巌淵」「興徳寺」「岩本山公園」などがあります。